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Total Fight News
3.13 pancrase ネオブラッドトーナメント予選会開催
3.9 pride 王者マーク・コールマンPRIDE復帰戦はいきなり強豪と対戦
3.7 kingdom キングダム4.8千葉大会概要
3.4 kingdom キングダムアマチュア部門で軽量級版・大山峻護誕生!?
3.2 nhb K-1、PRIDE、リングス、パンクラス、修斗…オランダオールスター集結!
3.2 nhb ヤマケン、日曜にクラブファイト。キングダム入江戦は見送り
3.2 shooto ハワイ公式戦で暴動、棄権続発
3.2 shooto 修斗がしたい! 世界の若手格闘家が下北に集結
3.2 shooto 修斗コミッショナーのリングス観戦についての見解

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pancrase 3月13日 公式情報

「ネオブラッドトーナメント予選会開催」

▼パンクラス毎年夏恒例のネオブラッドトーナメントが、今年は予選大会からスタートする。5月5日 東京・大田区体育館で全16選手、計8試合が行われ、勝者は7月29日 東京・後楽園ホール大会の本戦に進出する。

Sammy Presents PANCRASE 2001 PROOF TOUR
NEO BLOOD TOURNAMENT 予選会

5月5日(土) OPEN 16:00 START 16:30
東京・大田区体育館

■ 出場予定選手
 東京道場:中台宣 北岡悟 横浜道場:佐藤光留
■ 出場予定ジム
 GRABAKA、P'sLAB、和術慧舟会、A3ジム、誠ジム他
 ※ 全16選手、計8試合を行う予定

■ 入場料金:
 \2,500-(※ファンクラブ会員とP‘sLAB会員は\1,500)
 ※ アリーナは立ち見、2Fは自由席
 ※ 当日券は全てのお客様\3,000-
■ 主催:(株)ワールドパンクラスクリエイト
■ 後援:BS朝日、スカイ・A、ドン・キホーテ
■ 特別協賛:Sammy
■ お問い合せ:パンクラス 03-5792-0815
■ 一般チケット発売日:4月1日(日)
■ チケット発売所:
 チケットぴあ 03-5237-9999(Pコード 594-040)
 CNプレイガイド 03-5802-9999
 ロ-ソンチケット 03-5537-9999
 e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp/ 03-5749-9911
 書泉ブックマート 03-3294-0011
 大山アメリカン 03-3962-6443
 レッスル渋谷 03-3464-0078
 レッスル池袋 03-3989-0056
 後楽園ホール 03-5800-9999
 ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
 プロレスマニア館 03-5276-0304
 アイドール新宿 03-3371-5211
 ファイター 03-3354-1903
 フィットネスショップ水道 03-3265-4646
 チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
 パンクラス 03-5792-0815
 ※ぴあ、CNプレイガイド、ローソンチケットは全国各地の窓口で購入可能。

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pride 3月9日 公式情報

「王者マーク・コールマンPRIDE復帰戦はいきなり強豪と対戦」

▼2週間後に開催が迫ったPRIDE.13(3月25日(日)さいたまスーパーアリーナ)に新たに2つのカードが追加された。
 昨年5月のPRIDEグランプリを制したマーク・コールマンが約10カ月ぶりにPRIDEにカムバック。ブラジリアン柔術の強豪アラン・ゴエスと激突する。ゴエスといえばその気性の激しさで有名で、UFCの会場でのタンク・アボットとの大乱闘や、パンクラスの高橋義生と一触即発になりかけたこともある。だがテクニックにも定評があり、初参戦となったPRIDE.4では今を時めく桜庭和志相手にドローに持ち込み、その後もカール・マレンコ、バーノン“タイガー”ホワイトを下してきた。昨年12月のPRIDE.12で小路晃戦を予定していたが直前に首を負傷しをキャンセル。つまりゴエスにとっても今試合は復帰戦となる。しかし両者の実績を考えれば復帰戦にありがちなウォーミングアップ的な物でなく、互いの技量を総動員する大一番となることは間違いない。そしてファンにとっても、世界最高峰対決に値する見ごたえあるカードとなりそうだ。
 また、2月のキング・オブ・ザ・ケージでアレクサンダー大塚を返り討ちにしたガイ・メッツアーは、エンセン井上の兄であるイーゲン井上と対戦。エンセン以上のグラウンドテクニックを持つと定評のあるイーゲンが、“難攻不落”とも言われるメッツアーのディフェンスをどこまで突き崩せるかが見所だ。
 なお、当初出場予定選手だった高田道場のリコ・ロドリゲスは、4/11(水)-13(金) アラブ首長国連邦で開催されるアブダビコンバットに専念するため欠場の模様だ。

