(レポ&写真) [ZST] 11.23 Zepp:所英男、グラップリング戦で快勝
ZST事務局 "ZST.8 旗揚げ3周年記念大会" 2005年11月23日(水/祝) 東京・Zepp Tokyo
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
第6試合 GT-Fタイトルマッチ グラップリングルール フェザー級 5分2R+3分1R ○所 英男(リバーサルジム/王者) ×ジェイソン・ラインハルト(アメリカ/挑戦者) 1R 2'27" 膝十字固め ※所が初防衛
筋肉質なラインハルトとのグレコローマン状態でのいなし合いで試合はスタート。主導権を握れなかった所だが、自分から寝転ぶようにしながら相手の足をつかんで寝技に引き込むと、関節マジックを披露。膝十字につかまえ、見事タップを奪った。 チャンピオンベルトを前田日明HERO'Sスーパーバイザーに巻いてもらった所は、大みそかのDynamite!!出撃と、自分のホームリングがZSTであることを改めて表明した。前田氏はDynamite!!での相手について「強敵になるが、一方的に所君がやられるような相手じゃない」と説明。日本人・外国人の両方が候補に上がっていることを明かした。
第5試合 ZSTルール フェザー級 5分2R+3分1R ○大石真丈(K'zファクトリー) ×奥出雅之(ゴールドジムサウス東京) 2R 0'44" 三角絞め
グローブを付けずに試合に臨んだ奥出が、意外な曲者ぶりを発揮。左ミドルをキャッチされるとすぐさま回し蹴りを放ったり、寝技では大石の尻をペンペンと叩いて観客の笑いを誘ったり、さらにはアキレス腱固めやアームロックでチャンスをつかんだりと、1R途中まで試合の主導権を握る。 だがベテラン大石はそれらの動きに翻弄されることなく冷静にチャンスを伺う。1R終盤には腕十字でチャンスを作り、2Rには相手の飛び膝をかわすと下になり、すぐさま変則的な三角を極め見事一本勝ちをおさめた。
第4試合 ZSTルール フェザー級 5分2R+3分1R ○勝村周一朗(勝村道場) ×キット・キウ(アメリカ) 1R 4'21" 腕ひしぎ十字固め
無名のキウだが開始早々パンチの連打で突進。寝技でも一個一個の動きに対応し、実力者であることを伺わせる。勝村は立ち技ではバックブローや飛び膝で奇襲。寝技でもアメリカのブドー・チャレンジ参戦時にエディ・ブラボーから習ったというグラウンドコブラも駆使し観客を楽しませた後、最後は腕十字できっちり一本を取った。観客の声援も前より増えており、ZSTの常連としてすっかり定着してきた印象だ。
第3試合 ZSTルール ライト級 5分2R ○佐東伸哉(P's LAB東京) ×金原正徳(武蔵村山道場) 2R 2'47" アームロック
1Rに金原の三角に捕まりそうになった佐東だが、2R序盤、下になった状態からアームロックを極めた。試合後は念願のマイクアピールとポーズでZSTラブを表現した。
第2試合 ZSTルール クルーザー級 5分2R △渡辺悠太(A-スクエア) △大類宗次郎(SKアブソリュート) 時間切れ
第1試合 ZSTルール フェザー級 5分2R △川名蘭輝(ロデオスタイル) △小澤健一(パレストラ八王子) 時間切れ
■ジェネシスバウト
第6試合 ライト級 5分1R △太田裕之(チームPOD) △樋村太郎(RIKI GYM) 時間切れ
第5試合 ウェルター級 5分1R △空閑俊生(バトラーツB-CLUB) △伊藤健一(Aスクエア) 時間切れ
第4試合 フェザー級 5分1R △西 哲也(バトラーツB-CLUB) △清水俊裕(宇留野道場) 時間切れ
第3試合 ウェルター級 5分1R △近野淳平(ロデオスタイル) △菊野克紀(Aスクエア) 時間切れ
第2試合 フェザー級 5分1R ○宮下トモヤ(バトラーツB-CLUB) ×上畑哲夫(谷柔術) 1R 4'20" 腕ひしぎ十字固め
第1試合 ミドル級 5分1R △遠藤亮太郎(Aスクエア) △平山敬悟(PZT) 時間切れ
Last Update : 11/28 17:00
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