2000.1.23 "アブダビコンバット日本予選" 東京都港区スポーツセンター |
−65kg級決勝 | |||||||
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「阿部裕幸、1ポイントも許さず5戦勝ち抜き」
−78kg級に続く激戦区を制したのは、昨年に続き2年連続でアブダビ本戦を決めた阿部兄こと阿部裕幸。
1.2回戦から落ち着いた試合運びで危なげない展開を繰り広げた。準決勝の相手はプロシューター梅村寛。中盤にタックルを決めた阿部に対して何とか引き込みたい梅村。ところがことごとくタックルをきった阿部が、逃げ切りの判定勝ち。
一方のブロックはK'Z FACTORYの勝田哲夫。小西良徳(SAW)、矢野卓見(烏合会破門会)を撃破し、準決勝でも若林次郎(スポーツ会館)を44秒速攻のスリーパーで沈めての決勝進出となった(左写真)。
前半積極的にタックルを狙う勝田に対して、阿部はスタンドで優位に立つものの、ポイントとはならない。
中盤でタックルに来た勝田にバックを奪われそうなシーンもあった。しかし終盤8分、タックルを仕掛けにいった阿部を振り切った勝田が瞬間的に足を滑らしてしまう。この隙をついて背後に回った阿部が裸締めを決め、タップを奪った。
試合後のコメントで阿部は、「アブダビには必ず行くと宣言していたので、有言実行ができてまずは一安心。あとはこの試合で見つかったたくさんの課題を一つ一つ塗りつぶしていくだけです。これからアブダビ本戦までの一ヶ月はアメリカへ武者修行の旅に出てきます」と本戦に向けての熱意を表した。
五木田勝(木口ワークアウトスタジオ)┐
(4−0) ├┐
大賀幹夫(パレストラ)━━━━━━━┛│
(判定)┣┐
角田健二────────────┐ ┃│
(4−0) ┣━━┛│
梅村寛(アライブアカデミ−)━━┛ │阿部
(0−4)┣┓
大石真丈(K’Zファクトリー)━┓ ┃┃
(4−0) ┣┐ ┃┃
北原暢彦(グレイシ−アカデミ−)┘│ ┃┃
(判定)├┐ ┃┃
中塚靖人(烏合会パンストラ)━━┓┃│ ┃┃
(0−6) ┣┛│ ┃┃
塩沢正人(和術慧舟会)─────┘ │ ┃┃
(0−4)┣━┛┃
植野雄(グレイシ−バッハ)───┐ ┃ ┃
(判定)├┐┃ ┃
正田昭治(東京ボンバイエ)━━━┛│┃ ┃
(チョ−ク)┣┛ ┃
小塚誠司(PSTG大宮)────┐┃ ┃
(0−4) ┣┛ ┃
阿部裕幸(RJWセントラル)━━┛ ┃
┃
(8分41秒チョ−ク)┣阿部裕幸優勝
│
−65Kg級 Bブロック │
小西良徳(SAW)────────┐ │
(3−0) ┣┓ │
勝田哲夫(K’Zファクトリー)┓ ┃┃ │
(4−0) ┣━┛┃ │
実原隆浩───────────┘ ┃ │
┣┓ │
矢野卓見(烏合会破門会)━━━┓ │┃ │
(1分0秒 三角締め) ┣┓ │┃ │
小沢大(IBUW)──────┘┃ │┃ │
├─┘┃ │
原口武一(フリ−ダム無信会)─┐│ ┃ │
(19−0) ├┘ ┃ │
楳沢智治(RJWセントラル)━┛ ┃ │
(44秒 チョークスリーパー)├─┘
五味靖典(K’Zファクトリー)┓ │勝田
(不戦勝) ┣┐ │
柏高久────────────┛│ │
(3分14秒 腕十字)┣──┘
藤村卓也(和術慧舟会岩手支部)┐┃
(3−0) ┣┛
若林次郎(スポ−ツ会館)━━━┛
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レポート:藤間敦子 写真:井原芳徳 |
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