PRIDE.13
2001年3月25日(日) 開場15:00 開始17:00
埼玉/さいたまスーパーアリーナ

【決定対戦カード】
桜庭和志 vs. ヴァンダレイ・シウバ
イゴール・ボブチャンチン vs. ケン・シャムロック
ヘンゾ・グレイシー vs. ダン・ヘンダーソン
安田忠夫 vs. 佐竹雅昭
マーク・コールマン vs. アラン・ゴエス
ガイ・メッツアー vs. イーゲン井上

【出場予定選手】
アレクサンダー大塚、小路晃、ヒース・ヒーリング

<関連記事>
「桜庭×シウバ決定。改正ルールで桜庭ピンチ!?」 2月16日

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kingdom 3月7日 公式情報

「キングダム4.8千葉大会概要」

▼キングダムエルガイツ4.8千葉大会の概要が発表された。今回はNo.2にあたる布施智治が代表を務めるキングダム・トータルファイトセミナーが主催。エースの入江秀忠は欠場する。異種格闘技戦を中心とした興行となる模様だ。

Dead or Alive.1
千葉県 八日市場市 八日市場ドーム
2001年4月8日(日)
開場15:30 アマチュア開始16:00 プロ開始16:30

<出場予定選手>
布施智治(キングダムTFS)
稲野岳 今成正和 和知正仁(キングダムエルガイツ)

加瀬大策(八街ジム・MAキックボクシング日本ヘビー級2位)
アボス(チームマンソー・イラン出身・中国ボーボーショウカンフートーナメント金メダリスト)
ムサシ大山(フリー・インディーのプロレス団体にスポット参戦)

チケット販売等詳細は公式ページへ
http://homepage2.nifty.com/fightersfactory/

お問い合わせ
ファイターズファクトリー事務局 0478-78-4912

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kingdom 3月4日 大会結果

「キングダムアマチュア部門で軽量級版・大山峻護誕生!?」

▼キングダム・エルガイツのアマチュア大会が2月25日(日)東京・稲城市総合体育館で開催された。代表の入江秀忠は「将来のキングダムを背負える選手の育成が今年の第一課題」としており、その一環としてアマチュア大会を頻繁に開催する予定だ。今回は総合格闘技ルールのオールジャパンリアルファイティングトーナメント、打撃なしルールのルーキートーナメント、U系柔術設立記念トーナメントの3本立てという趣向となった。

 オールジャパン〜は4階級ごとにブロックごとに分け、それぞれの優勝者でグランドチャンピオンを決めるシステム。14名の頂点に立ったのはライト級の小見川和隆(フリー)。ライト級予選の2試合はどちらもスピーディーな腕ひしぎ十字固めで勝利し、準決勝も次々と好ポジションを奪いポイント優勢勝ち。決勝ではヘビー級の宮路功(IMN)と対戦。宮路もハイキック、チョークスリーパーと全て一本で勝ち上がってきた実力者だったが、小見川は15キロの体重差を感じさせないグラウンドテクニックで宮路を翻弄し、最後は「タイミングを狙っていた」というカウンターパンチでKO勝ちをおさめた。

