BoutReview
記事検索 by google
news

(レポ&写真) [K-1 JAPAN] 6.29 さいたま:角田P、反則暴走のモンターニャに怒りの追放令

K-1実行委員会 "K-1 JAPAN シリーズ K-1 BEAST II 2003"
2003年6月29日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ  入場者数:13,600人

  レポート&写真:井原芳徳  選手コメント編集:今野麻夕子
  【→大会前のカード紹介記事】 [→掲示板・K-1ヘビー級スレッド]


◆テレビ中継スケジュール
 CS波:G+ 7/3(木)18:00-21:00 13(日)19:00-22:00 19(土)24:30-27:30
 BS波:BS日テレ 7/6(日)15:00-16:26

◆特別ルール
 スーパーファイト、オープニングファイトを除く全試合は、2ノックダウン制で、3Rで決着が付かない場合は延長1Rマストシステム判定を行う。


第6試合 ビースト軍団VSジャパン軍団5対5マッチ 先鋒戦 3分3R
×モンターニャ・シウバ(ブラジル/シッチ・マスター・ロニー)
○武蔵(日本/正道会館)
2R 1'50" 失格 (倒れた相手への攻撃、レフェリーの制止を無視)


 武蔵がローやアッパーを当てるなど優位に試合を進めていたが、2R、モンターニャが武蔵をマットに倒しマウントパンチを放つ暴挙を犯し、失格となった。試合後しばらく意識のなかった武蔵だが、立ち上がるとモンターニャに激怒。モンターニャも武蔵を挑発するような行動を見せたが、観客からの大ブーイングを浴びたことで懲りたのか、バックステージでのインタビューでは「ケンカの癖が出てしまった。武蔵をはじめ観客、関係者に謝りたい」と反省していた。武蔵は「謝るぐらいなら始めからやるな」と怒りがおさまらなかった。
 角田信朗・K-1競技統括プロデューサーは「モンターニャをK-1から追放したい。また出すようなら僕は競技統括を辞めます」と厳しい口調で語り、谷川貞治・K-1イベントプロデューサーも「演出じゃないかと疑われているが違う。モンターニャとは今後話し合い、ファイトマネーの没収も考える」と話した。


◆モンターニャ「ストリートファイトに慣れているので、馬乗りになってパンチしてしまった。判定負けになったことは納得している。武蔵選手に心から謝りたい。こういうふうにするつもりはなかった。日本の観客、K-1にも謝りたい。今後は練習をしてスポーツマンの姿を見せに戻ってきたい。
 もし反則なしで続いていたら、勝てる自信はある。武蔵選手のパンチはそんなに痛みを感じなかった。練習期間が2週間しかなく、練習中に右足を痛めたのでキックをあまり出すことができなかった。将来はK-1のチャンピオンになる。」

◆武蔵「頭がふらふらしていて、焦点が少し合わない。投げの瞬間までしか覚えていないが、とても腹ただしい。(モンターニャが謝りたいと言ったが?)謝るならやるなと言いたい。リングを降りるとき、手をあげて勝ったような仕草をしたので、カチンときた。自分のローは効いていて、相手は嫌がっていた。これから攻めるつもりだったのに、こんな終わり方では納得ができない。」

◆角田Pの大会終了後のリング上での挨拶
「特に中村選手と中西選手には非常に盛り上げてくれましたし、彼らのスピリットには我々K-1ファイターが学ぶべきところがたくさんあります。ところが、神聖なリングの上であってはならない行為があったことを、競技を統括しスポーツとしてのK-1を管理し守る立場の私から、皆様にお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。今後、この神聖なK-1のリングを汚(けが)す者がいたら、私はこのリングから生かしては下ろしません!(観客から拍手)本日はどうもありがとうございました!」


