対戦相手のダニー・スティールが欠場することになり、急遽参戦したスリヤパイ。ボクシング、VTの経験者であり、シュートボクシングでは昨年12月大会で土井と対戦、ダウンを奪っている。
前田はなんとか投げを放っていきたいところだが、きっちり対応するスリヤパイに苦戦。2R以降、前田は左ローを有効に使いスリヤパイのペースを崩しにかかる。ハイをかいくぐってタックルの体勢から膝をすくって投げるなど前田の投げのバリエーションが見えたが、なかなかシュートポイントとはならず。
終盤のリードで大差の判定勝ちを収めた前田だが、試合終了後マイクを握り「ふがいない試合ですみませんでした。これからもっとお客さんの期待に応えられるようなファイターになりたいと思います」と観客に向かって挨拶。対戦相手の変更の影響は大きかったようだ。
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