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(レポ&写真) [全日本キック] 12.5 後楽園:フェザー決勝は前田×石川

全日本キックボクシング連盟 "Fujiwara Festival 〜藤原祭り2005〜"
2005年12月5日(月) 東京・後楽園ホール

  レポート&写真:井原芳徳  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
 

第7試合 セミファイナル 全日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝 サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
○前田尚紀(藤原ジム/全日本フェザー級1位)
×TURBΦ(FUTURE_TRIBE ver. OJ/元NKBフェザー級王者)
判定3-0 (大成30-27/梅木30-27/野口30-27)

※3RにTURBΦに右フックで1ダウン

 TURBΦは左膝の状態が悪いらしく、序盤から前田のローで何度もスリップ。早期決着かとも思われたが、TURBΦはフック、ボディ、ローで1R終盤あたりから反撃。2Rからはうまく回って距離を取り、前田の鼻血を誘う等じわじわダメージを与える。3RになるとTURBΦのローで前田の足が流れるように。だが元の足の痛みに3Rまでのダメージも重なり、パンチは当てるものの踏み込みが足りず、前田にとどめの一撃が与えられない。足にきている前田も同じ。両者足を止めての一進一退の打ち合いが繰り返され、場内は大いに盛り上がる。

 とはいえポイントでリードされているTURBΦは、ダウンを奪って逆転しないと勝ち目がない。最後の力を振り絞り、前田をコーナーに詰めてラッシュを仕掛け、大逆転かというムードに。だが打ち合いで右フックを当てたのは前田。踏ん張りが効かなくなった影響もあるだろう。TURBΦは試合終了10秒を切ったところでダメ押しのダウンを奪われてしまい、全日本初戦を勝利で飾ることができなかった。
 TURBΦはこの日が誕生日。試合最後に最悪のプレゼントをもらった格好だが、全日本キックの宮田充興行部長は「TURBΦ選手にオファーをして良かった」とこの日のファイトを高評価。26歳の1年はTURBΦにとって飛躍の歳になるかもしれない。
 この結果により前田は1/4 後楽園大会で石川直生(青春塾)と王者決定戦を行うことが決まった。


第8試合 メインイベント 62.5kg契約 3分5R
○小林 聡(藤原ジム/WKA世界ムエタイ・ライト級王者)
×リチデット・ウォー・スラポン(タイ/ソーワラピンジム)
3R 2'57" KO (3ダウン:右ローキック)


 序盤は軽いローの打ち合い。だがリチデッドが小林の蹴り足をつかんだままパンチを連打すると、小林も同じ技をやり返し意地を見せる。さらにはコンビネーションから左ボディを数度クリーンヒットさせ、技の華麗さと威力でリチデットを圧倒。2Rには右フックを何度も当て、残り1分には蹴り足をつかんでの右フックで最初のダウンを奪う。3R、既に気持ちが切れているリチデットから右ローの連打で立て続けに3度のダウンを奪い、05年最後の試合をKOで締めくくった。
 試合後のマイクでは「65戦キックやっても怖いんだよ。俺の試合は別として、一番面白いのはキックボクシングなんだよ。来年も全日本キック、よろしくお願いします」とアピールした。さらにバックステージでは「来年は面白いことをやります」とコメント。宮田興行部長も「小林はやっぱりもう1回、大きな仕事をやりたがってるみたいんで、タイ人と」「来年の全日本キックはキックファンが狂喜乱舞するような展開を考えております」と意味深なコメントを残した。小林をエースとした全日本キック全体の06年の動向から目が離せなさそうだ。

第6試合 プロレス 60分一本勝負
−藤原敏男&藤原喜明
−初代タイガーマスク&鈴木みのる
ノーコンテスト


 虎のマスクをかぶって登場した敏男会長は、他の選手より一回り小柄で、「小虎」といった雰囲気。敵味方関係なく他の3選手の反則攻撃の餌食に。だが途中から激励賞のワインを佐山氏に一気飲みさせられると、「大虎」に変身。獅子奮迅の大暴れをしたが、最後はお祝いのケーキを叩き付けらたところで和田良覚レフェリーがノーコンテストを宣告した。

第5試合 スーパーウェルター級 サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
×小松隆也(建武館/全日本ミドル級6位)
○望月竜介(U.W.F.スネークピットジャパン)
1R 2'28" KO (右フック)


 パンチを当て先手を取ったのは小松。初参戦・久々の国内での試合ということで望月はやや序盤硬かったが、セコンドの指示どおり右ローを当てるとペースをつかみ出す。カウンターの右ストレートを当てると、最後は右フックで小松を豪快に粉砕した。
 宮田興行部長は来夏までに全日本スーパーウェルター級王者を決めたい考えを示しており、望月は王者決定戦線での有力選手となることは確実だろう。
 

第4試合 ヘビー級 サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
○ウィル・リーバ(イギリス/ザ・スピリットジム/全日本ヘビー級5位)
×ゴルバニ・モハマドレザ(イラン)
2R 1'54" KO (3ダウン:膝蹴り)

※1Rにリーバに右ストレートで2ダウン

 1R、離れ際にモハマドレザの右肘がクリーンヒット。肘有りルールであることを忘れていたのか、リーバは虚を突かれた様子でフラフラになり、パンチの連打を浴びスタンディングダウンを宣告される。さらにラッシュを受け2度目のダウン。まさかの敗北かと思われたが、モハマドレザのスタミナ切れに救われ、2Rから反撃。パンチの連打の後、膝蹴りで2ダウンを奪い、最後は組み倒すだけのような形になったが、モハマドレザがマットに沈んだ。
 

第3試合 ランキング戦 ライト級 サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
○凱斗亮羽(S.V.G./7位)
×上杉武信(藤原ジム/8位)
判定2-0 (30-29/30-30/30-29)


 互いに単発の攻めで組み付きの多い展開となったが、3Rにテコンドー出身の凱斗がバックブローや胴回し蹴り等も駆使。手数で上回り勝利をもぎ取った。
 

※第3試合終了後、極真流空手道 武拳会館 演武 & ちびっこキックボクシングマッチが行われた。

第2試合 55kg契約 3分3R
○菊地 慧(藤原ジム)
×ケンゴ(チームSHO)
3R 2'25" KO (右フック)

第1試合 ミドル級 3分3R
×入月健一(S.V.G)
○田島直樹(S-KEEP)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

オープニングファイト第3試合 ライト級 3分3R
○鈴木真治(藤原ジム)
×平塚洋司(極真会館)
判定3-0

オープニングファイト第2試合 女子フライ級 2分3R
○四十内としえ(青春塾)
×林田昌子(藤原ジム)
判定3-0

オープニングファイト第1試合 ウェルター級 3分3R
○宮越宗一郎(宮越道場)
×斉藤武彦(スクランブル渋谷)
判定3-0


Last Update : 12/21 21:11

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