[PRIDE GP] 7.1 埼玉：ジョシュ、腹筋誇示｜中尾“KISS”芳広に改名

DSE "PRIDE無差別級GP 2006 2nd ROUND" 7月1日(土) さいたま　【→カード＆チケット】　[→掲示板]

▼ (6/28 up) 無差別級GP 2回戦に出場するジョシュ・バーネットが27日来日し、翌日都内でマスコミの囲み取材に応じた。
　前回、前々回の試合前同様、ジョシュはアナハイムで高地トレーニングを敢行。7月のWFAに向け調整中のクイントン・ジャクソンともスパーリングで汗を流した。現在の体重は114kg。「藤井惠と6パック（腹筋）コンテストをやっていて負けられない」といい、だいぶ絞られて来た腹筋を誇示した。
　藤田和之と対戦するヴァンダレイ・シウバも記者会見したが、今日来日したばかりのせいか、ややお疲れの様子。来日すぐパスタを大量に食べて、体重は98kgぐらいだという。ヘビー級対策として特別な準備はしなかったといい、藤田に対しては「最強の選手の一人」と敬意を表していた。

中尾、「中尾“KISS”芳広」に改名

　中尾芳広が「中尾“KISS”芳広」のリングネームを使用することになった。中尾は昨年大晦日のDynamite!!で、試合直前に対戦相手のヒーリングにキスをし、ヒーリングに殴られ試合続行不可能となったいきさつがある。後日HERO'S審判団から「反則」と宣告された行為を、大胆にもリングネームに取入れた。PRIDE公式サイトの記事によると、名付け親は中尾のトレーニング・パートナーである矢野卓見。「俺がお前の凄いリングネームを考えてあげたよ。山本“KID”徳郁に対抗して、中尾“KISS”芳広でどうだ？」と言い出したのがきっかけだという。（井原芳徳）

ミルコ×吉田がメイン。前半戦の最後は中村

▼ (6/26 up) 試合順が下記一覧のとおり決定した。無差別級GPの希望カードアンケート1位の吉田秀彦 vs. ミルコ・クロコップがメインに。大会後半にGP 4試合がまとめて行われる。前半のワンマッチの最後には中村和裕 vs. エヴァンゲリスタ・サイボーグが据えられた。

ホジェリオ×アリスター他3試合追加

▼ (6/22 up) ワンマッチ3試合が追加され、全カードが揃った。

　ミドル級・アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ vs. アリスター・オーフレイム
　ヘビー級・中尾芳広 vs. イ・ウンス（韓国／CMA KOREA）
　ヘビー級・エジソン・ドラゴ（ブラジル／BTT） vs. パウエル・ナツラ

　無差別級GPは一回戦で敗退したアリスターは、本来のミドル級に戻り、05年2月のPRIDE.29で判定負けを喫した相手・ノゲイラ弟へのリベンジを目指す。
　ウンスは韓国のスピリットMC第2代ヘビー級王者の24歳。ドラゴ（Edson Drago）はアマボクシング32勝27KOのストライカーで、総合で強豪との対戦経験は無いものの、9戦無敗の好成績を残している。

“キス騒動”の中尾芳広参戦。中村が不快感

▼ (6/15 up) ワンマッチのカードとして中村和裕 vs. エヴァンゲリスタ・サイボーグ、高橋義生 vs. ビクトー・ベウフォートの2試合と、HERO'Sで活躍していた中尾芳広のPRIDE初参戦が発表された。

　レスリングで天皇杯を制したこともある中尾は、日本レスリング協会の福田富昭会長の仲介によりPRIDEに参戦。福田会長はコメントを発表し、中尾に「レスリング代表として頑張って欲しい」とエールを送る。中尾とHERO'S側との契約は切れており問題は無いという。
　東京・青山のDSE事務所での会見に出席した中尾は「PRIDEには僕の眠っている何かを引き出すものがある。かっこいい選手とやりたい」等と、昨年大晦日のDynamite!!のヒーリング戦での“キス騒動”をネタにするような発言。榊原信行DSE代表も「キスをしてみたくなる相手を用意する」と冗談半分にコメントする。

