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[スーパーブロウル] 7.13 ハワイ (結果):イーゲン井上、引退撤回?

スーパーブロウル 25
2002年7月13日(土)米国ハワイ州ホノルル・ブレイスデイルアリーナ
 
▼メインイベントに登場した地元の英雄・イーゲン井上は、オランダの若手の実力者・マルタイン・デ・ヨングを、わずか1R 2'33"、ハイキックでノックアウトした。イーゲンはとある製薬会社から重役職に就くよう依頼されたため、今回の試合をもって格闘家から身を引くと報じられていた。実際大会のポスターにも「イノウエ、最後の試合?」などとプリントされ、最後の雄姿を見届けようと多くのファンが詰め掛けた。たがスーパーブロウルの公式サイトによると、イーゲンは試合後のインタビューで「唯一興味がある試合があるとすれば、それはライトヘビー級王者の須田との試合だ」とコメントしたという。現在ライトヘビー級7位のイーゲンが4位のデ・ヨングを敗ったということで、イーゲンにも挑戦権が与えられる可能性は十分にありうる。スーパーブロウルの主催者はハワイでのタイトル戦を待望しており、今後の動向が注目される。
 なお、今大会にはバレット・ヨシダ、ショーニー・カーターも出場している。バレットはシュートボクシング2月大会に出場したジェイソン・ブレスと対戦し、1R 3'16" 裸絞めで勝利している。先日のWFAは眼科検査をパスできず欠場したカーターだが、グラップリング・アンリミテッドのコロ・コカ(Kolo Koka)を判定3-0 (20-18,20-18,20-18) で下した。
 日本人も2名出場し、クラスAの野中公人はシャークタンクのジョセ・ロペス(Jose Lopez)と対戦し、1R 2'07 裸絞めで快勝。元キックボクサーの風田陣はグラップリング・アンリミテッドのエディ・ヤギン(Eddie Yagin)というフィリピン系の選手と対戦し、激しい打撃戦を繰り広げ会場を湧かせたが、判定2-0 (19-18,19-19,19-18) の僅差で敗れている。
 他にも7試合が行なわれ、全試合が修斗ルールで行なわれた模様。試合数が多かったため、予定より30分早く大会が始まっていた。(井原芳徳)

Last Update : 07/16

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