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(レポ&写真) [K-1 MAX] 7.20 横アリ:サワー優勝。魔裟斗骨折リタイア

FEG "エステティックTBC K-1 WORLD MAX 2005 〜 世界一決定トーナメント決勝戦〜"
2005年7月20日(水) 神奈川・横浜アリーナ  観衆:17,720人(超満員札止め/主催者発表)

  レポート:井原芳徳  写真:井田英登  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】

◆ トーナメント

第2試合 リザーブファイト 3分3R(延長1R)
○安廣一哉(日本/正道会館)
×ダリウス・スクリアウディス(リトアニア/リングス・リトアニア)
2R 0'58" 判定3-0 (黒住20-19/朝武20-19/武井20-19)


「アクシデント続きのリザーブ戦。トーナメント波乱の予兆?」

 サウスポーの構えから力一杯蹴ってくるダリウスに対し、安廣もオーソドックスで細かいフェイントを使い右のミドル、ロー、ストレートで応戦。だが中盤、ダリウスの左ローが2度に渡り安廣の股間に直撃。安廣は2度目にもらった時は3分間休んだほどのダメージで、ダリウスには減点1が宣告される。
 再開直後、数十秒で1Rは終了。仕切り直しで2Rからの勝負と思われた矢先、ダリウスが左フックで突進した時に今度はバッティング。安廣は右眉尻をカットし、1回目のドクターチェックでレフェリーが試合をストップ。試合は成立しているため、その時点までの試合内容で判定され、攻防自体の得点差は無かったものの、減点の影響で安廣の勝利。波乱含みの幕開けとなった。

第3試合 準々決勝Aブロック(1) 3分3R(延長1R)
○魔裟斗(日本/シルバーウルフ/03年世界大会優勝)
×マイク・ザンビディス(ギリシャ/メガジム)
判定3-0 (御座岡30-28/朝武30-28/大成29-28)

※3R右ストレートによりザンビディスに1ダウンあり

「名勝負のあまりに痛い代償」

 1R、両者とも距離を取り、魔裟斗は左右のミドルとローに左ジャブ、ザンビディスは右ローや左ボディを互いに単発で当てる展開。残り45秒、魔裟斗が左ミドルを放った時、ザンビディスが右膝で魔裟斗の左足首をブロック。この時テレビ解説の谷川貞治k-1イベントプロデューサーは「こういうブロックで足を痛めるのも心配なんですけどね」と話したが、これが的中。以降ザンビディスの右ローを左足にもらうたびに嫌がる動きを見せ、2Rには軽い右ローでスリップするように。ザンビディスを中心に回る時間が増え、次第に踏み込みが甘くなる。5月の開幕戦前に左膝を痛めたことも、少しは影響しているのかもしれない。
 だがそんな逆境でも魔裟斗は右アッパーや右ローを着実にヒット。ザンビディスの踏み込みが甘くなり、フックが大振りに。魔裟斗は終盤に左のテンカオを当てる等、左足の痛みを感じさせない強気の攻めを見せる。

 3R、ザンビディスの右ロー、左アッパー、左ボディに、魔裟斗も右ロー、左ミドルで応戦。そして1分過ぎ、足を止めてのフェイントの掛け合いの後、ザンビディスの右ローに合わせ、魔裟斗の右ストレートがザンビディスのアゴに命中。ザンビディスは尻餅をつき、ついにダウンを喫する。会場は割れんばかりの歓声に包まれる。後がないザンビディスはフックを振り回し魔裟斗を追いかけるが、魔裟斗は回って防御。その中でも左アッパーや左フックを当て、優勢を維持したまま逃げ切り、見事準決勝進出を果たした。
 だが左足首を痛めた魔裟斗は、試合終了直後から苦痛の表情を浮かべる。セコンドに支えられながら退場し、準決勝に向け暗雲が立ちこめた。

第4試合 準々決勝Aブロック(2) 3分3R(延長1R)
×小比類巻貴之(日本/チーム・ドラゴン)
○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ)
判定0-2 (御座岡28-30/朝武29-30/大成30-30)