　そんな中尾に「ふざけている。腹が立つ」と不快感を示したのは中村。フジテレビの契約解除騒動を受け、中村は「PRIDEのスタッフへ恩返しするつもりで頑張る」といつも以上に気合いが入っている。中尾に関して「PRIDEは厳しい。覚悟して欲しい」と話す。
　それを聞いた中尾は「K-1にはK-1の厳しさがあるし、PRIDEにはPRIDEの厳しさがあるのもわかっている」と反論。「“PRIDEといえば中尾”と言われたい」とも話し、頂点を目指す気持ちは本気だ。HERO'S時代から追いかけていた同じレスリング出身の藤田和之がPRIDEに転向したことも、中尾の転向の大きな理由の一つ。“キス騒動”の影響で「今も首の調子は良くない」が、4月から練習再開しており、PRIDEで大成するための準備は着実に進めている。

　中村の相手・サイボーグもPRIDE初参戦。これまでパンクラスに参戦し、04年11月には近藤有己に判定負けしている。今年2月にはイギリスのケージレイジでメルビン・マンホーフの持つタイトルに挑戦し2R KO負けを喫したが、一進一退の殴り合いを繰り広げ、関係者の評価は高かった。同門のヴァンダレイ・シウバを彷彿とさせるスキンヘッドのいかつい風貌もインパクト大の選手だ。
　ベウフォートは昨年4月のPRIDEミドル級GP開幕戦でアリスターに敗れて以来のPRIDE。6/9にはカリフォルニアのストライクフォースという大会でアリスターに3R 判定で敗れ返り討ちに遭ったばかりで、1ヶ月空けずに連戦する。対する高橋は2月のPRIDE.29のボブチャンチン戦でKO負けして以来のPRIDE出場。主催者を通じ「特に言うことは無い。ただ殴り合いをするだけです」とのみコメントを発表している。

日本レスリング協会、今後もPRIDEを支援

　フジテレビの契約解除騒動に関し、レスリング協会の福田会長は今後もPRIDEをバックアップすると約束。「今まで以上に世界のレスリングの強豪をPRIDEに送り込む」等とコメントを発表した。
　8日の釈明会見以降、DSEには榊原代表宛に毎日10通近くの激励の手紙が届いているという。情勢の変化は「特には無い」と榊原代表は話し、スカイパーフェクTVのPPV中継については「やってくれると信じている」、他の民放局での放映は「捏造記事が流れている以上、他局の手が上がりにくいのも仕方がない」と述べた。
　前回の会見翌日からアメリカに渡り、10/21のラスベガス大会に向けての準備を進めるとともに、今回の件を現地の関係者に説明。日本とは対照的にアメリカでの環境は良い状態を維持できているようで、「日本にいられなくなったらアメリカでやります」と冗談めかして語る場面もあった。（井原芳徳）
　

吉田×ミルコ、藤田×シウバほか決定

▼ (6/9 up) 無差別級GPの二回戦の組合せが決定した。

　吉田秀彦 vs. ミルコ・クロコップ
　藤田和之 vs. ヴァンダレイ・シウバ
　アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs. ファブリシオ・ヴェウドゥム
　ジョシュ・バーネット vs. マーク・ハント

