PRIDE GP 2003 決勝戦

2003年11月9日(日) 東京ドーム
第1試合
ゲーリー・グッドリッジ
× ダン・ボビッシュ
3R(10/5/5) 1R 0:18
KO 打撃連打

第2試合 ミドル級GP 準決勝
クイントン“ランペイジ”ジャクソン
× チャック・リデル
2R(10/5) 2R 3:10
TKO タオル投入

第3試合 ミドル級GP 準決勝
× 吉田 秀彦
ヴァンダレイ・シウバ
2R(10/5)
判定 3-0
※ 柔術の訓練で袖車の防止策を練ったと戦前に牽制したシウバ。
 その言葉通り吉田の胴衣を使った絞め技をことごとく回避しスタンディングで攻めまくる。
 対する吉田はシウバのパンチにカッとなり得意ではない打撃で応戦してしまう。
 しかし、得意ではない打撃ではあるが地力のあるパンチが確実に数発シウバの顔面をとらえ、
顎をしっかりと引いた姿勢でシウバのパンチを耐える。
 吉田はこの試合が3Rまであると勘違いし勝負を3Rにかけるが、判定で完敗しプロ初黒星を喫してしまう。

第4試合 ミドル級GP リザーブマッチ
ダン・ヘンダーソン
× ムリーロ・ブスタマンチ
3R(10/5/5) 1R 0:53
KO パンチ連打

第5試合
ヒース・ヒーリング
× 山本 宣久
3R(10/5/5) 3R 2:29
チョークスリーパーホールド

第6試合
桜庭 和志
× ケビン・ランデルマン
3R(10/5/5) 3R 3:26
腕ひしぎ十字固め
※ 高い跳躍力を誇りパフォーマンスするためアルティメット・ドンキーコングとあだ名されるランデルマン。
 ドンキーコングと言えば、任天堂のゲームでゴリラの投げる樽をマリオがジャンプでよけて姫を助けるというものだが、
ジャンプするのはマリオでありドンキーコングではないのだ。
 ドンキーコング退治のため入場ゲートに現れたのは日本人のヒーロー・マリオならぬ、マリオに扮した桜庭和志であった。

第7試合 PRIDEヘビー級暫定王者決定戦
× ミルコ・クロコップ
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
3R(10/5/5) 2R 1:45
腕ひしぎ十字固め
※ PRIDEヘビー級王者であるエメリヤーエンコ・ヒョードルの負傷により、
その代役としてミルコの前に立ちふさがったのはヒョードルを過去最も苦しめたノゲイラ。
 ヒョードルの怪我によりミルコ戦が流れてしまったのは残念なことだが、これはこれでとても素晴らしいカードだ。
 1R、ミルコは作戦通りノゲイラのテイクダウンをできるだけ避け、左ミドル、左ハイでノゲイラを苦しめる。
 しかし2R、明らかに劣勢のノゲイラは開始からすぐミルコからテイクダウンを奪うと場内は割れんばかりの歓声があがり、
勝負はすぐに決し、その歓声はさらに大きいものとなった。
 この、10分間ミルコの打撃を耐えきったノゲイラの、正に「肉を切らせて骨を断つ」という言葉を地で行った闘いは
総合格闘技ベストバウトとして歴史に永遠に残るだろう。
 そして、この瞬間からミルコがK-1からの刺客としてヒール扱いされることもなくなって行った。

第8試合 ミドル級GP 決勝戦
ヴァンダレイ・シウバ
× クイントン“ランペイジ”ジャクソン
2R(10/5) 1R 6:28
TKO レフェリーストップ 打撃連打


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