 小見川は国際武道大学出身で柔道歴19年の参段。高校の柔道部の先輩である桜井“マッハ”速人の活躍に刺激され総合格闘技を志し、パレストラ松戸に所属。昨年の東日本アマチュア修斗オープントーナメントのウェルター級で、現プロシューターの門脇英基(和術慧舟會)に決勝で敗れ準優勝。全日本アマチュア修斗選手権はライト級に転向したが、2回戦で村山英慈(STG八景・同大会準優勝)を故意に場外に出し失格となってしまった。その後パレストラを離れ現在はサラリーマンをしながら母校などで寝技・打撃技を磨いているという。柔道のバックボーンに切れ味鋭い打撃といったあたりは、先日キング・オブ・ザ・ケイジでの総合デビューを白星で飾った大山峻護を彷彿とさせる。小見川は「速人を見て柔道が総合に十分通じるとわかった。今日みたいに裸でやる競技のほうが好きだけど、U系柔術の試合にも出たかったんですよ。今回出たのはちょうど時期が合ったから。優勝できてうれしい。仕事と練習の両立は難しいけど、4月の東日本アマ修斗オープンには出たいですね」と話した。主催の入江も小見川の実力を絶賛し、キングダムのプロ部門への出場を要請するいう。

 なお、U系柔術設立記念トーナメントは、プロ部門の稲野岳が創始した“U系柔術”ルールに基づいて行われた。稲野はマイアミ大学在学中にマーカス・コナン・シルベイラの元で柔術を学び、ジョー・モレイラ杯ライト級優勝経験がある。現在は池袋で「Tokyo Rio 柔術クラブ」を開設している。胴着の上衣とレスリングシューズの着用を義務とし下衣の着用は任意、投げ技・パスガード・マウント・スイープ・関節技等にポイントが与えられる。当初はワンマッチでのお披露目予定だったが、希望者が集まったため急きょトーナメント形式となった。稲野は出場しなかったが、各選手のアグレッシブな攻防に見ごたえがあった。得点板がなくポイントの途中経過が不明瞭だったが、次回以降は改善していくという。
 また、打撃なし組技限定のルーキートーナメントには、昨年末オープンしたばかりのキングダム道場で格闘技を始めたばかりの選手が3人出場した。入江は「実力に関係なく、試合経験を積ませることで選手を育てたい」としている。

(井原芳徳)

ユナイテッド・ワールド・ファイト主催
The Road of Kingdom −オールジャパンリアルファイティングトーナメント−

2月25日(日)東京・稲城市総合体育館

オールジャパンリアルファイティングトーナメント(14名出場)優勝:小見川和隆(フリー)
ルーキートーナメント(打撃なし・4名出場) 優勝:安村光輝(入江部屋)
U系柔術設立記念トーナメント(8名出場)三浦博文(入江部屋)

※キングダム聖蹟桜ヶ丘道場ではジム生を募集中。問い合わせはキングダム・エルガイツまで。TEL. 0423(31)2797

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nhb 3月2日 公式情報

「K-1、PRIDE、リングス、パンクラス、修斗…オランダオールスター集結!」

▼オランダ・ロッテルダムで3月18日開催される"2HOT2HANDLE"のラインナップが明らかになった。当初予定されていたヘンゾ・グレイシー、ヴァンダレイ・シウバ、イゴール・ボブチャンチンの出場はないものの、オランダ勢はぼぼ予定どおりの豪華ラインナップとなった。日本ではなかなか一同に会することが難しいオランダ人選手達が、団体の壁を越えて集結する。なおラモン・デッカーの試合は引退戦となる模様だ。

■タイボクシング(ムエタイ)
Rayen Simpson(オランダ)×Karpin(ベラルーシ)
サミール・ベナゾーズ(オランダ)×Sean Pulcjak(クロアチア)
ラモン・デッカー(オランダ)×マリノ・デフローレン(スイス)
アーネスト・ホースト(オランダ)×ジャビット・バイラミ(スイス)
Illonka(オランダ)×Christina Horvai(ハンガリー)※女子戦

■バーリトゥード
ロニー・リバーノ(オランダ)×セルゲイ・ヴィチコフ(ロシア)
マルタイン・デ・ヨング(オランダ)×Tulio Palhares(ブラジル)
アリスター・オーフレイム(オランダ)×Stasnuchik(ロシア)
ヴァレンタイン・オーフレイム(オランダ)×イアン・フリーマン(イギリス)
ボブ・シュライバー(オランダ)×ゲーリー・グッドリッジ(カナダ)
セーム・シュルト(オランダ)×Alexej Medvedev(ベラルーシ)
ギルバート・アイブル(オランダ)×カーロス・バヘット(ブラジル)
イルマ・ヘルホーフ(オランダ)×Natalia Bobkova (ロシア)※女子戦
エド・デ・クライフ(オランダ)×Fatih(ドイツ)※スーパーファイト

