オープニングファイト 総合格闘技ルール 85kg契約 |
○ |
竹内 出 |
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× |
三浦 広光 |
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5×2R(延長1R) 2R 3:35 |
TKO レフェリーストップ マウントパンチ |
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第1試合 総合格闘技ルール 82kg契約 |
○ |
ホドリゴ・グレイシー |
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× |
國奥 麒樹真 |
セコンド:柳澤龍志、渋谷修身、他??? |
5×2R(延長1R) |
判定 3-0 |
※ パンクラス離脱後その去就がどうなるか定まっていなかった國奥が1年2ヶ月ぶりにリングに帰って来た。
相手は体格に勝るホドリゴだったが、体格差とグラウンドでのポジション取りで押され判定負けを喫した。 |
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第2試合 総合格闘技ルール |
○ |
ボブ・サップ |
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× |
アラン・カラエフ |
セコンド:外山慎平、他??? |
5×3R 1R 3:44 |
KO 左ストレート |
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第3試合 総合格闘技ルール 86kg契約 |
○ |
秋山 成勲 |
セコンド:門馬秀貴、他??? |
× |
カール“トゥームストーン”トゥーミィ |
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5×3R 1R 0:59 |
腕ひしぎ十字固め |
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第4試合 総合格闘技ルール(ロープエスケープ1回OK・ダウンカウント有り) |
○ |
レイ・セフォー |
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× |
キム・ミンス |
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3×3R 2R 0:30 |
KO 2ダウン 右ハイキック |
※ 恐れ知らずの戦い方は前回と変わらないミンスだが、
それに加え1R3分という時間の短さが総合にふさわしくない間合いを生み出し、
総合初戦となるセフォーの打撃の餌食とされてしまった。 |
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第5試合 総合格闘技ルール 76kg契約 |
○ |
菊地 昭 |
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× |
井上 克也 |
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5×3R 1R 1:41 |
TKO レフェリーストップ バックマウントパンチ連打 |
※ 修斗とパンクラスをホームグラウンドにして戦うトップファイター同士の一戦。
だが試合は開始まもなく菊池が井上からバックマウントを取ると卓越したポジションキープ力でバックマウントを維持し続け、
顔面に横なぶりのパンチの雨を降らすとレフェリーが耐えかねて試合を止める。 |
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第6試合 総合格闘技ルール ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦 70kg契約 |
× |
アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ |
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○ |
所 英男 |
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5×2R(延長1R) 延長R 0:08 |
TKO レフェリーストップ 右バックハンドブローからパウンド連打 |
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第7試合 総合格闘技ルール ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦 70kg契約 |
× |
ヤニ・ラックス |
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○ |
高谷 裕之 |
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5×2R(延長1R) 1R 1:56 |
KO 左フック |
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第8試合 総合格闘技ルール ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦 70kg契約 |
○ |
ホイラー・グレイシー |
セコンド:ホイス・グレイシー、他??? |
× |
吉田 幸治 |
セコンド:阿部裕幸、他??? |
5×2R(延長1R) |
判定 2-0 |
※ このカードが決まった時は「何故これ程までにキャリアの差があるカードを組むのだろうか?」と疑問を抱いたが、
なかなか面白い試合であった。
吉田は柔道とボクシングで格闘技のキャリアを積み、総合初戦ながら総合の基本を身に付けて試合に挑んできた。
それが示すように、最大の武器である左手を重心より後ろに構えるトリッキーな威嚇をしながらもホイラーの鋭いタックルをさばいている。
2Rはグラウンドになるとさすがにホイラーのポジショニングがまさり苦しい展開が続いたが、
いつ極められてもKOされても不思議ではない場面を柔軟な動きと心で乗り越えた。
30才での総合デビューで、残された格闘技人生は長くはないかも知れないが、将来に楽しみを抱かせてくれる闘いを見せてくれた。 |
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第9試合 総合格闘技ルール ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦 70kg契約 |
× |
シャミール・ガイダルベコフ |
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○ |
宮田 和幸 |
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5×2R(延長1R) 1R 2:49 |
チョークスリーパー |
※ アースラン・マゴメドフが事前の健康診断により出場不可能となり、急遽ガイダルベコフが参戦。
極めのチョークスリーパーに至る前にストップ・ドントムーブがかけられたが、
何故あのようなオンブしたバックマウントの状態でストップをかけたのだろうか?
普通ドントムーブでリング中央に戻す場合は、お互いの動きが止まっていて、なおかつ状態が安定している時と相場が決まっている。
なのに、流れの中でオンブをするようなバックマウントという不安定な状態で、
いくらロープ際とは言えストップをかけたのか理解に苦しむ。
そのままの状態で中央から試合再開しようとしても不安定な状態からの再開は難しく、
その結果、ドントムーブをかける前の状況とはやや違う展開になってしまい、
あっさりとバックを取った宮田がチョークスリーパーを極めてしまう。
どちらにせよ宮田がチョークを極めて勝っていた可能性はあっただろうが、この一戦も後味の悪い結果となってしまった。 |
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第10試合 総合格闘技ルール ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦 70kg契約 |
○ |
レミギウス・モリカビュチス |
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× |
村浜 武洋 |
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5×2R(延長1R) 1R 1:14 |
KO 左フック |
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第11試合 総合格闘技ルール |
○ |
ピーター・アーツ |
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× |
若翔洋 |
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5×3R 1R 1:36 |
TKO レフェリーストップ 右ストレート |
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第12試合 総合格闘技ルール 70kg契約 |
× |
イアン・シャファー |
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○ |
山本“KID”徳郁 |
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5×3R 3R 1:23 |
TKO レフェリーストップ スタンドパンチ連打 |
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※ 第6試合と第7試合は試合を止めるのが早くなかっただろうか?
高谷のフィニッシュとなったパンチは確かにラックスの顔面を捉えてはいたが、KO決着となるほどのダメージは与えていなかった。
所はバックブローでノゲイラをダウンさせたが、その後ノゲイラはしっかりと所を見据え防御をしようとしていた。
その2つはレフェリーの気が早まったことによるジャッジミスなのか、それとも安全性を考慮してのことだろうか?
安全性を考慮してあの程度の状況で試合を止めるのであれば、
修斗が採用しているようにダウンカウント制にしてしまえば良いのではないか?
イヤな見方をするなら日本人にとって都合の良いジャッジをするようにしているのか?とも疑ってしまう。
ともかくその後の攻防を見れなかったのは残念だった。
※ 9月7日に有明コロシアムで行われる予定のミドル級世界最強王者決定トーナメント準々決勝進出者は以下の通り。
宇野薫、須藤元気、 高谷裕之、所英男、宮田和幸、山本“KID”徳郁、ホイラー・グレイシー、 レミギウス・モリカビュチス。 |