◆大会後の両プロデューサーのモンターニャ事件に関するコメント

角田「もう、苦々しい限りですよ。やった人間はもちろん、呼んだ人間、連れて来た人間、全部含めて。もうこれは、追放ですね。これは競技の側としてね。ルールは守って当然なんですけども、K-1の聖域を汚すような奴は、ホントに目の中指突っ込んででも引きずり降ろしますから。僕らは相撲の行司が刺し違えたら切腹する覚悟でね、短刀を腹に忍ばせてるのと一緒で、ほんとに、何かあったら全部僕らの責任なわけなんですよ。なので、体張ってでもあのリングは守る、それしかないから、今後は(ジャパン軍の指揮官のような立場ではなく)そういう(=競技統括の)ポジションに専念できるようにしていただきたいと。」

−−谷川さんは?
谷川「『あれは演出なんじゃないか?』と内部も外部も含めて疑われちゃうんですけど、全くのモンターニャの暴走で。ほんと見てても危ないですよ。武蔵があと何発か殴られてたら重大なダメージを負ったぐらいの。記憶無くしても叩いてたわけですから。僕も非常にいきどおりを感じるし。
 この後モンターニャ選手を話さないといけないと思いますけど、初めての選手は、TOA選手にしても、ボブ・サップもそうだったんですけど、ああいうことがあったらファイトマネーは没収というか、反則につき罰金を払い、失格についてはファイトマネーをもらえないぐらいにしないとダメだなと改めて思いましたね。K-1は今まである程度熟練した空手家やキックボクサーが試合をしてきたんで、金的やバッティングで揉めたりとか、暴走の反則にしても限度があったんですけど。K-1の契約には罰金の(条項)がないんですよ。PRIDEはあるんですよね。非常にケンカに近いルールなんで。今まで(格闘技を)やったことない人が入ってくるのはいい所も悪い所もあるんですけど、これに関しては、ファイトマネーを没収するぐらいの態度で臨まないといけないなと。そうしないと信頼性が無くなっちゃうんで。
 (対抗戦の)第1試合は本当に後味が悪かったですね。凄い試合が良かったんで。武蔵選手がもうちょっとで大巨人をKOする瞬間が見れたんで、『これは1試合目からいい展開になるな』と思ってましたから。」

−−今後(モンターニャを)上げるか上げないかについてはまだ?
谷川「あのー、まあ心情的にはそんな上げたくないですけど…」
角田「(割り込んで)いや、競技統括の立場としては、出てもらったら困ります(強い口調で)」
谷川「そうですね」
角田「出しません。それが通らないんだったら僕は辞めます」
谷川「既に契約問題とかいろいろあるんで、今日・明日はまだ(モンターニャ陣営が日本に)いると思いますんで、話します。あれは本当にK-1史上に無いぐらいの残念な話だなという感じですね」
角田「結局ね、なんで僕が消火器の時(=TOAの会見での乱闘)に怒ったかということですよ。ああいうことやってると、試合見て『あぁ、あぁ』と思う人は思うんですよ。やっぱしみんなそういう目で見たら、なんぼ僕らが『違います』って言ったって、半分は『そうか』と思っても、半分の人は疑いますからね。僕は虫酸が走るぐらい嫌いなんですよ、そういうのが。K-1というリングでは。だったらK-1というタイトル外して、何でもやったらいいじゃないですか。僕らも適当に、レフェリーだってレッドシューズ・ドゥーガン(70年代に活躍したプロレスのレフェリー)みたいにやりますから。選手の上飛び越えてでも僕カウント取りますよ。だけどK-1と名の付くものをやる以上、誰が何と言おうと僕はそこは絶対に譲りません。それはなんでかというと、プライドやから。K-1という格闘技を僕らが作って来た誇りですから」



第10試合 ビースト軍団VSジャパン軍団5対5マッチ 大将戦 3分3R
○ピーター・アーツ(オランダ/メジロジム)
×中迫 剛(日本/ZEEBRA244)
2R 1'42" KO (2ノックダウン:右ハイキック)


 開始早々からアーツがハイ、ミドル等手数で圧倒し、ワンツーからのボディブローで最初のダウンを奪取。中迫はこのボディが「生涯で一番効いた」といい、その後もボディへの集中攻撃を浴びる。2Rはパンチで巻き返す場面もあったが、アーツの猛攻は止められず、右ミドルでダウン。最後は中迫がパンチを打って離れたタイミングで、アーツの必殺右ハイが中迫のアゴあたりにクリーンヒットし、試合は幕切れ。アーツの圧勝だった。

