BoutReview
記事検索 by google
news

[グラジエーターFC] 6.26-27 韓国:ノゲ弟×スティーブリング他

(6/1 up) 全カードが一覧のとおり決定した。美濃輪育久は韓国のイ・ジョンピルと対戦する。アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ vs. アレックス・スティーブリングはPRIDEで実現してもおかしくない注目カードだ。ブラジルからはクラウディオ・ゴドイも参戦する。

美濃輪・滑川・ノゲイラ弟らが参戦

(5/10 up) 韓国で過去最大規模のMMA大会「グラジエーター・ファイティング」が、2万9千人収容可能なオリンピック公園第1体育館で6/26(土)と27(日)に分けて開催されることが発表された。日本からは美濃輪育久、滑川康仁、松井大二郎らが参戦する他、アメリカのジェレミー・ホーン、ブラジルのノゲイラ弟、パウロ・フィリォ、アンデウソン・シウバら世界の実力者も出場を予定している。
 韓国では昨年11月、KO KingというMMA大会が開催される予定だったが、直前に中止。KO Kingは12月にグラジエーターの主催者に吸収された。グラジエーターの主催者は4月にはKBSスカイチャンネルと放送契約を結び、日本のDEEPとも業務提携。今大会開催の運びとなった。10日都内で会見が行われ、美濃輪の後見人でもあるCMA誠ジム・諸岡秀克会長が、冒頭にKO Kingの中止を謝罪。会見の最後にも「投資家の方から既にお金をいただいているので、今度は中止になることは無いと思う」と力説した。
 大会は全16試合を予定し、2大会に8試合ずつ振り分けられる。会見では松井×フィリォ、滑川×ファビアーノ・カポアーニ(ブラジル)、入江秀忠×ダン・スバーン等6試合が発表された。
 会見に出席した主な選手のコメントは次のとおり。

■美濃輪「ムエタイの修行でタイに2ヶ月行き、体重が83kgぐらいまで落ちました。帰国直前の5/2、お祭り会場のリングで70kgぐらいの選手と試合をして、ハイキックでKO勝ちしました。(5月PRIDE武士道のハイアン戦と連戦になるが?)たぶん大丈夫です。試合すること自体が一番の経験になると思うんで。(日本での練習は?)滑川さんのジムで今日からお世話になり、都内のジムを転々とします。(タイで一番磨いた技は?)肘打ちです」

■松井「つまんない試合はしません。膠着もしません。ファイティングスピリットを見せます。1月のDEEPで長南選手に負けるまでは、変なプライドがあったけど、今は崖の下に落ちたことで、いろんなことが見えてきました。映画のロッキー4の雪山トレーニングのような事もやったんですけど、詳しい内容? 取材に来て下さいよ。」

■滑川「10日ぐらい前に韓国の会見に行って、現地の熱を感じました。今は凄く体調がいいので、6月の韓国ではいい試合ができると思います。今度の武士道には出ず、韓国の試合に的を絞ります。2月の武士道と同じ、フロントチョークで勝ちたいですね」

■入江「今日ここで、ヒクソン戦をあきらめることを宣言します。今回のスバーン戦一本に絞って、この試合を自分の集大成にしたいと思います。格闘技負け組の日本代表として頑張ります。今回はマジメモードです。これからはDEEPにも協力していきたいですし、佐伯さんともチャンコを食べたいですねぇ」

 会見には人気プロレス団体・闘龍門ジャパンの岡村隆志社長も出席した。岡村社長は元々は士道館出身の空手家。最近は神戸にS-FACTORYというジムをオープンするなど、格闘技業界への再進出に意欲的だ。諸岡会長とは旧知の仲で、グラジエーター大会にも所属選手を送り込む。S-FACTORYでは後藤龍治が指導し、三島★ド根性ノ助や須田匡昇も練習しているという。(井原芳徳)

 

KRSエンターテインメント "第1回Gladiator Fighting Championship 2004"
2004年6月26日(土)・27日(日) 韓国ソウル:オリンピック公園第1体育館
開場・15時 開始・17時

■6月26日(土)

第8試合
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
アレックス・スティーブリング(アメリカ/ムエタイ・インスティチュート・オブ・クポンリ)

第7試合
キム・ジョンワン(韓国/CMA KOREA)
ブラッド・コ−ラー(アメリカ/チーム・エクストリーム)

第6試合
美濃輪育久(日本/フリー)
イ・ジョンピル(韓国/CMA KOREA)

第5試合
入江秀忠(日本/キングダム・エルガイツ)
ダン・スバーン(アメリカ/ミシガン・スポーツ・キャンプ)

第4試合
キム・ジンオー(韓国/CMA KOREA)
瓜田幸造(日本/掣圏会館)

第3試合
滑川康仁(日本/フリー)
ファビアーノ・カポアーニ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

第2試合
イ・ティホン(韓国/CMA KOREA)
セルゲイ・マトキン(ロシア)

第1試合
スルタンマゴメドフ・カフカズ(ロシア/SWA)
片瀬慎治(日本/CMA誠ジム)


■6月27日 (日)

第8試合
ジェレミー・ホーン(アメリカ/チーム・エクストリーム)
アンデウソン・シウバ(ブラジル/ムエタイ・ドリームチーム)

第7試合
チェ・ムベ(韓国/CMA KOREA)
アムマエム・ムラド(ロシア)

第6試合
松井大二郎(日本/高田道場)
パウロ・フィリォ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

第5試合
ペク・チョンホー(韓国/CMA KOREA)
フォカムヌヌック・カルルパトリック(カメルーン)

第4試合
濱田順平(日本/CMA誠ジム)
クラウディオ・ゴドイ(ブラジル/ゴドイ柔術)

第3試合
キム・ソンチョル(韓国/CMA KOREA)
桜木裕司(日本/掣圏会館)

第2試合
谷村光教(日本/S-FACTORY岡村ジム)
チュラコフ・エドアルド(ロシア)

第1試合
奥山哮司(日本/CMA京都成蹊館)
アブメドウ・サウル(ロシア)


■観戦ツアーのお問い合わせ
 近畿日本ツーリスト(03-3263-5226)担当・中川博雅

Last Update : 06/01

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | NEWS | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | SHOP | STAFF

Copyright(c) 1997-2004 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。