小野寺力が4カ月のインターバルを経て再起戦に挑む。1Rは久々の試合の感触を確かめるような静かな攻防。2Rはローで追い詰め、バックスピンキックも飛び出す。一つ一つの攻撃を確実にヒットさせ、無駄を感じさせない。3Rになると鈴木のクリンチが増え、足下もふんばりが効かなくなってきた。4Rには鈴木が両目の間をカット。だがそこをきっかけに前蹴り中心の攻めで反撃に出る。5Rには小野寺の生え際あたりをヒジでカットしアピール。残り30秒からの両者の猛ラッシュに客席は大歓声が巻き起こる。結局判定は大差で小野寺に軍配が上がった。
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