◆アーツ「ハイキックで試合を終わらせるのは難しいが、今回はタイミングが良かった。ミドルでガードが下がっていたので、ハイがよいと思った。中迫はいいスピリットを持っている。2回ダウンしたが、立ち上がった。いつもGPに向けてトレーニングしているので、常にモチベーションを高く持っている」

◆中迫「スパーリング中に右腕の筋肉を断裂し、痛み止めを飲んで試合に臨んだ。一発目のミドルで腕がしびれて、途中で右のパンチが使えなくなった。7月は怪我を治して、8月から本格的な練習を再開する。ジャパンGPを踏み台にして、ワールドGPでアーツに借りを返したい」

第9試合 ビースト軍団VSジャパン軍団5対5マッチ 副将戦 3分3R
×中西 学(日本/新日本プロレスリング)
○TOA(ニュージーランド/ザ・トア・シェッド・オポティキ)
1R 1'38" KO (2ノックダウン:右フック)


 中西は序盤、5月の藤田戦でも見せた右ローを放ち、観客を湧かせる。会見で「とにかく防御はしない。前に出て攻める練習だけをする」と語っていたが、試合ではこれを実践。その玉砕ファイトが裏目に出て、TOAのパンチで2連続ダウンを喫し、KO負けとなった。
 試合前はTOAと同じマオリ族の一団が唄と踊りを披露。試合後は新日プロ内の悪役集団「魔界倶楽部」の星野勘太郎総裁と柴田勝頼が突然リングに上がり、柴田が「オレの喧嘩を買え」とアピール。さらにはサップとTOAが9月横浜アリーナ大会での対戦につなげる小競合いを繰り広げるなど、セミファイナルらしく、派手な話題には事欠かなかった。
 しかし率直に言って、肝心の試合の技術水準はオープニングファイト以下。会場にいて、プロレス寄りのファンと、いわゆる「純K-1ファン」の間の温度差をひしひしと感じた。

◆TOA「すばらしい試合だった。次へのステップになった。サップとはいつか対戦したい。中西選手はすばらしいプロレスラーだと思う。自分には強いパンチがあるので作戦はない。リングで戦えば勝てる自信があった。」
※中西はノーコメント

第8試合 ビースト軍団VSジャパン軍団5対5マッチ 中堅戦 3分3R
○バタービーン(米国)
×藤本祐介(日本/MONSTER FACTORY)
1R 1'02" KO (左フック)


 身長は藤本と変わらないバタービーンだが、体重は60kg近く重い165kg。風船のようなルックスで、試合中突然「ワー!」と叫んで気合いを入れるなど、いい味を出しまくる。左ショートフックが藤本に当り、藤本はスリップしただけかに思えたが、なぜか「ムチ打ちのようになり、左手がしびれて腕が上がらな」くなったといい、ノックアウト負け。あまりにもあっけない結末で、バタービーンの実力が十分示されたとは言いがたいが、インパクトは十分残した。

◆バタービーン「とてもよい試合ができた。みなさんに2つ忠告しておく。私の食べ物を取らないことと、私にキックしないこと! 2〜3試合経験してからサップと対戦したい」

◆藤本「目の上にパンチをもらった。立てたがムチ打ちのようになり、左手がしびれて腕が上がらなかった。残念だった。(作戦は?)相手はパンチが強いので、サウスポーにして打ち合わないで、距離を取って左ミドル、ハイ、ローと打ち分けていきたかった。あの体なのでミドルキックが効かないような気がして、ハイキックを狙ったが、狙いすぎた」

第7試合 ビースト軍団VSジャパン軍団5対5マッチ 次鋒戦 3分3R
×アゼム・マクスタイ(スイス/ウィング・タイ・ジム)
○子安慎吾(日本/正道会館)
判定0-3 (28-29,28-29,28-29)


