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Report

PANCRASE 2000 TRANS TOUR
-船木誠勝 引退記念興行-

「渋谷、秒殺で船木引退興行を締めくくる」

2000年12月9日(土) 青森県武道館 観衆:4,500人(主催者発表)


■ 船木誠勝引退セレモニー(全試合終了後)

「…思い出しますと16年前、実家がある弘前を離れて東京に出ていろいろなことがありました。たくさんの楽しいこと,うれしいことそれから悲しいこと、たくさんありましたが、楽しいこと、嬉しいことよりも辛いこと、悔しいことが多かった気がします。その都度、自分自身で悲しさを乗り越えていったと思います。
精神力が勝つそうです。自分は、それは格闘技にかけてその精神力を少しずつつけていったと思います。格闘技は技はもちろん、一番大切なのは心、精神力です。まさかこのようなところで、自分のふるさとである弘前で引退することになるとは自分自身思ってもいませんでした。
…(略)
来年も再来年もパンクラスは、みんな選手一丸となって闘ってたくさんいい試合をして欲しいと思います。また、また是非弘前で開催できるように、声がかかるようにしていきたいと思います。
20世紀最後です。最後の興行において船木誠勝、選手としてのパンクラシスト、引退します。みなさん、そしてパンクラス15年間ありがとうございました。これからの人生を引退しても恥じないような生き方を歩んでいきます。本当にありがとうございました」

と引退挨拶の後、船木は青コーナーを背にして深々とお辞儀をした。これからの新しい生き方に向かってどんどん挑戦していくという意味で、チャレンジャー側の青コーナーを選んだという。

挨拶の後、選手たちによる胴上げにて、引退式は終了した。


メインイベント パンクラス vs 掣圏道 10分一本勝負 
渋谷 修身
(パンクラス横浜:無差別級6位)
0'56"

腕ひしぎ十字固め
ケベドフ・ミカイル
(掣圏道)
×

第6試合 パンクラス vs 掣圏道 10分一本勝負 
窪田 幸生
(パンクラス横浜:ライトヘビー級4位)
1'04"

アーム・ロック
チラギシビリ・ギア
(掣圏道)
×

第5試合 パンクラス vs 掣圏道 10分一本勝負 
渡辺 大介
(パンクラス横浜)
3'24"

ギブ・アップ(腕ひしぎ十字固め)
ダビダシビリ・ダビド
(掣圏道)
×

第4試合 特別試合(グラップリングルール) 5分一本勝負 
鈴木みのる
(パンクラス横浜)
判定3-0

10-9,10-9,10-9
伊藤 崇文
(パンクラス横浜)
×

第3試合 10分一本勝負 
中台 宣
(パンクラス東京:デビュー戦)
8'42"

腕ひしぎ逆十字固め
石川 英二
(Team GRABAKA)
×

第2試合 10分一本勝負 
佐藤 光留
(パンクラス横浜)
判定3-0

30-29,30-28,30-29
佐藤 伸哉
(P'S LAB東京:デビュー戦)
×

第1試合 10分一本勝負 
北岡 悟
(パンクラス東京)
判定3-0

30-29,30-29,30-29
菊地 一仁
(パンクラス横浜:デビュー戦)
×

レポート&写真:石渡知子

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