(レポ&写真) [修斗] 11.25 北沢:4階級新人王決定。パレストラ松戸対決は引分
SHOOTO GYM K'z FACTORY "クリムゾン・プレゼンツ プロフェッショナル修斗公式戦" 2003年11月25日(火) 東京・北沢タウンホール 認定:インターナショナル修斗コミッション
レポート&写真:井原芳徳 【→掲示板スレッド】
第8試合 03年度新人王トーナメント フェザー級決勝戦 5分2R ×三上洋平(東京イエローマンズ) ○外園晶敏(総合格闘技道場コブラ会) 判定0-3 (18-20,18-20,18-20) ※外園(ほかぞの)がフェザー級新人王に
外園が1Rからバックを取るなど優勢。2Rも上になり、三上にほとんど攻めさせないまま完勝した。
第7試合 03年度新人王トーナメント ミドル級決勝戦 5分2R ○福本よう一(和術慧舟會千葉支部) ×岡田廣明(PUREBRED大宮) 2R 3'18" TKO (レフェリーストップ:右ハイキック) ※福本がミドル級新人王に
1Rは間合いと差し合いの繰り返し。2R、岡田がテイクダウンに成功しバックを奪うも、福本は岡田を振り落として脱出。スタンドに戻ると、右ハイキックを岡田のアゴに叩き込み、見事逆転勝ちをおさめた。
第6試合 03年度新人王トーナメント バンタム級決勝戦 5分2R ○赤木康洋(ALIVE) ×HIRO(総合格闘技STF) 判定3-0 (20-18,20-18,20-18) ※赤木がバンタム級新人王に
1R、赤木が腕十字でチャンスを得るも、HIROは脱出しバックを奪いスリーパー。一進一退の攻防に観客が湧く。だが2Rは赤木がインサイドガードからパンチを落とし続け優勢。結局2R優位に立った赤木が新人王に輝いた。
第5試合 03年度新人王トーナメント クルーザー級決勝戦 5分2R △安達明彦(パレストラ松戸) △落合 g 克彦(パレストラ松戸) 判定1-0 (19-19,19-19,20-19) ※公式結果はドロー。規定により安達がクルーザー級新人王に
落合がコーナーに安達を押し込んでは、安達が膝をコツコツ当てる展開が繰り返される。同門対決に場内は静まり返り、二人の荒い息が会場に響き渡る。このまま静かな展開のまま試合は続くかと思われたが、2R、落合の膝が安達の金的に命中してしまう。落合は「あー!もう!クソッ!」と無念の絶叫。仕切り直しとなると、今度はアグレッシブな打撃戦。落合の左目の下が大きく腫れ上がりドクターチェック。落合は「やらせて下さい!」と絶叫する。再開後は数十秒しかなく、そのまま試合終了。両者とも抱き合い涙を流す。僅差の攻防のため公式記録はドローだが、安達がクルーザー級新人王に輝いた。
第4試合 73.0kg契約 5分2R ○大内“ドクトル”敬(パレストラ松戸) ×マリオ・スタポル(ドイツ/シュート・ボクセン・ドイチェランド) 1R 反則失格
ドイツ版シュートボクセらしく、序盤からラッシュを仕掛けるスタポルだが、立ち上がり際の大内の顔面に反則の膝蹴りを放ってしまう。大内は顔の筋肉が動かない状態となり、頭がい骨骨折の疑いがあることから、レフェリーが試合続行不可能と判断し、スタポルの反則失格となった。
第3試合 ライト級 5分2R ×碓氷早矢手(RJWセントラル) ○山田啓介(SHOOTO GYM K'z FACTORY) 判定0-2 (19-19,18-19,18-19)
1R、碓氷が2度テイクダウンを奪うなど優位に試合を進める。だが2R、山田が右ストレート2連打でダウンを奪取。その後も攻め続け、デビュー戦を白星で飾った。碓氷はプロ3連敗だが、いずれも好勝負なため、まだまだ頑張って欲しいものだ。
第2試合 バンタム級 5分2R ×澤田健一(パレストラ東京) ○手塚 豊(タイガープレイス) 判定0-3 (19-20,18-19,18-19)
澤田は1R、右ストレートを主体とした打撃でやや優勢に試合を運ぶ。だが2R、手塚がテイクダウンに成功するとインサイドガードから2分近く強烈なパンチを落とし続ける。澤田は鼻から出血。手塚は修斗プロデビュー戦を白星で飾った。
第1試合 ウェルター級 5分2R ○ダニエル・ベイケル(ドイツ/シュート・ボクセン・ドイチェランド) ×滝田J太郎(和術慧舟會) 判定3-0 (20-19,20-19,20-19)
1R開始早々からベイケルは腕十字を3分近く狙い続ける。滝田は右目の下から出血しドクターチェックを受ける。2R、低空タックルでテイクダウンに成功した滝田は、上からパンチを落とすも、クリーンヒットは無し。逆にベイケルも下からパンチを返す。結局1Rを制したベイケルに軍配。
Last Update : 11/25
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