BoutReview
記事検索 by Google

[シュートボクシング] 11.25 後楽園:サワー&宍戸がKO量産宣言

シュートボクシング "20th Anniversary Series" 11月25日(金) 後楽園ホール 【→カード&チケット】 [→掲示板]

(11/24 up) アンディ・サワーと宍戸大樹が23日、シーザージムにて公開スパーリングを行なった。
 対戦経験があるだけに手の内を知り尽くしており、またお互いスピードと手数が持ち味の両者は、2分1Rという短い時間ながら小気味のいいスパーリングを展開。サワーがパンチ連打とローキックを繰り出せば、宍戸もバックブローを見舞うなど、得意技を出し合う展開となった。
 メインでジャダンバ・ナラントンガラグと対戦するサワーはナラントンガラグに対して「タフで、常に前に出てくるファイター。MAX王者3人に善戦しているのは彼にとってステイタスだと思う」としながらも「自分はMAX王者として、初めて彼をKOした人間になる。自分はもちろん宍戸や土井、緒形も含めて、金曜日の大会はKOナイトになるよ」と力強く宣言した。さらに「大晦日のことは、もちろん頭にある。金曜日の試合を魔裟斗に見に来てもらって、自分の強さを目の当たりにしてほしいね」と挑発してみせた。
 一方の宍戸は、相手のモンゴツ人・バダムガラフ・バルジンニカムについて写真を見た程度だというが「データがない分、気を引き締めて臨みたい。今回はオールスター戦ですし、シーザージム勢でKOを量産します」「1月のオーレ・ローセン戦のような、自分でもビックリするようなインパクトのある勝ち方をしたいです」と語った。
 また、会見に同席したシーザー武志会長は、メイン、セミを張る両者に対して「2人ともSBを代表する選手だけに、問われるのは内容。自分の勝ち方というものを見せ付けてほしい」とメッセージを送った。20周年シリーズの最終戦という大事な大会だけに、SBを引っ張る存在であるサワーと宍戸の“勝ちっぷり”に注目したい。(情報&写真協力:シュートボクシング協会

サワー、魔裟斗に来場提案

(11/19 up) シュートボクシング協会は18日、メインに出場するアンディ・サワーの直前コメントを発表した。

−−久々のSB出場ですが、今の心境を聞かせてください。
サワー「久しぶりに、自分のホームであるシュートボクシングのリングに帰って来くることが出来て凄く嬉しいです。20周年を締めくくる大会で、シュートボクサーとして誇りある試合をするつもりです。」

−−K-1 MAXルールからSBルールへの切り替えは問題ないですか?
サワー「全く問題ないよ(笑)。僕はシュートボクサーですからね。ただ、久々の5ラウンドだし、投げや関節技への対応も簡単ではないですからね。慎重にスタイルを戻してます。」

−−対戦相手のナラントンガラグの印象は?
サワー「あの予測不可能なスタイルは、凄くやりにくいと思います。K-1MAXではアルバート(クラウス)魔裟斗ブアカーオ、過去の全王者と対戦して、誰にもKO負けをしてないですからね。非情にタフな選手という印象があります。」

−−作戦はありますか?
サワー前回の武田戦では、彼がローキックを多用する選手なのでパンチで勝負しましたが、ナラントンガラグに勝つには、キックを有効に使わなければならないですね。しかも、彼は相撲(モンゴル)をやっていたと聞きましたので、投げに対する対策も立てています。まぁ作戦は臨機応変に変えていきます。」

−−この試合に向けて何か特別なトレーニングはしましたか?
サワー「今、スパーリングやミット打ちなどの他に、ダッシュやステップを中心としたサーキットトレーニングと、水泳を取り入れた一日3回の練習をしてます。以前より体力はアップしてますよ。」

−−どんな試合になりますか?
サワー「僕は、ファンの皆さんに喜んでもらいので、いつもと同じようにKOを狙います。それに、年末に魔裟斗が僕とやりたいと言っているんですよね? だったら魔裟斗がKO出来なかったナラントンガラグを今回僕がKOしましょう。是非、魔裟斗に見に来て欲しいですね。僕がチケットを用意しますよ。」

−−宍戸選手もセミファイナルでモンゴルの強豪と対戦します。
サワー「彼は、僕と試合するまで誰にも負けないって言ってるから、来年のS-cupで闘うまでお互い誰にも負けられない。だから今回は、シュートボクシングの力を見せつける為に、二人揃ってKO勝ちしましょう。」

