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Report
pride 2000.1.30 PRIDE-GP 一回戦 東京ドーム
 第5試合 
桜庭和志
フルタイム判定後の試合放棄
ガイ・メッツァー
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延長判定を不服にメッツア−試合放棄


スタンドファイトに徹したメッツア−はパンチを磨きこんで、この試合に臨んでいた。左右のストレ−トを主軸に、桜庭と徹底したスタンドファイトを挑み、桜庭のタックルをことごとく潰す。桜庭もスタンドで左ハイをヒット、アグレッシブにスタンドファイトに応じるが、メッツア−をテイクダウン出来ないのが痛い。

計7回のタックルを仕掛けた桜庭だが、ことごとく腰の強いメッツァ-に受け止められテイクダウンできない。バックに回ってカメからの展開を狙うも、メッツア-は上手く腕を殺して、桜庭の攻撃を封じスタンドに戻る。結局、タイムアップまでこの攻防が繰り返され試合終了。

そこで、三者審判の判定に入るが、そのすべてが30−30のドロ−で延長が宣告されるや、セコンドについたケン・シャムロックが猛烈抗議。メッツア−に退場を命じる。

結局メッツア-は有利な展開のリングを後に、延長ラウンドを闘わず、「戦意喪失」で負けを宣告されてしまった。

桜庭は試合後マイクをとり「毎回毎回ややこしい試合ですみません。次回はすっきり勝って優勝します」と宣言。



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取材:藤間敦子・山口龍・横森綾  写真:井田英登

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