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sbシュートボクシング協会「Be a Champ」
2001年1月12日(金)東京・後楽園ホール

第7試合 メインイベント WSBAスーパーシーガル級王座決定戦 67kg契約/エキスパートクラス
前WSBAシーガル級王者
土井広之
(シーザー)
判定3-0

30-25,30-26,30-27
DRAKAスーパーライト級王者
ダニー・スティール
(アメリカ・DRAKA)
×

 日本屈指のローキックの使い手土井が、同じくローを得意とする強豪ダニー・スティール相手にタイトルマッチを行い、完勝。二階級制覇を成し遂げた。

 村浜武洋との名勝負で名高いスティールは、SBのリングにも再三上がり、後藤龍治らと対戦し日本でもお馴染み。破壊力十分なローキックとジャーマン・スープレックスをはじめとする破天荒な攻撃で知られている。

 試合は序盤から土井が圧倒。「前日に日本にきたばかりで時差ボケで体が動かなかった」という動きの悪いスティールに得意の左ローを連発。さらにワンツーからのコンビネーション、ミドル・ハイと打ち分け、さらに前蹴りでもスティールの顔をのけぞらせ、跳び膝蹴りとやりたい放題。

 2Rになってようやく左右フックやローキックで反撃するスティールだが、土井の技はますますキレを増していく。ローの連打からミドル、そしてハイ。さらにはカニバサミまで出して見せた。

 最終ラウンドにはワンツーから左ローでダウンも奪い、大差判定で勝利を飾った。

 土井はこれで26戦19勝(9KO)5敗2分。「土井はいい選手だ。ローは強いと聞いていたがそうでもなかった。効いたのは顔面への膝とミドル。次の試合の予定は来週(!)タイ人と」というスティールは41戦33勝(9KO)6敗2分。

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レポート:新小田哲  写真:薮本直美

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