「スタートできず!ミスターストイック」

 1Rはクリンチの多い静かな展開。コヒが前蹴り、左ジャブを当てるのに対し、サワーはあまり攻撃を出さない。序盤、コヒが首相撲からの膝蹴りを2連打した後、ブレイクのかかった後に放った膝がサワーのボディに直撃し、しばらく休憩が取られるというアクシデントも。
 2R、コヒが前蹴りでバランスを崩したところ、サワーが組み付いて前方に投げ飛ばす。シュートボクシングなら1点が入るような奇麗な投げだったが、もちろんこれは反則。ちょうどその前後か、あるいは1R終盤にコヒは左足首を痛めたように見え、以降のステップがぎこちない。1Rよりもクリンチが増えるように。残り30秒、サワーは左右のフックを連打でヒット。さらに得意の上下に打ち分けるパンチでラッシュを仕掛けると、コヒはロープに詰められ背中を向けてしまう。ダウンでもおかしくない状況だったが、コヒは終了のゴングに救われる。
 3Rもクリンチが多いが、その中でもサワーはフック、ストレート、ジャブ等を何発か的確に当て攻勢。コヒはたまに膝で応戦する程度で、終盤にはまたも背中を向けそうになる場面が。結局いい所のないままコヒは終了のゴングを聞き、初戦敗退となってしまった。
 試合後の共同インタビューで、コヒは5月の終わりの合宿の3日目にとある箇所を負傷したため、前蹴りと膝蹴りしか出せなかったことを明かした。「負けは負けなんで、言い訳はしたくない。ボロクソに書いていいです。また頑張ります」と再起を誓った。

第5試合 準々決勝Bブロック(1) 3分3R(延長1R)
○アルバート・クラウス(オランダ/ブーリーズジム/02年世界大会優勝)
×ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア/ブンチュウジム)
判定3-0 (御座岡30-29/黒住30-29/大成30-29)


「初代王者、パンチ技術で“優勝候補最右翼”を退ける」

 実力者対決は予想通り激しく高度な打撃戦。1Rはボクシング主体の攻防に。クラウスは中盤の左フックと右ストレートの連打を当て、さらに左ボディもヒット。ウェインも左ボディや左フックを返すが、ヒット数と的確さではクラウスが一枚上だ。
 2Rになるとウェインはセコンドのアドバイスを受け、前蹴りとミドルを多様。距離感をつかみ、左ミドルの連打を当てる場面も。クラウスも左右のパンチを当て応戦。手数ではウェインだが、大きなダメージを与えるほどではない。
 3R序盤、ウェインは左ハイとパンチの連打を当て攻勢。蹴りでリズムをキープするが、中盤クラウスが左ボディを当てたのを皮切りに、左アッパー等で反撃。ポイントを五分またはそれ以上に戻す。
 全体を眺めれば大差のない試合だったが、御座岡、黒住の両ジャッジが1R、大成ジャッジが3Rにクラウスに10-9を付け、クラウスの準決勝進出が決まった。

第6試合 準々決勝Bブロック(2) 3分3R(延長1R)
○ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ボー・プラムックジム/04年世界大会優勝)
×ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/モンゴル・プロファイティング協会)
判定2-0 (御座岡30-28/黒住30-30/大成30-27)


「省エネファイトで2連覇向け好発進」

 タイのフミポン国王の写真を抱えて入場し、覚悟を示すブアカーオ。試合は典型的なムエタイスタイルとなる。1Rは距離を取って時折ミドルや前蹴りをヒットさせ様子見。2Rから序々に手数を増やし、右ロー、膝蹴り、テンカオ等も絡める。ナラントンガラグはフックを振り回したり回し蹴りで応戦するが、ほとんど当てさせてもらえず。3Rもブアカーオは同様の攻めでナラントンガラグを封じ込め、ノーダメージのウォーミングアップのような内容で軽々と準決勝に駒を進めた。

 

「魔裟斗が負傷リタイア。代役は安廣に」

 準決勝Aブロック開始前、角田信朗K-1競技統括プロデューサーがリングに上がり、「魔裟斗選手が左足首の複雑骨折によりドクターストップがかかり、ルールにより第1リザーバーの安廣一哉選手が準決勝に進出する」と発表した。
 魔裟斗にボクシングを指導する飯田裕トレーナーの話によると、魔裟斗は3R残り30秒の蹴りの直後に激痛を感じたという。実際、接近戦で左ミドルを放った魔裟斗の左足首が、ザンビディスの胸の辺りにヒット。それまでにも左足を引きずる動きを見せていたが、この攻撃で大きく痛めたものと思われる。
 魔裟斗は足首をテーピングで固めた状態でリングイン。一人で立ってマイクを持ち、「不本意な結果に終わって残念です。申し訳ないと思っています。すみませんでした」と観客に詫びた。
 車いすに乗って退場した魔裟斗は、そのまま病院に直行。左足腓骨骨折、2ヶ月の安静が必要と診断され、10月の世界王者対抗戦大会への出場は絶望的となった。
 リザーバーの優先順位は安廣、ザンビディス、ダリウスの順。大会後の角田氏の説明によると(谷川氏が代読)、安廣はリザーブファイトで右目尻をカットしドクターストップがかかったが、試合後にドクターが傷口を縫いテープを貼る治療を施し、問題ないと判断され出場が可能になった。ルール上、試合中これらの治療はできないが、試合後は可能。スネをカットした場合の処置と同じ扱いだといい、トーナメントという特殊なシステムの性質上、いかに選手を欠場させるかではなく、いかに選手を出場させてあげるかを重視し採られた処置だと説明した。
 