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nhb 3月2日 公式情報&本誌取材

「ヤマケン、日曜にクラブファイト。キングダム入江戦は見送り」

▼ヤマケンこと山本喧一が自らの首に賞金をかけ未知の強豪に挑むクラブファイトの第3回大会が、日曜夜名古屋で開催される。1月の大阪大会のヤマケンはコンディション不良もあり秋山賢治(禅道会)に苦戦を強いられた。名古屋で名誉挽回したいところだが、今回の対戦相手の保村晃は柔道のキャリアが長く、体重も108kgとヤマケンより20kg近く重く、組技での不利も懸念されている。

 なお一般公募でヤマケンの対戦相手に名乗り出ていた入江秀忠(キングダム・エルガイツ)の参戦は今回は見送られた。入江は本誌の取材に対し、「(一部格闘技誌で報じられた)タイタンファイトの主催者とスポンサーの金銭トラブルとは関係なく、純粋な格闘家同士の闘いをしたい。ヤマケンさんのクラブファイトのコンセプトは僕の団体のコンセプトと一緒で物凄く共感している。大阪での秋山戦のようなドローじゃなく、無制限ラウンドで完全決着をつけたい」と話している。入江は全日本アマチュア修斗選手権ヘビー級優勝を経て、98年初頭、当時ヤマケンや桜庭和志らが所属していたキングダム(〜エルガイツの前身)の公認格闘家となる。だが直後団体崩壊の憂き目に会い、ヤマケンとの接触は半月ほどしかなかったというが、キングダムの看板を守り続けている入江にとって、かつての先輩への思い入れは深いようだ。なお入江は4月に千葉県で開催される自団体の興行の欠場を決めており、既に5月開催予定の次回クラブファイトに照準を定めているという。

(井原芳徳)

Club Fight NAGOYA
2001. 3. 4. (Sun.)
Open/21:00pm
Fight Gong/23:00pm
Place/ OZON
名古屋市中区栄3-35-34 ヘラルドシネプラザ2F
(若宮大通と本町大通の交差点)
(tel. 052-242-0780/fax. 052-242-0785)
チケット当日料金:4000円

メインイベント
山本喧一(パワーオブドリーム:UFC-J初代チャンピオン)
保村晃(口田東体協)

保村晃(ほむら・あきら)プロフィール
年齢:24歳
所属:口田東体協
格闘ベース:柔道(15年3段)、総合格闘技(2年)
身長:180cm 体重108kg
戦績:
柔道(広島県大会無差別級優勝、春選抜全国大会ベスト16、中国四国大会準優勝、なみはや国体山口県代表)
総合系(第14回&第17回アマ・コンプリート・ファイティング・ヘビー級優勝、トーナメントオブJワンマッチで小島正也(和術慧舟會)にアキレス腱固めで一本勝ち)

■軽量級4menトーナメント
河野竜也(四王塾:柔術:第7回コンプリートファイティング・ライト級準優勝)
     K-1チャレンジ99.3.22代々木のコンテンターズルールで門脇英基に一本負け)
熊谷真尚(禅道会:空手:バーリ・トゥード実験マッチ11戦10勝1敗)

市川直人(パワーオブドリーム:グラップリング:第1回タイタンファイト準優勝)
則次宏紀(直心会:総合:第4回コンプリートファイティング・ミドル級優勝
     アマ修斗99.2.21 第1回中部日本オープンで3位
     スーパーブロウル96.6.28ハワイでヘイガー・チンに一本負け
     プロ修斗93.4.26後楽園の中井祐樹デビュー戦で一本負け)

■DJ & LIVE ACT 
DJ MACEO(from De La Soul), MURO, 刃頭 , M.O.S.A.D. , PHOBIA OF THUG , and more...

