[ケージフォース] 6.9 ディファ:朴光哲「負けたら格闘技人生終わる」
GCM "CAGE FORCE(ケージフォース)03" 2007年6月9日(土) ディファ有明 【→カード&チケット】 [→掲示板]
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▼ (6/6 up) ライト級トーナメント準々決勝でチーム・クエストのデビッド・ガードナーと対戦する朴光哲、ウェルター級のワンマッチでCMA KOREAのホン・ジュピョと対戦する菊地昭の2選手が6日、所属先である東京・白金のKILLER BEEにて公開練習を行った。 試合4日前ということもあり、見せた動きはボクシングと寝技各1Rの軽めの内容。とはいえ動きの硬さは無くスムーズで、試合に向けての調整が順調であることをうかがわせた。
両選手ともケージ&肘有りのCAGE FORCEは今回が2戦目。ケージ対策を積むうち、朴は「リングのほうがやりにくい感じがするようになった」と話す。前回多様した肘についても「スパーリングでは思いっきり打てないから、想像力が大事になる」「肘を打ち込みすぎると、寝技の巧い相手だとバックに回られてしまう」等と語っており、よりCAGE FORCEの舞台に順応した動きを見せてくれそうだ。 一方の菊地は「リングとは違う中での感触とかを確かめたい」と話すが、9月に予定されるウェルター級トーナメント準決勝の吉田善行戦に向けての調整試合のつもりは無い。吉田戦のことは今は意識せず「とりあえず、次の試合を絶対に落とさないようにする」気構えだ。 その話を横で聞いた朴も「浮ついていたら負ける。負けたら俺の格闘技人生は終わるぐらいに考えている。自分は華があるタイプじゃないし叩き上げだからチャンスは多く無い。何としても勝ちに行きたい」と話した。技術はもちろん、その支柱となる集中力や負けん気といったハートを、二人が試合の瞬間瞬間でどう発揮するかにも注目して欲しい。(井原芳徳)
菊地昭×ホン・ジュピョほか追加
▼ (6/4 up) 本戦追加4試合が決まり、全カードが揃った。
[ウェルター級] 菊地 昭(KILLER BEE) vs. ホン・ジュピョ(韓国) [ライト級] ドナルド・カウボーイ・セローン(米国) vs. 金原泰義(クラウド) [ライト級] 星野勇二(慧舟會) vs. キム・ジョンマン(韓国) [ミドル級] 久松勇二(慧舟會) vs. 佐藤豪則(フリー)
ジュピョは06年7月にジョン・フランソワ・レノグと引分け、10月に北岡悟に一本負けしている選手。 セローン(Donald Cerrone)は総合6戦全て一本勝ちの極めの強い選手。うち5試合はWWCNに新加盟したリング・オブ・ファイヤーでのもので、いずれも1Rで決着をつけている。 ジョンマンは04年の韓国ネオファイトミドル級トーナメント準優勝。05年11月のHERO'S韓国大会では一階級下の山本篤にTKO勝ちしている。 さらに16:00開場直後の16:10開始予定で、「プレリミナリー・ファイト」を実施する。プレリミナリーとは準備・予備・予選といった意味の英語で、多くの選手に金網で戦う機会を与えることがこのファイトの目的だ。顔面肘打ち禁止のルールで、次の2試合が決定している。
[フェザー級] 山中 剛(慧舟會) vs. 小松純二(GOKITA GYM) [ウェルター級] 井上誠午(慧舟會) vs. 高橋良明(パラエストラ八王子)
美木「ウマハノフは僕が止める」
▼ (5/9 up) CAGE FORCEライト級(約70.3kg)王座決定トーナメント準々決勝4試合に出場する美木航、光岡映二、朴光哲の3選手が9日、東京・銀座のGCMでの記者会見に出席し、試合に向けての意気込みを語った。5/27ディファ大会で行われるCAGE FORCEウェルター級(約77.1kg)王座決定トーナメント準々決勝に出場する石毛大蔵も会見に出席した(※石毛のコメントは5/27大会のニュース参照) ライト級トーナメントは2月の米子大会で開幕し、美木が金原泰義を、タクミが福本よう一を撃破。3月のディファ大会で一回戦の残り5試合が行われ、光岡、朴、ウマハノフ・アルトゥール、鹿又智成、高橋渉が勝ち上がった。 残り1枠はシードで、某日本人選手にオファーが出されたが、交渉が成立せず、チーム・クエストから初来日のデビッド・ガードナー(David Gardner)の参戦が決まった。ガードナーは総合13戦9勝4敗の30歳。シャードッグのデータを見ると、バスケス、アウレリオ、ジョシュ・ニアーには負けているが、クレメンティ、ライアン・シュルツには勝っており、あなどれない実績を残している。 今回このガードナーを迎え撃つのは朴。「ガードナーは写真しか見ていない。顔は普通の顔ですね。実績的に中の上ぐらいで、俺と同じぐらいだと思う」と評していた。
