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(レポ) [全日本キック] 2.28 オランダ:前田尚紀、KO勝利で復活

RISING SUN
2004年2月28日(土) オランダ・ベイレン:ドロンテ・スポーツホール

  情報提供:全日本キックボクシング連盟  【→大会前のカード紹介記事】 【→掲示板スレッド】


58kg契約 3分5R
○前田尚紀(藤原ジム/全日本フェザー級1位)
×モハメッド・ボヤ(オランダ/ブリジム)
3R KO (ハイキック)

 昨年12月7日「藤原祭り」のメインで山本元気に3R KOで敗れ、全日本フェザー級王座を失った前田がオランダで再起戦を行った。対戦相手は、かつてアルバート・クラウスが所属していた、オランダの名門・ブリジムの新鋭モハメッド・ボヤだ。
 セコンドで先輩の“野良犬”小林聡が見守る中、立ち上がりは堅さの残る前田だったが、体が温まった3Rからエンジン全開。右ストレートでダウンを奪うと一気に畳み掛け、最後は秘密兵器のハイキックでボヤをKOに沈めた。初のヨーロッパ遠征で復活を果たした前田の戦績は21戦13勝(9KO)8敗。


ヘビー級 3分5R
×桜木裕司(掣圏会館/掣圏武芸トーナメント王者)
○ヤン・ロムルダー(オランダ)
3R KO (ローキック連打)

 かつては日本のK-1や総合のリングで活躍。現在は開催地ベイレンでジムを主宰、今大会のプロモーターも務めたヤン・ロムルダーが掣圏道のエース桜木を迎え、一夜限りの復活を果たす注目のメインイベント。
 初回から飛ばしたロムルダーは鋭い蹴りで桜木を圧倒。3R、胴回し回転蹴りなどの大技で起死回生を狙う桜木に対し、真っ向からの打ち合いを演じ、最後はローキック連打でKO勝利。最高の形で主催大会を締めくくった。


 同大会には、02年7月21日・後楽園大会で安部康博に勝利したこともある、オランダ・メジロジムで修行中のアメリカ人、スコット・ライティーも出場。4選手参加のヘビー級ワンデートーナメントで、見事優勝を飾った。

Last Update : 03/02

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