アンディの最後の直弟子=草津と、最後の対戦者=ノブの「跡継ぎ争奪マッチ」は、先手を狙って前に出る草津のパンチを冷静に見たノブがカウンターで迎え撃つ展開に。草津はトリッキーなバックブロー、アンディ譲りのかかと落としなどを織り交ぜながらチャンスを伺う。だが、受けて立つ立場のノブは一発の重み、コンビネーションの的確さで上回る。草津の一発にノブが三発を返す展開。3Rにはクリンチワークにも長けたノブが、突き放そうとして遮二無二打って出た草津のカウンターをとらえ、左フックでダウンを奪い、そのまま逃げ切った。