メインのアンジ同様、本来キックボクサーであるというキムは、実はこの試合がボクシングデビュー戦。キック事態の経験もまだ三戦のみという経験不足を露呈してしまった。一方、八島(下写真右)も今夜が初の6回戦だが、キムのがら空きの顔面に確実にストレートを放ち続け、2Rにダウンを奪う。顔面を真っ赤に腫らしながら気力で立ち続けるキムだが、4R顔面を連打され棒立ちになったところでキム陣営がタオルを投入。八島は試合後リング上で「相手は変わったけどどんな相手でも対応できるようハードな練習を積んできた。フライ級も選手が増えてきたので、腕を磨いてチャンピオンを目指したい」と語った。かつては大道塾に所属して空手を学び、進級に伴って導入された顔面対策のために始めたボクシングではあったが、現在は昼はOL、夜は11時までジムに籠ってのトレーニングというハードスケジュールをこなすほどののめり込みようで、すっかり空手を忘れてボクシング一筋になってしまったという八島。セミ起用という大役をこなした事を機に、存在が大きくクローズアップされていきそうだ。
第4試合 53.52kg契約/2分4回戦
日本バンタム級 日本バンタム級
竹内鮎美(山木) 対 石本貴子(龍生塾)
勝者:石本貴子 判定0-3[38-40,37-40,38-40]
第3試合 50.8kg契約/2分4回戦
日本フライ級 日本フライ級
金子真理(禅道会) 対 土田奈緒子(入谷)
勝者:土田奈緒子 判定0-3[37-40,37-40,38-40]
第2試合 47.61kg契約/2分4回戦
日本ミニフライ級 日本ミニフライ級
ジプシータエコ(山木) 対 布施雪野(JMN)
ドロー 判定0-1[39-39,38-40,40-40]
第1試合 50kg契約/2分4回戦
日本フライ級 日本フライ級
勝哉(スピード) 対 小山江利子(山木)
勝者:小山江利子 判定0-3[38-40,39-40,38-40]