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[パンクラス] 6.22 後楽園:近藤らが計量パス

パンクラス "2004 BRAVE TOUR" 6月22日(火) 後楽園ホール 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]

(6/21 up) 前日計量が21日14時よりピーズラボ東京で行われ、IRO関を除く全選手がパスした(但しIRO関はスーパーヘビー級100kg以上の契約のため、試合出場に支障はない)。
 メインに出場するライトヘビー級(90kg未満)の近藤有己は87.9kg、シャノン・“ザ・キャノン”・リッチは85.9kg。両者ともズボンを履いて計量していた。身長はリッチが約5センチ低い。近藤にリッチの印象を聞くと「ちょっと不気味な感じですね。なぜか不動心Tシャツを着てるし」と苦笑い。「桜庭さんとの試合しか見ていないので、よくわからなかったです。警戒するのは打撃と、あとたくさん試合をしてるので、経験値ですね」と発言。「今まで出したことのない技で決まるかもしれません」とも語り、終始余裕の雰囲気だった。リッチは「近藤に勝って俺がシウバへの挑戦権を奪い取るよ」と豪語していた。
 ミドル級(82kg未満)初戦の渋谷修身は、81.2kgで難無くパス。自慢のハイブリッドボディが一層シェイプアップされていた。計量で唯一苦戦したのはフェザー級(64kg未満)でコブラ会から初参戦の亀田雅史で、1回目64.1kg、約10分後の2回目で63.9kgを記録しパスした。
 当日券は16時より全席種発売される。(井原芳徳)

近藤の相手はシャノン・リッチに

(6/10 up) 近藤有己の対戦相手が、シャノン・“ザ・キャノン”・リッチに決まった。
 リッチは00年10月のPRIDE.11で桜庭和志と対戦し1分8秒アキレス腱固め敗れた選手。以降も02年7月 THE BESTでU-FILEの中村大介、03年12月スーパーブロウルで須田匡昇にも完敗している。
 Sherdogのデータベースに載っている戦績だけでも27勝39敗。ほぼ月1ペース、多い時には月5回や二日連続で試合をするなど、やたら試合数が多いこと、また、勝っても負けても全て短時間一本決着なことでも知られる。昨年1年だけでもなんと15戦8勝6敗1無効試合。今年は5勝1敗と好調だが、全て無名選手が相手だ。だが03年2月にはわずか9秒でKO勝ちという記録も作っており、パンクラスの尾崎允実社長は「ストライカーで、“仮想ヴァンダレイ・シウバ”となる相手を選んだつもりです。楽な相手じゃ無いと思いますよ」と評する。
 10日会見した近藤は、リッチについて「桜庭さんとやったのは見ましたけど、まだビデオを見直してません。試合が短かったんで印象は無いですね。データを見るとコンスタントに試合をしているようですけど」と語る程度。「相手どうこうとかじゃなく、前回よりグレードアップした自分を見せたい」「打撃、関節にこだわらず、パンチは1つ1つ強く、関節もキレのあるものを出したい」「シウバ戦に向けての調整という意識はない。6/22の試合を見に来てくれる人に最高のものを見せられればそれでいい」と淡々と語った。
 5月のPRIDE武士道でマッチメイクされていたシウバ戦が中止になったことで、モチベーションは維持できているか?という質問には「モチベーションは無いですね。そういうものに価値を感じなくなったし、いらなくなってきましたね。モチベーションとかに関係なく、最高のものをお客さんに見せたるだけです。モチベーションが必要だとしても、維持しようとするものじゃなくて、自然と湧いてくるものだと思いますよ。気持ちが上がったり下がったりするようでは、まだ自分の感情をコントロールできてない証拠です。5月の試合が中止になったことで学びました」と哲学的なコメント。試合が無い間も、不動心は着実に磨かれているようだ。(井原芳徳)

