99・12・12 日本キックボクシング連盟
“'99躍進シリーズファイナル”後楽園ホール
第10試合(ウェルター級5回戦)
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元IMF世界ウェルター級チャンピオン |
チャイナロン・ゲォリムサット
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(タイ)
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※両者は4月に対戦、その時は小野瀬がヒジでストップ勝ちしている。敗れたチャイナロンはもちろん、打ち合いを望む小野瀬も納得のいかない結末だった。さて今回、初回チャイナロンがヒザ、ヒジ、ミドルでラッシュの猛攻。体調もよくない小野瀬はフックを振り回すがカウンターのヒジで出血、後退を余儀なくされる。
一方的なチャイナロンペースだった1Rだが、2Rも前半までは同様。チャイナロンは回転ヒジまでだし、KOは時間の問題と思われた。しかし覚悟を決めた小野瀬が2R後半からに反撃開始。ヒジとパンチの連打でチャイナロンをコーナーに詰めるとたまらずダウン。さらにこのチャンスを逃さず左フックのダブルで2度目のダウンを奪うと、最後はボディにパンチを集めて絵に描いたような逆転KO勝利を決めた。
試合後の小野瀬は観客に「来年も強い小野瀬でいます」とアピールした。強豪揃いのライト級戦線に於いても独特の地位を築きつつある小野瀬、次に血祭りになる獲物は誰になるのだろうか。
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第9試合(日本キック・NJKF交流戦/フェザー級5回戦)
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※前回の中島戦で不本意なドローに終わった大塚、負傷欠場の杉木の代打として急遽登場。首相撲からのヒザやヒジで接近戦を図る杉本に対し序盤は動きの堅かった大塚だが、中盤以降得意の右ストレートやローが何度もヒット。ダウンこそ奪えなかったものの判定で勝利。
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第8試合(バンタム級5回戦)
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※1階級上の強豪に得意のパンチで果敢に攻め込む海老沢だったが、川島のローで計5度のダウンを喫し玉砕。しかしダウンの度に立ち上がり攻め込む姿には場内から拍手がおくられた。
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その他の試合の結果
- 第1試合 日本キック・NJKF交流戦/フェザー級3回戦
- 古沢剛(平戸) 対 六山仁紀(小国)
- 勝者:古沢 判定3-0[29-28,29-28,29-28]
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- 第2試合 日本キック・NJKF交流戦/ライト級3回戦
- 山田大輔(杉並) 対 渡辺秀策(小国)
- 勝者:山田 TKO 1R 1'19"(タオル投入)
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- 第3試合 フライ級3回戦
- 青木秀太(朱雀) 対 竹内貴鬼(千葉)
- 勝者:青木 KO 2R 2'59"
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- 第4試合 フェザー級3回戦
- 中岡秀夫(大阪真門) 対 児玉正曉(ピコイ錦)
- 勝者:中岡 KO 1R 1'47"
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- 第5試合 日本キック・NJKF交流戦/ウェルター級3回戦
- 篠原一仁(杉並) 対 広川靖之(小国)
- 勝者:広川 判定3-0[30-28,29-28,29-27]
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- 第6試合 ウェルター級5回戦
- 畔田聡(福岡リアルディール) 対 タカユキ・堀江(千葉)
- 勝者:畔田 KO 2R 2'31"
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- 第7試合 ミドル級5回戦
- 馳和徳(大阪真門) 対 中川裕也(渡辺)
- 引分 1-0[50-50,50-50,50-49]
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