日本で4連勝と猛威を振るう元ロシア軍特殊部隊の強者・ウマハノフと準々決勝で激突することになった美木は「彼にマスコミのみなさんが騒ぐような幻想は無い。トーナメントの他の選手の方が強いと思う」とバッサリ。「ウマハノフ対策で2月の試合の後からずっとやってきたことが完成しつつある。相手に合わせず、横から横から攻めていく」「ウマハノフは僕が止める」と力強く宣言した。 対するウマハノフはSKアブソリュートを通じ「前回は連戦の影響でメンタル的に万全ではなかった。今回は相手の特徴を出させずKOする」等とのコメントを発表している。
光岡は「試合の日の6月9日は“ロックの日”なのでアグレッシブに行きます」と明るく抱負。準々決勝で対戦するベテランのタクミは「泥臭い言い方ですが、根性勝ちしたい」といったコメントを発表したが、光岡は今回の試合はドロドロの展開にはしたくない考えで、「行くところは行き、息の根を止めます」と意気込んだ。ここ最近の試合で成功率の高いフロントネックロックを極め、文字通り“ロックの日”としたいところだろう。
トーナメント残り1試合の組合せは鹿又×高橋。両者は欠席したが主催者を通じコメントを発表。鹿又は秒殺勝利で突破した一回戦を「次に繋がった事以外は喜べる内容とは言えませんでした」とクールに捉えており、「今は寝ても覚めても四六時中、高橋選手のことしか考えていません」といい、熱い気持ちを維持できているようだ。高橋は師匠の桜庭和志と共にブラジルのシュートボクセで修行中。「スパーリング中心で悪かったところをイメージしながらやっています」といい、修行の成果発揮が期待される。
他にもウェルター級トーナメント準決勝進出を果たし、9月以降の次戦まで余裕のある“寝技大魔神”菊地昭も今大会に出場を志願。相手と残りワンマッチのカードは後日発表される。(井原芳徳)
GCMコミュニケーション "CAGE FORCE 03" 2007年6月9日(土) 東京・ディファ有明 開場・16:00 プレリミナリー・ファイト開始予定・16:10 開始・17:00
第8試合 CAGE FORCEライト級王座決定トーナメント準々決勝 5分3R 朴 光哲(KILLER BEE/修斗ウェルター級(70kg)環太平洋8位・元王者) デビッド・ガードナー(アメリカ/チーム・クエスト・サウス)
第7試合 CAGE FORCEライト級王座決定トーナメント準々決勝 5分3R タクミ(パラエストラ大阪/元KOTC世界ライト級王者) 光岡映二(和術慧舟會RJW)
第6試合 CAGE FORCEライト級王座決定トーナメント準々決勝 5分3R ウマハノフ・アルトゥール(ロシア/SKアブソリュート・ロシア/パンクラス・ライト級(69kg)1位) 美木 航(和術慧舟會RJW)
第5試合 CAGE FORCEライト級王座決定トーナメント準々決勝 5分3R 高橋 渉(フリー) 鹿又智成(パラエストラ八王子/ケージウォリアーズ・ライト級トーナメント優勝)
第4試合 ウェルター級 5分3R 菊地 昭(KILLER BEE/修斗ミドル級(76kg)世界3位・前王者) ホン・ジュピョ(韓国/CMA KOREA)
第3試合 ライト級 5分3R ドナルド・カウボーイ・セローン(アメリカ/ジャクソンズMMA) 金原泰義(チームクラウド)
第2試合 ライト級 5分2R 星野勇二(和術慧舟會GODS) キム・ジョンマン(韓国/CMA KTT)
第1試合 ミドル級 5分2R 久松勇二(和術慧舟會TIGER PLACE) 佐藤豪則(フリー)
◆プレリミナリー・ファイト (顔面肘打ち禁止)
フェザー級 5分2R 山中 剛(和術慧舟會東京本部) 小松純二(GOKITA GYM)
ウェルター級 5分2R 井上誠午(和術慧舟會GODS) 高橋良明(パラエストラ八王子)
◆チケット料金 SRS:¥16,000(大会パンフレット付き) RS:¥10,000 S:¥7,000 A:¥5,000 ※当日券は¥500増し。16:00から当日券売り場にて販売。
◆チケット発売場所 チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード594-740) ファミリーマート(ファミポート) 書泉ブックマート 03-3294-0011 後楽園ホール 03-5800-9999 大山アメリカン 03-3692-6443
◆お問い合わせ GCMコミュニケーション TEL 03-3538-5801
Last Update : 06/06 23:05
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