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Report

全日本キックボクシング連盟「CROSS FIRE-II」
2001年4月6日(金) 東京・後楽園ホール

第6試合 73kg契約/5回戦 
ISKA世界ミドル級王者
大野崇
(正道会館)
判定3-0

49-47,48-46,49-48
全日本ミドル級2位
中村高明
(藤原)
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 先ごろ正式に引退したMAキックの伊藤隆の最後の公式戦の相手を務めたことでも知られる大野。既に昨年12月のK-1グランプリ東京ドーム大会のフレッシュマンファイトで全日本ウェルター4位の江口真吾(作真会館)に勝利しているが、全日本キック参戦は今回が初めて。2Rには中村からダウンを奪うなど勢いが感じられたが、3Rから一気にガス欠。さらに中村のしつこいクリンチに苦しむ。中村もスタミナロスが激しく攻撃に切れはなく単調だが、大野が「僕なんかより根性がずっとある」と褒めたように、要所で休まずパンチを連打。4Rには大野がダウン気味に足下からへたり込む場面が何度も見られるようになる。このラウンドで中村はバッティングで注意1をもらう。大野は「3ポイント差ぐらいで負けてると思った」と語ったが、相手のダウンと注意1に助けられかろうじて判定勝ち。大野は「練習でやってきたことが何もできてない。俺には根性もスタミナもスピードもない」と己の不甲斐なさにガックリとしていた。

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レポート:井原芳徳  写真:菊地奈々子

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