　公式サイトのアンケートでは、1位・吉田×ミルコ、2位・藤田×シウバ、3位・藤田×ハント、4位・ノゲイラ×ヴェウドゥム、5位・ジョシュ×ハント。1位と2位は僅差で、合わせて全体の7〜8割を占めた。
　東京プリンスホテルで開かれた8日のカード発表記者会見は、フジテレビの契約解除に関するDSE側の説明会見とセットで開催された。ファンにも公開され、1位と2位の2試合が発表された時には大歓声がわき起こった。
　この会見のためにわざわざアメリカから帰国した藤田は「今回は一段と気持ちを込めて戦うだけです」「シウバはコンプリート」「互いに引かないシンプルな戦いになる」とコメント。吉田は「ミルコは非常に強い相手。ファンの期待に応える試合をしたい。もっとPRIDEを盛り上げたい」「一発に警戒する」「僕には一発で倒れない強い気持ちがある。激しい試合をしたい」と話した。
　主催者側はシウバとミルコのコメントを代読した。シウバは「誰とでも戦う。いつもどおり激しい試合をする。藤田は日本人で一番強く、パワーとハートが凄い。ファンのために勝利したい」等と抱負。ミルコは「フジテレビの決断が信じられない。世界中どこに行っても見られない最高峰の試合を見せる。素晴らしい連続ドラマを放映しなかったことを後悔させる」とフジの放映中止問題を強く意識。「彼（吉田）のような素晴らしい選手と戦えて光栄。サッカーのワールドカップで日本とクロアチアが戦う2週間後、私たちのどちらかがその借りを返すための戦いをすることになる」ともコメントした。
　ノゲイラ×ヴェウドゥムは柔術強豪同士の激突。ヴェウドゥムがノゲイラの打撃にどれだけ対応できるかが一つのポイントとなりそうだ。ジョシュ×ハントは大型選手同士の激突。打撃ではハント、寝技ではジョシュが優位だが、どちらも防御を心得ており、極端な差は無い。体力勝負の終盤戦の集中力の差が勝敗を分けそうな気がする。（井原芳徳）

ヒョードル欠場。代役はヴァンダレイ

▼ (5/18 up) 無差別級GP二回戦にシード出場を予定していたエメリヤーエンコ・ヒョードルは右拳が完治せず欠場し、代わってヴァンダレイ・シウバが二回戦に主催者推薦選手として出場する。
　榊原信行DSE代表は18日、都内事務所で会見。ヒョードルは拳に入れたプレートを外せるのが早くても6月上旬で、ロシアの医師が7月大会に間に合わないと判断したという。ヒョードルは「日本のファンに申し訳ない」等とコメントを発表。復帰の予定は9月10日の決勝大会のワンマッチか10月後半に開催予定のアメリカ大会で、大みそかにGP優勝者とヘビー級タイトルを賭けて戦うことを本人が希望しているという。
　この変更に伴い、DSEでは公式サイト（ネットと携帯端末）にて組み合わせの希望をファンに聞くアンケートを再度実施する。なお、ヒョードル欠場発表前に締め切ったアンケートでの順位は、1位・吉田×ミルコ、2位・ジョシュ×ヒョードル、3位・ジョシュ×ノゲイラ、4位・藤田×ハント、5位・ハント×ヒョードル、6位・ノゲイラ×ヴェウドゥムだったという。10万票近く集まり、1位の吉田×ミルコが2万強で、2位の約9000票を大きく突き放す人気。この変更が再投票にどう影響するか？　締切は5/22(月)。DSEは組み合わせをチケット一般発売前の来週中に発表し、ワンマッチも4試合ほど組む予定だ。（井原芳徳）

無差別級GP二回戦8選手揃う

▼ (5/6 up) 5月5日に大阪ドームでPRIDE無差別級グランプリ2006が開幕し、一回戦7試合が行われた。無差別級というコンセプトだが、残った7人はみなヘビー級。シードのエメリヤーエンコ・ヒョードルを加えた8名により、二回戦4試合が行われる。ヒョードルはまだ右の拳に入れたプレートを外していないため、回復具合によっては欠場もありうる。組合せはファン投票等を参考にDSEが決定する。

ドリームステージエンターテインメント "PRIDE無差別級グランプリ2006 2nd ROUND"
2006年7月1日(土) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ
（JR京浜東北・高崎・宇都宮線「さいたま新都心」徒歩すぐ／埼京線「北与野」徒歩7分）
開場・14:00　開始・16:00　（スカパー！「パーフェクトチョイス」にてPPV生中継）

