(レポ&写真) [パンクラス] 5.6 大森:鳥生敗退。吉本、5.30後楽園で再戦
ワールドパンクラスクリエイト "PANCRASE 2007 RISING TOUR - THE 13TH NEO BLOOD TOURNAMENT" 2007年5月6日(日) 東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
レポート&写真:井原芳徳 【→3月の予選&一回戦の結果】 【→掲示板スレッド】
◆ 第13回ネオブラッド・トーナメント準決勝戦 (写真の勝者が7/27(金)後楽園ホール大会の決勝戦に進出)
第8試合 ミドル級 5分2R ×鳥生将大(パンクラスism) ○岩見谷智義(高田道場) 判定0-3 (大薮20-20○/谷内20-20○/梅木20-20○)
大会のメインを任されたismの新人・鳥生(とりゅう)だが、2R途中までコーナーに押し込んでの膠着状態の繰り返し。随所で得意の左ハイを出すが、他の箇所にエサを撒かないため、相手に読まれてしまう。互いに2Rに上になるチャンスが1度ずつあっただけで試合終了。実質ドローの内容だったが、マスト判定の結果、タックルで1テイクダウンのあった岩見谷に軍配が上がった。
第7試合 ミドル級 5分2R ○藤井陸平(和術慧舟會RJW) ×阿部健太郎(ハイブリッドレスリング山田道場) 1R 3'20" ギブアップ (スピニングチョーク)
阿部がロープに引っかかり場外に落ちそうになるアクシデントもあったが、再開後、阿部のハイをかわして藤井が上に。ハーフガードから鉄槌を落とした後、スピニングチョークを華麗に極め決勝に進んだ。
第6試合 ウェルター級 5分2R ○ヨシロックT(和術慧舟會A-3) ×TOSHI(空柔拳会館) 1R 3'11" TKO (レフェリーストップ:マウントパンチ)
TOSHIの蹴り足をつかんでヨシロックが上になると、パワーと技術差で圧倒。サイドからパウンドで痛めつける。TOSHIが逃れようとしても背後からしがみつき、最後はマウントパンチの連打で粉砕した。
第5試合 ウェルター級 5分2R ×八島勇気(パンクラスP's LAB東京) ○高田谷悟(格闘技吉田道場) 1R 1'22" ギブアップ (腕ひしぎ十字固め)
最初下になった高田谷だが、リバーサルに成功するとすぐさまバックに回り腕十字の体勢に。八島はバスターと踏み付けで逃げようとするが、高田谷がきっちりと極め決勝進出を果たした。
第4試合 ライト級 5分2R ×荒牧 拓(パンクラスP's LAB横浜) ○松本晃市郎(今田道場) 2R 4'48" TKO (レフェリーストップ:サッカーボールキック)
道場長・今田耕司さんも客席で見守る中、松本は1R序盤からパンチラッシュでチャンス。仕留めきれなかったものの、2R中盤からも再びパンチでチャンスを作り、終了間際、右フックとサッカーボールキックで試合を終わらせた。決勝戦に向けては「五十里選手の試合は面白く無い。KOで勝ちます」と強気の抱負を語った。
第3試合 ライト級 5分2R ○五十里祐一(パンクラスP's LAB東京) ×風間 奨(パラエストラ東京) 判定2-0 (谷内20-17/松宮20-18/大薮20-18)
両ラウンドとも五十里が上になり、パウンドを当て続け風間を完封した。
第2試合 フェザー級 5分2R ×吉本光志(AJジム) ○長谷川孝司(パンクラス稲垣組) 2R 3'20" 反則 (金的) ※両選手の強い希望により5月30日の後楽園大会で再戦。再戦の勝者が決勝進出
吉本が長谷川のタックルを切り続け、左ジャブ、右フック等を随所で当て主導権。しかし膝蹴りがローブローとなってしまい、試合が中断。長谷川は吐き気を催し、震えが止まらない等ダメージが大きく、ドクターストップがかかり、ルールに基づき反則勝ちとなった。再戦での完全決着を期待したい。
第1試合 フェザー級 5分2R ○宮城友一(P's REAL) ×村山トモキ(AJジム) 判定3-0 (大薮20-18/谷内20-17/梅木20-18)
スタンドの打撃で主導権を握るのは全日本キックの元ランカーの村山だが、グラウンドに持ち込めば完全に宮城のゲーム。両ラウンドともチョークスリーパーでチャンスを作り、判定勝ちをおさめた。
◆ パンクラスゲート
第5試合 ウェルター級 5分2R ○フラービオ田中(Flavio.V.T道場) ×阪本洋平(闘心) 1R 2'38" KO (左ストレート)
第4試合 ライト級 5分2R △小見川和隆(現代エンタープライズ) △上田厚志(総合格闘術骨法烏合会矢野卓見道場) 時間切れ
第3試合 フェザー級 5分2R △佐々木亮太(B-CLUB) △佐藤将光(坂口道場) 時間切れ
第2試合 フェザー級 5分2R △廣瀬 勲(ストライプル) △江泉卓哉(総合格闘技武門會) 時間切れ
第1試合 フェザー級 5分2R △内山重行(GRABAKAジム) △工藤一郎(和術慧舟會東京本部) 時間切れ
Last Update : 05/06 20:09
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