★OZONでは20歳未満の方の入場を禁止しています。身分証明書の提示をお願いする場合があります。ご了承下さい。

■INFO
Versus Entertainment [Tel.03-5775-1668 (14:00〜18:00) ]
クラブファイト公式ホームページ

▼ これまでのクラブファイトのレポート&写真
Club Fight Round 1(11月12日/渋谷・WOMB)ヤマケン、サンビストを一蹴
Club Fight OSAKA(1月26日/大阪・Mother Hall)ヤマケン、秋山賢治とドロー

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shooto 3月2日 公式情報&フルコンタクトファイター誌

「ハワイ公式戦で暴動、棄権続発」

▼2月23日(現地時間)ハワイでスーパーブロウルが開催された。プロモーターのT・J・トンプソン氏が修斗のプロモーター・ライセンスを昨年12月末に回復したため、今回は修斗公式戦のみのラインナップに戻った。だが、大会のサブレフェリーを務めたクリス・オンズカ氏が米国のフルコンタクトファイター誌に寄せたレポートによると、暴動、選手の棄権等トラブルの絶えない興行となってしまったようだ。

 まず第2試合、地元出身のブレナン・カマカが膝とろっ骨を負傷していたため急きょパンクレイションルールに変更されたが、開始50秒でカマカがろっ骨の痛みを訴えギブアップ。
 続く第3試合では、1R終了間際カレオ・パディーリャのセコンドの一人がリングに乱入。パディーリャからマウントポジションを取っているアンソニー・トーレスに飛び付くと、トーレスのセコンドのイーゲン井上が止めに入り、さらには30人近くがリング上に入り乱れての騒動に。止めに入った警察官も最後は防犯スプレーをまき散らし群衆を退散させ、ようやく事はおさまったという。なお公式結果では最初にセコンドが乱入したパディーリャの反則負けとなっている。過去にもこの大会では暴動は何度か起こっているが、今回もそれが起こってしまった。
 さらにイラン出身のオリンピック・レスラーであるマンスール・ヘイダリは、修斗ルールで禁じられているレスリングシューズを履いて入場。「私はレスラーだからシューズを履く」と主張し続け、プロモータートンプソン氏にシューズを脱ぐか棄権するかを求められたが、ヘイダリはそのままリングを降り、試合中止となった。ヘイダリはブーイングを浴びながら退場したという。ちなみに対戦予定だったのはライトヘビー級6位のロナルド・ジューン(米国/ジーザス・イズ・ロード)。続くセミファイナルに登場したディン・トーマスもルールで禁じられているサーフィン用のウェットスーツを着て入場。トーマスがしばらく抵抗し2試合連続の中止も危ぶまれたが、結局トーマスはスーツを脱いで試合に臨み、地元ハワイ出身のパーリングを三角絞めで1Rに仕留めきっちり仕事を務めた。踊りながら退場するトーマスに大ブーイングが巻き起こっていたという。なおメインイベントではレイ・クーパーポール・ロドリゲスにあっさり一本負け。メインとセミで地元ジーザス・イズ・ロード勢が立て続けに本土のインターナル・パワー勢に完敗を喫してしまった。

 オンズカ氏はレポートの最後をこのように締めくくっている。

These events are certainly not good for the sport, but it was an incredible spectacle to experience, especially where you are sitting in, what I like to affectionately term, "the blood row."

 要約すると「スポーツとしては不適格なイベントだが、愛情を込めて“血気盛んな闘争”名付けたくなるような、すばらしい光景だった」といったところか。"Respectable Sport(尊敬されるスポーツ)" を指向する修斗コミッションとしては頭の痛い大会となってしまったようだが、試合内容自体は素晴らしい物が多かったとも報じられており、しばらくはジレンマのつきまとう大会運営を強いられそうだ。

(井原芳徳)

Super Brawl XX "The Big One!"
2月23日(金)米国ハワイ州ホノルル/ブレイズデイル・アリーナ
主催:エクストリーム・スポーツ・プロダクション

第1試合 68.0kg契約 5分2R
○エイブ・ロドリゲス(米国/グラップリング・アンリミテッド)
×デイビッド・ヤン(米国/直心会ハワイ)
1R 4'25" スリーパーホールド