−−ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
サワー「S-cupとK-1の両方のチャンピオンになることが出来たけど、僕はまだまだ発展途上だし、これからもっと面白い試合を提供します。伝説になる為に、今回もKOにこだわってナラントンガラグと闘うので、是非見に来てください。」

菊地・歌川ら新鋭の相手決定

(11/10 up) 次の5試合が追加され、全カードが揃った。全て3Rだが、上の3試合はエキスパートクラス特別ルールとし、肘有りで行われる。

 菊地浩一(寝屋川) vs. 金井健治(ライトニング)
 石川剛司(シーザー) vs. ナグランチューンマーサM16(龍生塾) 
 歌川暁文(スネークピット) vs. 三原日出男(シーザー)
 今井教行(シーザー) vs. 龍鬼神(アクティブJ)
 センカン大和(湘南) vs. クレイジーヒル(バンゲリングベイ)

 “SBの超新星”菊地は4月の大阪大会で龍二に敗れて以来半年ぶりの試合出場。SB日本スーパーフェザー級王者・及川知浩の実弟・ナグランチューンはここ数ヶ月、菊地の師匠・吉鷹弘氏の主催する合同トレーニングにも意欲的に参加し、唯一の課題だったスタミナ難を克服。先月のATSUSHI戦にも計3度のダウンを奪う圧勝を収めるなど、飛躍的な進歩を遂げているという。関西シュートボクサーの逆襲にも注目だ。
 歌川は6月のIKUSA GPでまさかの初戦敗退。先月、再起戦をタイで行い見事KO勝利を収めた。SBマットは3月大会以来の登場となる。

土井&緒形の対戦相手決定

(11/9 up) 緒形健一が湘南ジムのホセイン・キャリミラードの引退試合の相手を務める。キャリミラードは元SB日本ミドル級4位。03年2月には後藤龍治と日本王座を争いKO負け。03年6月にはIKUSAに参戦し、小比類巻貴之に敗れたもののハイキックでダウンを奪い健闘した。一時は「湘南キャリミ」のリングネームを使っていた。
 緒形は今大会欠場予定だったが、キャリミラードの「最後は一番強いと思っている緒形と闘いたい」との思いに応え出場。「シュートボクシングを支えてきた同志だけど、リング上では関係ない。完全KOしか考えていないので、ホセインが失神するまで殴り続ける」と、キラーな発言で自らを奮い立たせる。

土井、タイ人と対戦。「今年の汚れは今年のうちに落とす」

(11/8 up) 土井広之の対戦相手がタイ人のカノクチャイ・クロスフェニックスに決まった。カノクチャイは元ラジャダムナン・ライト級3位の32歳。その名からわかるようにクロスポイント吉祥寺とフェニックスジムのトレーナーでもある。
 今年3度目のムエタイ戦士との対戦となる土井は、「今年落としたのは、気持ちが乗らない状態で挑んだ6月のゲンナロン戦だけ。1月のパジョンスックとの試合も途中で終わってドローになったけど、あれもダメ。借りだなんて思ってないけど、今年の汚れは今年のうちに落とす」と、SB協会を通じてコメントを発表している。ゲンナロン戦の後、土井は一から出直すために世界王座を返上。9月大会で大野崇を下したが、今度の試合で勝たなくては1年を終われない。
 今回は国際戦のため、本来であればルール上両者の合意が無ければ肘による攻撃は認められない。だが、カノクチャイ陣営の強い要求に応え、土井は肘有りを容認。「今更肘が有るとか無いとかそんなヌルイこと言わない。蹴って倒すだけ」とやる気全開モードだ。

宍戸もモンゴル王者と対戦

(11/4 up) 連勝街道をばく進する“新エース”宍戸大樹が、モンゴル人のバダムガラフ・バルジンニカムと対戦することとなった。メインでアンディ・サワーと対戦するジャダンバ・ナラントンガラグとバルジンニカムは同じチーム。サワーと宍戸の試合内容の対比も見物だ。
 バルジンニカムは空手出身でキック転向後はモンゴル・ウェルター級のタイトルを獲得。モンゴル相撲で地区チャンピオンになったこともあるといい、「宍戸のことは知らないが、投げも認められたシュートボクシングなら絶対に俺が勝つよ。俺は力が強いからな、宍戸には首を鍛えておけと伝えてくれ」と、投げに対する絶対の自身を示す。
 モンゴル・キックボクシング連盟は、投げ技を認めた類似競技としてシュートボクシングとも密接な関係にある中国散打と盛んに対抗戦を行っている。モンゴル相撲経験者も多く、投げ技が重要なポイントとなる散打ルールに完全に適応し、そのほとんどで勝利を収め、モンゴル人散打王者も続々誕生しているという。
 だが散打といえば、ここ数年の宍戸にとって唯一ともいえる鬼門。過去3度中国へと渡り、本場の散打に参戦した宍戸の戦績は3戦全敗。パワーに任せた打撃と投げの連続技の前に、宍戸は持ち味を殺されている。その散打選手を次々と破っているモンゴル王者を相手に、宍戸がシリーズ最終戦をどう闘うのか。「次にアンディと闘うまで絶対に負けない」と宣言した宍戸を今、大きなプレッシャーが襲う。

