(レポ) [ROF] 2.11 コロラド:ラドウィック、原田の突撃かわしKO勝ち
RING OF FIRE "RING OF FIRE 21: FULL BLAST" 2006年2月11日(土) 米国コロラド州キャッスルロック:ダグラスカウンティー・イベントセンター
情報協力:空柔拳会館 【→カード紹介記事】 【→掲示板・総合全般スレッド】
メインイベント 74kg契約 5分3R ○ドゥエイン・ラドウィック(アメリカ/ハイ・アルティチュード) ×原田敏克(日本/空柔拳会館) 1R 1'44" KO (膝蹴り)
異例の海外プロデビューとなったJTC覇者・原田。序盤、グリーンボーイとの対戦で若干警戒の甘い様子だったラドウィックに対し、原田は活きのいいパンチを顔面に叩き込み、鼻血を出させる突貫小僧ぶりを見せた。続いて引き込みからの三角締めへ持ち込み、あわやというシーンを現出させる。しかし、ラドウィックもホームグラウンドのメインイベンターとして、このままでは終われない。ブレイクで救われてスタンドに戻ると、ノーガードで原田を挑発。 若い原田は、この心理攻撃に乗せられて、自らもノーガードで打ち合う。しかしスタンド勝負になれば、K-1 MAXでも活躍するキックボクサーであるラドウィックに一日の長がある。乱打戦から、顔面への膝で一気に原田をマットに這わせる。原田はこの一撃で鼻を骨折、10カウントを聞いてしまった。 ラドウィックは、先月のUFN3に続いて、二ヶ月連続の秒殺KO勝利。この試合前日に娘が生まれパパになったばかりという慶事もあり、この勝利にはいつも以上の感慨があったようだ。 また、敗れた原田も、金星は逃したものの、リスクを恐れない戦いぶりで会場を大いに湧かせ、未来に大きく希望を感じさせるデビュー戦となった。
Last Update : 02/15 21:00
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