第8試合 準決勝Aブロック 3分3R(延長1R)
×安廣一哉(日本/正道会館)
○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ)
1R 2'24" TKO (ドクターストップ:右眉尻のカット)


「安廣、日本最後の砦になれず」

 負傷の魔裟斗の代役が回ってきたのは、今回のトーナメントに向けてスパーリングパートナーを務めていた安廣。悲壮感漂う表情で入場し、最後に残った日本人選手として観客から大きな声援を浴びる。
 右眉尻の傷を心配してか、安廣は距離を取っての試合運び。回転胴回し蹴り、左ミドル等で序盤から手数多く攻める。だがパンチで突進し、組み付いて膝蹴りを放ったところ、振りほどこうとしたサワーの左のグローブが安廣の右眉尻の上をこすれ、安廣は出血。さらにサワーが左フックを当てると安廣の出血が激しくなり、早くもドクターチェックが入る。
 なんとか再開すると、安廣は胴回し蹴り、バックブローの変則攻撃を多様。だが特にサワーの攻撃をもらったわけではなかったが、安廣は自然に出血。今度はドクターストップとなってしまった。
 結果論となってしまうが、サワーが特別に傷口を狙ったわけではないのに安廣が出血したことを考えると、ドクターは安廣に試合前にストップをかけ、第2リザーバーのザンビディスに権利を与えるべきではなかったか。医師団と競技サイドの判断には疑問が残った。

第9試合 準決勝Bブロック 3分3R(延長1R)
×アルバート・クラウス(オランダ/ブーリーズジム/02年世界大会優勝)
○ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ボー・プラムックジム/04年世界大会優勝)
判定0-3 (黒住28-30/朝武28-30/大成28-30)


「リベンジ成功。されど悪魔は忍び寄る」

 2月大会のスーパーファイトの再戦。その時は最終4Rマスト判定1-2の大接戦の末クラウスが勝っており、特にブアカーオの方の気合が十分。1R目から左右のローとミドル、前蹴りで手数多く攻める。クラウスも左のボディはフック、右アッパーで応戦するが、今回のブアカーオはパンチも多様。パンチとローのコンビネーションや、膝を放った後に左フックを当てたりと、2R目は完全にポイントを取る。
 さらに右ローでクラウスの足を止め、左ミドルでクラウスのパンチを封じ、3Rも主導権。クラウスは追い足が遅くなり、パンチも大振りに。クラウスは左ミドルを当て続け、文句無しの内容で決勝進出&リベンジに成功した。

第11試合 決勝 3分3R(延長2R)
○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ)
×ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ボー・プラムックジム/04年世界大会優勝)
5R 判定2-1 (黒住10-9/朝武10-9/大成9-10)

4R 判定0-0 (黒住10-10/朝武10-10/大成10-10)
3R 判定0-0 (黒住30-30/朝武30-30/大成30-30)
※サワーが初優勝

「サワー、絶頂の直後に訪れた悲劇」

 ブアカーオはこれまでの試合同様、左の前蹴り、ミドル、ハイといった蹴りを多様し試合の主導権を握る。だがここまで6R戦った影響からか威力が落ち、サワーの攻めを封じるまでには至らない。2Rにはホールディングが増え、ブアカーオに注意1。さすがに疲れの色を隠せない。サワーもブアカーオのムエタイを崩せず。パンチはたまにしか当たらず、ダメージを与えるには至らない。
 両者完全な五分のまま延長戦へ。だがそれでも展開は変わらず、再延長戦にまで突入。この日11R目のブアカーオは力を振り絞って左ミドルを手数多く当てるが、威力はほとんど無し。組み付きもより一層増え、サワーに攻めさせないような試合運びをする。だが離れた時の数少ないチャンスをサワーはものにし、ワンツーからの左フックまたは左アッパーのお得意のコンビネーションを2度決める。ジャッジは割れたが、K-1の基準からすればサワーの勝利に揺らぎはなかった。

 サワーはシュートボクシングの-70kg契約8人トーナメント「S-CUP」の02年大会04年大会を連破しており、これで8人トーナメント3連続優勝。決勝が再延長までもつれ込んだのも02年のS-CUPと一緒で、今回も長期戦で強味を発揮した。サワーは体調は万全でなかったといい、運もかなり味方したことを認識していたが、元々の実力の高さはSBのリングで証明済み。世間一般での知名度が上がったことで、次の試合からは本当の強さを世間に知らしめる戦いが始まる。
 なお、共同インタビュー終了後、サワーの一番仲が良かった従兄弟が、脳内出血でわずか36歳の若さで急死したとの報告がサワーに入った。サワーはシャワールームで号泣したといい、翌朝9時の飛行機でオランダに帰国。恒例の一夜明け会見を欠席した。