◆無差別級GP二回戦

第9試合　1R10分・2-3R5分
吉田秀彦（日本／吉田道場）
ミルコ・クロコップ（クロアチア／チーム・クロコップ）

第8試合　1R10分・2-3R5分
マーク・ハント（ニュージーランド／オシアナ・スーパーファイタージム）
ジョシュ・バーネット（アメリカ／AMCパンクレイション／パンクラス無差別級王者）

第7試合　1R10分・2-3R5分
藤田和之（日本／フリー）
ヴァンダレイ・シウバ（ブラジル／シュートボクセ・アカデミー／PRIDEミドル級王者）

第6試合　1R10分・2-3R5分
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ（ブラジル／ブラジリアン・トップチーム）
ファブリシオ・ヴェウドゥム（ブラジル／チーム・クロコップ）

◆ワンマッチ

第5試合　ミドル級　1R10分・2-3R5分
中村和裕（日本／吉田道場）
エヴァンゲリスタ・サイボーグ（ブラジル／シュートボクセ・アカデミー）

第4試合　ミドル級　1R10分・2-3R5分
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ（ブラジル／ブラジリアン・トップチーム）
アリスター・オーフレイム（オランダ／ゴールデン・グローリー）

第3試合　ミドル級　1R10分・2-3R5分
高橋義生（日本／パンクラス）
ビクトー・ベウフォート（ブラジル／フリー）

第2試合　ヘビー級　1R10分・2-3R5分
中尾“KISS”芳広（日本／フリー）
イ・ウンス（韓国／CMA KOREA）

第1試合　ヘビー級　1R10分・2-3R5分
エジソン・ドラゴ（ブラジル／ブラジリアン・トップチーム）
パウエル・ナツラ（ポーランド／高田道場）


◆入場料金（全席指定・消費税込み）
ＶＩＰ 100,000円（ビップ　専用入場ゲート、グッズ付き）
ＲＲＳ 30,000円（ロイヤルリングサイド）
スタンドＳ 17,000円
スタンドＡ 7,000円
※決勝戦との2大会セットチケットも発売。詳細はPRIDEオフィシャルサイト内のページ参照

◆券売スケジュール
ファンクラブ先行　5月8日(月)〜5月12日(金)
オフィシャルサイト会員先行　5月12日（金）10:00〜24:00
オフィシャル携帯サイト先行　5月13日（土）10:00〜24:00
特別先行電話予約　5月14日（日）10:00〜18:00
オフィシャルサイト先行　5月14日（日）18:00〜5月15日（月）12:00
一斉発売　5月28日（日）10:00〜

◆チケット販売所
イープラス　http://eee.eplus.co.jp/battle/（パソコン＆携帯）
ドリームステージエンターテインメント　03-5464-1531
PRIDEオフィシャルサイト（携帯端末オフィシャルサイト）
チケットぴあ　0570-02-9999　0570-02-9977（スポーツ専用）　0570-02-9966
ローソンチケット　0570-063-003　0570-000-403
CNプレイガイド　0570-08-9999
楽天チケット　http://ticket.rakuten.co.jp/
TicketDoor　http://ticketdoor.jp/
新日本プロモーション
ときめきドットコム
ジェイロック　http://www.j-rock.jp/
（以下店頭販売のみ）
サンクス
レッスル池袋店　03-3989-0056
書泉ブックマート　03-3294-0011
フィットネスショップ格闘技　03-3265-4646
チケット＆トラベルT-1　03-5275-2778
後楽園ホール　03-5800-9999
BCG　03-3560-7911
さいたまスーパーアリーナ　048-600-3037
相鉄ジョイナスプレイガイド　045-319-2456
公武堂　052-241-2511
バックドロップ　03-3255-8701
バトルロイヤル　03-3556-3223

◆お問い合わせ：ドリームステージエンターテインメント　TEL：03-5464-1531

Last Update : 06/28 19:26