[JTC] 5.19 東京予選 (結果):2会場で熱戦繰り広げられる
JTC "第2回全日本総合格闘技オープントーナメント 東京大会" 2002年5月19日(日) 東京・夢の島総合体育館&ゴールドジム行徳
レポート&写真:井原芳徳
<夢の島会場>
◆67kg未満級(23人出場) 優勝:川越和人(フリー:写真左) 準優勝:堀友彦(フリー:写真右) 3位:内海琢磨(P's LAB東京),斉藤良(和術慧舟會)
優勝した川越は23歳。格闘技歴わずか2年ながら、準決勝までの4戦のうち2戦を腕十字で勝ち上がり、活きのいい動きを見せる。師匠の須藤元気も「今日の動きはちょっと信じられないぞ」と驚いていたというから、本番に強いタイプなのだろう。決勝では相手の得意技の打撃をタックルで封じ込め、1、2Rともにマウントポジションを奪い、判定ながら完勝した。「なんとなく自分が優勝するだろうと思ってた」「(将来は)ダイナマイト・キットみたいになりたい」と語る川越。全国大会でも好勝負を見せてくれそうだ。
◆75kg未満級(12人出場) 優勝:関直喜(チームPOD:写真) 準優勝:太田裕之(チームPOD) 3位:本里秀人(ストライプル) 高関攻(和術慧舟會)
優勝の関はアニマル浜口道場出身で、'98第5回アマリングス80kg級優勝、'99コンバットレスリングオープン76kg級優勝の強豪。一回戦で'01第3回アマパンクラス80kg級優勝の本田朝樹(P's LAB横浜)を、準決勝では柔術の実力者の本里秀人をどちらも足関節技で仕留めた。「プロになりたくて入った」というパワーオブドリームで磨いたグラップリング技術が冴え渡る。決勝では同門の太田と当たり「動きを読まれていてやりにくかった」というが、度々サイドポジションを奪い判定で優勝をもぎとった。これで「去年の大会を見て出たくなった」という全国大会に進出が確定。「25歳だから今年が最後の勝負」だといい、目標とするパンクラスのネオブラやDEEP、プレミアムに出場するためにも負けられないトーナメントとなるだろう。
<行徳会場> (取材に行けなかったため結果だけ掲載します。ご了承下さい)
-60kg級 優勝 吉住 武美(高田道場) 準優勝 梅木 繁之(SKアブソリュート) -82kg級 優勝 外山 慎平(和術慧舟會東京本部) 準優勝 花田 和弘(フリー) +82kg級 優勝 上本 裕祥(TEAM-KAZE) 準優勝 トニー・ネルソン(P'sLAB東京)
JTCの公式ウェブサイトがオープン
アドレスはhttp://jtc.cside.com/。設立主旨、ルール、大会情報などが掲載されており、参加申し込み書類のプリントアウトもでき便利だ。
<今後の大会日程> 6/2(日) 関西大会 大阪府/P'sLAB大阪(申込締切 5/29必着) 6/2(日) 東海大会 愛知県/名古屋市千種区スポーツセンター(申込締切 5/29必着) 7/14(日) 関東大会 神奈川県/TIGER PLACE(申込締切 7/9必着) 7/20(土・祝) 関東大会 神奈川県/TIGER PLACE(申込締切 7/15必着) 7/21(日) 関東大会 神奈川県/TIGER PLACE(申込締切 7/15必着 ) 秋予定 全国大会
<関連記事> 第1回全日本総合格闘技オープントーナメント(昨年9月) 2002年の大会開催概要発表。新たに4団体が加盟(3月)
Last Update : 05/21
|