総評「なぜ、魔裟斗とブアカーオは優勝できなかったのか?」

 一方のブアカーオは、11R戦い抜いたせいか吐き気を催したといい、共同インタビューを欠席。主催者を通じ「準決勝で右足首と左拳を痛め、決勝は思ったように動けなかった。でも一生懸命やったので、非常に残念ですが仕方ない」とのコメントを発表した。怪我の影響でスタイルが崩れ、スタミナロスにもつながったと考えられる。
 無差別級のGPでもそうだが、アーネスト・ホーストが強かったのは、正味の実力というより、怪我をしなかったことが大きい。その点でいくとブアカーオも準々決勝のナラントンガラグ戦の省エネ戦法はお見事だったが、準決勝のクラウス戦はリベンジマッチということで、トーナメントということを度外視して気合が入りすぎて、怪我につながってしまったのではないかと思われる。
 負傷リタイアした魔裟斗も、原因は半ばアクシデント的なものではあったが、ザンビディスとの完全決着を付けたいという意識が、トーナメントを怪我なく勝ち上がりたいという意識を上回る瞬間があったのではないだろうか?
 もちろんこれらの話は推測に過ぎないが、ワンマッチと違い、トーナメントでは勝ちたいという気持ちが強すぎると怪我のリスクが膨らみ、優勝から遠ざかるという、悪魔の法則があるような気がしてならない。

 なお、TBSのテレビ中継(水曜夜9時〜10時54分)の平均視聴率は19.8%(占拠率24.1%)、瞬間最高24.0%(21:24の魔裟斗×ザンビの3R終了時)だった(ビデオリサーチ社調べ)。日本人選手の準決勝敗退が、平均値の低下に大きく影響した。



◆ スーパーファイト

第10試合 70kg契約 3分3R
×佐藤嘉洋(日本/フルキャスト/70.0kg)
○ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/スティーブズジム/70.0kg)
判定0-2 (岡林29-30/朝武29-30/和田29-29)


カラコダにあって、佐藤になかったもの

 佐藤が回りながら膝蹴りとローを当てるのに対し、ボクサーのカラコダはひたすらパンチで突進。左ストレートで1Rから佐藤の右目を腫れ上がらせる。
 2R以降も同様の展開。佐藤の膝をもらってもカラコダはひるまず、パンチをアゴに叩き込む等与えるダメージでは上。3R終盤にはホールディングが多く両者にイエローが出されるが、残り時間は少なくそのまま試合終了。3R目の判定は三者三様だたったが、2R目に岡林&和田ジャッジから10-9の評価を得たカラコダに軍配が上がった。
 試合後の佐藤は「パンチに対して下がったから印象が良く無かったんじゃないか?あと3倍手数を出さないとダメだとわかりました」とコメント。K-1ルール向けにスタイルの軌道修正しないのか?という質問も「ルールの違いは最初からわかっていることなので、軌道修正じゃなく、しっかり反省をしたい」と受け流した。
 だがK-1ルールの判定基準の優先順位は、ダメージ、クリーンヒット、アグレッシブ度の順。確かに手数は多い佐藤だが、相手の攻撃をもらってしまった場合、得意の膝でその分相手にダメージを返さないことには、ポイントを取り返せない。手数ではなく、効かせる武器(あるいは、意地悪な書き方かもしれないが、ジャッジに効いていると思わせる武器)を持つこと。そして効かせる武器を出せる展開に持ち込むために、攻めのバリエーションを増やすこと。無理な軌道修正はしなくても、若い佐藤なら克服できる課題だと思う。

第7試合 75kg契約 3分3R
○ラモン・デッカー(オランダ/ジム・ヘマーズ/74.7kg)
×ドゥエイン・ラドウィック(アメリカ/3-Dマーシャルアーツ/75.0kg)
判定3-0 (岡林30-24/朝武30-24/武井30-25)

※1R左ジャブ、2R左フック、3R左フックでラドウィックに各1ダウンあり

 デッカーはステップを踏まずベタ足でラドウィックにプレッシャーをかけ、左右のローとフックで主導権。ラドウィックの左フックや右ローに一瞬ぐらつく場面もあったが、各ラウンドとも強烈なパンチでダウンポイントを稼ぎ、文句無しの勝利をおさめた。今回は75kg契約だが、70kgに落とすことができれば、来年の世界トーナメントでの活躍が期待できよう。

第1試合 72kg契約 3分3R
○新田明臣(日本/バンゲリングベイ/71.5kg)
×朴 光哲(日本/KILLER BEE/71.6kg)
判定3-0 (黒住29-28/朝武29-28/梅沢30-28)


 新田が左右のミドルとローで手数多く攻める。朴も蹴りを使いつつパンチをヒット。5月の試合よりキックボクシングの技術の向上が見られたが、2R以降は主導権を握られてしまった。

Last Update : 07/22 03:30

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