第2試合 ライトヘビー級(パンクレイション・バウト)
○アリスティデス・ブリトー(米国/チーム・ライバル)
×ブレナン・カマカ(米国/ジーザス・イズ・ロード)
1R 0'50" ギブアップ(カマカが負傷していた肋骨を痛めたため)

第3試合 ライトヘビー級 5分2R
○アンソニー・トーレス(米国/グラップリング・アンリミテッド)
×カレオ・パディーリャ(米国/コナ・ボクシング)
1R 4'53" 失格 ※ セコンドがリング内に入る反則

第4試合 77.1kg契約 5分2R
○ジョン・クリソストモ(米国/グラップリング・アンリミテッド)
×スコット・ビルス(米国/チーム・ライバル)
判定 2-0 (鈴木メイン19:18 オンズカサブ20:19 嶋西サブ19:19)

第5試合 ヘビー級 5分2R
○オーギー・パダケン(米国/チーム・タイガー)
×チャーリー・アンダーソン(米国/チーム・ライバル)
判定 2-0 (鈴木メイン 20:18 オンズカサブ 20:18 嶋西サブ 20:20)

第6試合 66.9kg契約 5分3R
×ステファン・パーリング(米国/ジーザス・イズ・ロード:ライト級5位)
○ディン・トーマス(米国/インターナル・パワー:ウェルター級7位)
1R 3'52" 三角絞め

第7試合 ミドル級 5分3R
×レイ・クーパー(米国/ジーザス・イズ・ロード:ミドル級3位)
○ポール・ロドリゲス(米国/インターナル・パワー)
1R 1'55" 腕ひしぎ十字固め

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shooto 3月2日 公式情報

「修斗がしたい! 世界の若手格闘家が下北に集結」

▼修斗3月21日(水)北沢タウンホール大会の全カードが決まった。セミファイナルの中山巧は2月の大阪大会でもスピーディーな動きと強烈なパンチで成長ぶりを見せ付けたばかり。イアン・シャファ戦の関門を突破すれば、Aクラス入りもほぼ確実だろう。
 4月8日(日)北沢大会は、「WANNA SHOOTO」という大会名のとおり、修斗で闘ってみたいという各国からのフレッシュな選手が集まっている。将来ワールドクラスとなる選手の発掘場所としても期待できそうだ。なおこの大会は2部構成となっており、両部を見るにはチケットを2枚買わないといけないのでご注意を。
 さらにパレストラTOKYO主催の4月28日(土)北沢大会の2試合も発表されている。

(井原芳徳)

■SHOOTO TO THE TOP
3月21日(水)東京/北沢タウンホール 開始 : 18:00
主催 : SHOOTO GYM K'z FACTORY(Tel. 0427-40-5710)

第1試合 56.0kg契約 5分2R
久保山 誉(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
漆谷康宏(RJWセントラル)

第2試合 70.0kg契約 5分2R
丸山弘道(WILD PHOENIX)
川尻達也(総合格闘技TOPS)

第3試合 57.0kg契約 5分2R
石井俊光(タイガー・プレイス)
赤崎勝久(SHOOTO GYM K'z FACTORY)

第4試合 60.0kg契約 5分2R
松根良太(パレストラMATSUDO)
楳沢智治(RJWセントラル)

第5試合 70.0kg契約 5分2R
松本光央(WILD PHOENIX)
大内 敬(パレストラTOKYO)

第6試合 70.0kg契約 5分2R
イアン・シャファ(オーストラリア/AUS修斗スパルタン・ジム)
中山 巧(パレストラTOKYO)

第7試合 60.0kg契約 5分3R
吉岡広明(パレストラTOKYO:フェザー級2位)
秋本じん(SHOOTO GYM K'z FACTORY:フェザー級3位)

■WANNA SHOOTO 2001
4月8日(日)東京/北沢タウンホール
開始 : [第1部] 15:00 [第2部] 18:00
※入れ替え制。チケットは別売り
主催 : SHOOTO GYM K'z FACTORY(Tel. 0427-40-5710)

【第1部】(全6試合予定)
ウェルター級 5分2R
小谷ヒロキ(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
山崎 剛(TEAM GRABAKA)

