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修斗プロフェッショナル修斗公式戦
12月17日(日)千葉/東京ベイNKホール  主催/サステイン

第4試合 65.0kg契約 5分3R 
ライト級王者
アレクサンドレ・フランサ・ノゲーラ
(ブラジル/ワールドファイトセンター)
2R 1'19"

フロントスリーパー
ライト級6位
ステファン・パーリング
(米国/ジーザス・イズ・ロード)
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 ステファン・パーリングはハワイ出身でボクシング技術に定評のある選手。9.16後楽園ではクラスAに昇格したばかりの阿部裕幸をKOで葬り去った。そのテクニックに警戒してか、ノゲーラはきっちり間合いを取り、飛び込んで右ローを放つ。パーリングの独特のフェイントからの素早いボディが冴える。パーリングの右フックに合わせてノゲーラが片足タックル、パスを狙うがパーリングがきっちりガード。

 2R、ノゲーラがタックルでテイクダウンするが間もなくスタンドに戻り猪木アリ状態に。一呼吸置いたノゲーラは、ガードを取るパーリングに飛び込み一気にパス、マウントポジションを奪取。こうなるとノゲーラの独壇場だ。ノゲーラは8.27横浜で巽宇宙を沈めたフロントチョークでパーリングを脅かす。パーリングをわざと立たせる罠を仕掛け、一緒に立ち上がり首を締め上げた。

 終わってみれば王者の完勝。ノンタイトル戦かつ休憩前の登場という待遇ながら、無敵の王者の存在感をまざまざと見せ付けた。
 試合後ノゲーラとパーリングはサッカーやラグビーの試合で見られるように上着を交換。ノゲーラは「Jesus is Lord」と書かれたトレーナーを着てカメラマンにポーズを取っていた。

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レポート:井原芳徳  写真:菊地奈々子

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