5月大会でデビッド・ガーンと引き分けたばかりの小林にとってはハードな連戦となった。しかも、王者と7位という肩書きの差から考えると、内容まで問われるプレッシャーがかかる。明日華もこの一戦に備えチャクリキジムで修行してきただけに、「かませ犬」で終わる気はないだろうと予想された。
しかし、プレッシャーは明日華のほうに強くかかっていたのだろうか。試合開始直後、ミドルを繰り出した明日華に対し、ロー一発でリングの空気を持っていってしまった小林はいつもの左右に揺れる構えからプレッシャーをかけていく。明日華はカウンターを合わせたいところだがなかなか前に出ていけない。1分をすぎたころ、明日華のパンチで小林が尻餅をつく。これを機にペースをつかめれば良かったのだが、直後小林のフック、ロー、ボディの連打にダウン。そのままKOとなった。
この勝利によって小林は、次回7月大会で世界タイトル挑戦が決定した。
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