サワー、ナラントンガラグと対戦

(10/27 up) アンディ・サワーの対戦相手が、アンディが制した今年のK-1MAXトーナメントにも出場した、“モンゴルの英雄”ジャダンバ・ナラントンガラグに正式決定した。キック、空手はもとより、国技モンゴル相撲の経験もあるナラントンガラグは、初参戦となるシュートボクシングも「投げ技を使って良いならば、私に怖いものはない」と語り、アンディとの対戦を心から喜んでいるという。

 

シュートボクシング協会 "SHOOT BOXING 20th Anniversary Series 5th"
2005年11月25日(金) 東京・後楽園ホール
開場・17:30 開始・18:00(予定)

◆決定カード

第9試合 メインイベント エキスパートクラスルール 70kg契約 3分5R
アンディ・サワー(オランダ/チーム・サワー/S-cup 2002・2004、K-1MAX 2005王者)
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/モンゴル・プロファイティング協会/モンゴル・ミドル級王者)

第8試合 セミファイナル エキスパートクラスルール 68kg契約 3分5R
宍戸大樹(シーザージム/SB日本ウェルター級王者・S-cup 2004準優勝)
バダムガラフ・バルジンニカム(モンゴル/モンゴル・プロファイティング協会/モンゴル・ウェルター級王者)

第7試合 エキスパートクラスルール 68kg契約 3分5R
土井広之(シーザージム/前SB世界ウェルター級王者)
カノクチャイ・クロスフェニックス(タイ/クロスポイント吉祥寺/元ラジャダムナン・ライト級3位)

第6試合 エキスパートクラスルール 70kg契約 3分5R
緒形健一(シーザージム/SB日本Sウェルター級王者)
ホセイン・キャリミラード(湘南ジム/元SB日本ミドル級4位)

第5試合 エキスパートクラス特別ルール 69kg契約 3分3R
菊地浩一(寝屋川ジム/SB日本ウェルター級1位)
金井健治(ライトニングジム/SB日本ウェルター級4位)

第4試合 エキスパートクラス特別ルール 57kg契約 3分3R             
石川剛司(シーザージム/SB日本フェザー級1位)
ナグランチューンマーサM16(龍生塾/SB日本フェザー級3位) 
            
第3試合 エキスパートクラス特別ルール 60kg契約 3分3R
歌川暁文(UWFスネークピットジャパン/SB日本Sフェザー級2位)
三原日出男(シーザージム/SB日本Sフェザー級4位)
 
第2試合 フレッシュマンクラスルール 55kg契約 3分3R
今井教行(シーザージム)
龍鬼神(アクティブJ/J-NETWORKバンタム級7位)

第1試合 フレッシュマンクラスルール 57kg契約 3分3R
センカン大和(湘南ジム)
クレイジーヒル(バンゲリングベイ)


◆チケット料金
S ¥6,000/A ¥5,000/B ¥4,000
※当日券各¥500増
※RS ¥10,000/SS ¥7,000は完売

◆チケット一般発売スタート 10月22日(土)

◆チケット販売所
e+(イープラス)
チケットぴあ 03-5237-9999
ローソンチケット 03-5537-9999
CNプレイガイド 03-5802-9999
フィットネスショップ 03-3265-4646
レッスル渋谷 03-3464-0078
板橋大山アメリカン 03-3962-6443
チャンピオン 03-3221-6237
書泉ブックマート 03-3294-0011
後楽園ホール 03-5800-9999
シュートボクシング協会 03-3843-1212
バウトレビュー(11/21(月)午後3時振込締切)

◆お問い合わせ
シュートボクシング協会 03-3843-1212

Last Update : 11/24 11:44

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | SHOP | STAFF

Copyright(c) 1997-2005 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。