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Report

J-NETWORK 「MAKING THE ROAD」
2001年1月27日(土)東京・北沢タウンホール

「稲葉、黒田がロー攻勢の大差判定勝ち」

 3回戦中心のJ-NET北沢大会。J-NETWORK所属ジムと、MAの山木ジム・習志野ジム(フリー)勢との交流戦で構成された今大会。
 メインカードに予定されていた、蔵満誠(JMTC)対ヨーチンチャイ・アカデ(タイ)戦はヨーンチャイの保証人であり会長であったソンポップ氏が急逝し、ヨーンチャイが来日不可能となり中止となった。蔵満はリング上で「まだ12月のヒジの傷が残っていて毎日鏡を見るたび悔しい思いをしています。次の機会この悔しさをぶつけたいと思いますので応援よろしくお願いします」と挨拶。
 また、2月26日北沢大会で井上哲(山木/MAライト級王者)との対戦が予定されている西山誠人(ソーチタラダ/J-NETWORKライト級王者)は、「井上選手は25,6戦している大ベテランで強いと思うんですけど、時代の流れは僕のほうに向いていると思うし、全然負ける気もしないので、26日は勝って21世紀の扉を開けたいと思います」と抱負を述べた。

第7試合 ライト級/3回戦(1R3分) 
稲葉潤
(サバーイ町田)
判定3-0

30-24,30-24,30-24
亀倉孝夫
(習志野)
×

お互いローを入れあう展開だったが、2R稲葉が亀倉をコーナーに押し込み一気に突き放す。ローで2度のダウンを喫した亀倉、3Rにもローでダウン。組み合ってのショートパンチなどを返すがダメージは否めず、最後まで稲葉が試合を支配した。

第6試合 ライト級/3回戦(1R3分) 
黒田英雄
(アクティブJ)
判定3-0

30-25,29-27,30-26
ステルス牧野
(MA/山木)
×

 強烈な左ミドルで前進する牧野に対して黒田がジャブを返しローにつなげていく展開。1R中盤牧野がパンチの連打で黒田の顔面を捕らえて攻勢に出る。パンチを受けて鼻血を出したものの黒田は焦ることなくパンチを返していく。
 2R、サウスポーの軸足に狙いを定めた黒田のインローが徐々に効きはじめたか牧野の足が止まりダウン。その後もローの連打で追いつめ2度目のダウン。ここで決まるかと思われたが、牧野耐えて2R終了。
 3Rは黒田のロー攻勢とパンチに、牧野が必死で対抗。両者距離を詰めてもみ合いながらもパンチの手をゆるめず。しかし2Rに受けたローのダメージは大きく、大差の判定で黒田が勝利。


第5試合 59kg契約/3回戦(1R3分)
坂野正和(アクティブJ) 対 泉ユーサク(MA/山木)
勝者:泉ユーサク 判定0-3[29-30,27-30,27-30]

第4試合 フライ級/3回戦(1R3分)
佐野貴宏(アクティブJ) 対 井上純一(習志野)
勝者:井上純一 KO 2R2分24秒

第3試合 バンタム級/3回戦(1R3分)
黒田道鷹(アクティブJ) 対 大高一郎(MA/山木)
ドロー 判定0-1[30-30,29-30,30-30]

第2試合 バンタム級/3回戦(1R2分)
村松三之(アクティブJ) 対 橋本博典(JMTC)
勝者:村松三之 KO 3R0分18秒

第1試合 52kg契約/3回戦(1R2分)
牧 裕三(ソーチラダ) 対 高橋茂寛(習志野)
勝者:牧 裕三 TKO 2R1分33秒

レポート&写真:薮本直美

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