IRO関 vs. 折橋謙追加

(6/10 up) パンクラスMEGATONのIRO関(いろぜき)がパンクラスデビューを果たす。IRO関は1975年6月7日生、178cm、130kg。相撲は10年のキャリアで、全国高校選抜2位、1994年国体出場の実績を持つ。IKUSAでは寝技制限時間ありのMMAルールを2試合経験するが、いずれも黒星に終っている。
 対戦相手の折橋謙はパンクラス初参戦。山本喧一の率いたパワーオブドリーム出身で、第2回タイタンファイト準優勝。横井宏考、石井淳らに敗れるなど、プロでの実績は芳しくないが、コンスタントに実戦を経験しており、MMAのキャリアの浅いIRO関にとっては難敵といえよう。

郷野復帰戦

(5/19 up) 次の6試合が決まった。ヴァンダレイ・シウバ戦を控えた近藤有己の出場も予定されている。

 ミドル級・ネイサン・マーコート(1位) vs. 石川英司(5位)
 ライトヘビー級・郷野聡寛(3位) vs. 栗原 強
 ミドル級・竹内出(2位) vs. 渋谷修身
 ミドル級・佐藤光留(9位) vs. 井上克也
 ウェルター級・大石幸史(1位) vs. 倉持昌和
 フェザー級・砂辺光久 vs. 亀田雅史

 めきめき実力をあげている石川は、前ミドル級王者・マーコートと対戦。郷野は2月のPRIDE武士道以来、約4ヶ月ぶりの復帰戦となる。渋谷は一階級落としての初戦。倉持と亀田は元プロ修斗の選手。修斗では二人とも負けが込んでいたため、パンクラスで再起となるか。

 

パンクラス "Sammy Presents PANCRASE 2004 BRAVE TOUR"
2004年6月22日(火) 東京・後楽園ホール
開場/17:30 本戦開始/18:30

メインイベント ライトヘビー級 5分3R
近藤有己(パンクラスism/ライトヘビー級王者)
シャノン・“ザ・キャノン”・リッチ(アメリカ/チーム・キャノン)

セミファイナル ミドル級 5分3R
ネイサン・マーコート(コロラド・スターズ/1位)
石川英司(パンクラスGRABAKA/5位)

第6試合 ミドル級 5分3R
竹内 出(SKアブソリュート/2位)
渋谷修身(パンクラスism)

第5試合 ライトヘビー級 5分2R
郷野聡寛(パンクラスGRABAKA/3位)
栗原 強(team ROKEN)

第4試合 ミドル級戦 5分2R
佐藤光留(パンクラスism/9位)
井上克也(RJW/CENTRAL)

第3試合 ウェルター級 5分2R
大石幸史(パンクラスism/1位)
倉持昌和(フリー)

第2試合 フェザー級 5分2R
砂辺光久(HYBRID WRESTLING武∞限)
亀田雅史(総合格闘技道場コブラ会)

第1試合 スーパーヘビー級 5分2R
IRO関(パンクラスMEGATON)
折橋 謙(チームPOD)
    

■ 入場料金:
SS \12,000- A \9,000- B \6,500- C \5,000- D \4,000- 立見 \3,500-
※当日券は一律500円増しとなります。

■ チケット発売所:
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード594-040)
ローソンチケット 0570-00-0403(Lコード37949)
CNプレイガイド 03-5802-9999
イープラス http://eee.eplus.co.jp/ (パソコンもケータイも同じアドレス)
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
大山アメリカン 03-3962-6443
レッスル池袋 03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
水道橋・マニア館 03-5276-0304
アイドール新宿 03-3371-5211
ファイター 03-3354-1903
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080
イサミ尚武堂 03-5214-6487
ゴールドジム 03-3645-9434
パンクラス 03-5792-0815
※ぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイドは全国各地の窓口でお買い求め頂けます。

■ お問い合せ:パンクラス 03-5792-0815

Last Update : 06/21

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