ミドル級 5分2R
マルタイン・メインハス(オランダ/NTL修斗マルタイン道場)
伊藤 忍(パレストラTOKYO)

ウェルター級 5分2R
マサ・マルコメ(アメリカ/USA修斗協会イノサント・アカデミー)
高田和道(WILD PHOENIX)

フェザー級 5分2R
ライアン・ディアス(カナダ/フランコ&ギブソン・パンクレイション)
勝村周一朗(SHOOTO GYM K'z FACTORY)

【第2部】(全6試合予定)
ライト級 5分2R
田村彰敏(格闘結社田中塾)
村山英滋(シューティングジム八景)

ウェルター級 5分2R
ウーモア・トロンペット(オランダ/NTL修斗マルタイン道場)
飛田拓人(インプレス)

ライト級 5分2R
ユージーン・ヘンセン(ニュージーランド/ウエリントン・サブミッション)
植野 雄(後藤柔術クラブ)

フェザー級 5分2R
高橋大児(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
今泉堅太郎(SKアブソリュート)

ライトヘビー級 5分2R
ジェレミー・ベネット(アメリカ/USA修斗協会イノサント・アカデミー)
山下志巧(パレストラTOKYO)

ミドル級 5分2R
キム・メイソン(アメリカ/AMCパンクレイション)
鶴屋 浩(パレストラMATSUDO)

■(大会名未定)
4月28日(土)東京/北沢タウンホール 開始 : 未定
主催 : パレストラTOKYO(Tel. 03-5984-3209)

ミドル級 5分2R
徳岡靖之(パレストラKAKOGAWA)
中山 徹(インプレス)

ミドル級 5分2R
岩瀬茂俊(総合格闘技TOPS)
堂垣善史(パレストラKAKOGAWA)

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shooto 3月2日 公式情報

「修斗コミッショナーのリングス観戦についての見解」

▼修斗コミッションは2月27日付けで公式サイトに「浦田 昇コミッショナーの2/24RINGS両国大会観戦について」という声明文をニュース欄に掲載した。以下原文のまま引用する。

■浦田 昇コミッショナーの2/24RINGS両国大会観戦について [Feb. 27]
 現SCコミッショナーである浦田は、以前、プロレス団体「ユニバーサル・レスリング・フェデレーション(以下、旧UWF)」の代表取締役社長をしていました。この旧UWFには修斗創始者・佐山 聡をはじめ、現RINGS代表である前田日明氏も所属しており、当時の所属プロレスラーと浦田と間には社長と従業員という間柄以上に密接な関係が築かれています。旧UWF崩壊後は、全て真剣勝負のスポーツ競技を目指す者とそうでない者と、それぞれが独自に道を歩んできましたが、先日、前田氏はとある人物との対話の中で偶然にも浦田の名前が出たことをきっかけに、数年振りに浦田に挨拶の連絡をしてきました。その後、浦田にRINGS大会への招待状が届きましたが、そのことを私は、RINGS大会と同日(現地時間前日)開催のハワイ公式戦開催のため日本にはおらず確認していませんでした。一切他意のない浦田は、旧UWF時代の付き合いで会場に足を運びましたが、今回、関係各位の誤解を招く結果となってしまいました。
 以下は、浦田からのメッセージです。
「昨年、RINGS大会に協力したハワイのプロモーター、T・ジェイ・トンプソンをサスペンドしたにも関わらず、前田氏とは旧知の間柄ということで断れずにRINGS大会に足を運ぶことになりましたが、他意はなく、これをもってSCがRINGSを容認した訳ではなく、ましてや修斗とRINGSが交流することはまったくあり得ない話です。普段、私のことなどは気に止めている方はいないだろうと思い、まさかRINGS大会の会場での姿を見られているとは思ってもおりませんでした。今後は、私も皆様に見られていることを意識し、コミッショナーという重席にあることを自覚し、誤解を招かぬよう謹んで行動していきたいと思う所存であります。」
 SCでは、今後ともこれまで一貫してきた方針を変えることは決してありません。

SC事務局長 鈴木利治

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