 1R、子安の軽い右フックでマクスタイがスリップ気味にダウン。2ノックダウン制の特別ルールのため、子安がラッシュをかけるが、マクスタイのバッティングで子安が頭部を出血し、マクスタイに減点1が課せられる。2Rから子安は得意の「子安キック(側転気味のハイキック)」を多用。だが、2R残り10秒を切ったところで繰り出した子安キックに、マクスタイの右ストレートが軽くヒット。子安は尻餅をついた程度に思えたが、野口レフェリーはダウンを宣告する。マクスタイへのダウン宣告にしてもそうだが、野口レフェリーは他のレフェリーに比べ、ダウンの基準が厳しすぎる気がした。
 子安キックで何度も盛り上がる試合だったが、互いに決定打に欠き、結局バッティングの減点が勝負の分かれ目となった。

◆子安「マクスタイ選手はアンディのようだった。試合前にビデオを観て、最後まであきらめない不屈の闘志を感じた。
 前回、極真大会でふがいない結果に終わってしまったので、自信をなくしていた。今回の試合で自分を取り戻すために勝ちたかった。結果を残したかったので、勝ちにこだわった。いろいろな意味で緊張していた。試合後にうれしくて緊張の糸がほどけてしまい涙が出てしまった。
 11月に極真の世界大会があるが、自分にとっては9月のジャパンGPよりも
大きい。極真大会に集中したいので、K-1の方を断るかもしれない。
 (3Rのダウンは?)ハイキックを放ったときにパンチが来て倒れただけなのでダメージは全くない。(目の上の傷は?)縫ったが、何針かはわからない。

◆マクスタイ「1Rのダウンのジャッジは間違えていると思ったが、日本のルールでそう取るのなら仕方がない。日本で試合ができてとてもうれしい。子安はすばらしい選手。小さいが攻撃が機敏でスピリットがよかった。」

第5試合 スーパーファイト 3分3R
△黒澤浩樹(日本/黒澤道場)
△アイバン・サラベリー(米国/AMCパンクレイション)
判定0-0 (29-29,30-30,29-29)


 1Rはサラベリーが右ストレート、アッパー、膝の手数で上回るが、2R後半から黒澤が得意の右ローで盛り返し、五分に戻した。

◆黒澤「相手が総合の選手だったので、トレーナーにいろいろと見てもらったが、思ったより手足が出なかった。負けてないが、これが敗因だと思う。」

◆サラベリー「自分が勝ったと思ったが、結果はジャッジが決めることなので仕方がない。今後もチームビーストとしてK-1のリングにあがりたい。」

第4試合 K-1 JAPAN GP2003出場決定戦 3分3R
○天田ヒロミ(TENKA510)
×TSUYOSHI(ボスジム)
判定2-0 (29-28,29-28,29-29)


 頭を近付けてのパンチ合戦が続き、2R、天田のパンチラッシュ中にTSUYOSHIが右目尻をカットし大量に出血する。天田はTKO勝ちと思い喜んだが、バッティングによるカットだったため、逆に減点1となってしまう。
 結局僅差ながらも天田が勝利。だが2Rのポイントを黒住ジャッジが天田に9、TSUYOSHIに8と付けたのには疑問が残る。天田の減点1が無ければ10-8となるが、2RのTSUYOSHIはそれほど攻め込まれていただろうか? ちなみに御座岡ジャッジと後川ジャッジは9-9。黒住ジャッジも9-9なら、判定1-0で延長戦となるところだった。

◆天田「金曜日までスパーリングをしていたので、体が張って疲れが残っていた。調整ミスだった。今年、日本人選手に負けたら引退すると思う。それぐらい気合を入れていかないといけない。30歳なので先が長くない。今年優勝できなければ無理かもしれないので、勝てなかったら引退すると思う」

◆TSUYOSHI「右目の傷は深くない。試合には影響しなかったが、横に広かったので8針縫った。バッティングで天田選手にマイナス1ポイントついたので自分が勝ったと思ったのに、結果は信じられない」

第3試合 K-1 JAPAN GP2003出場決定戦 3分3R
○堀 啓(チームドラゴン)
×中村和裕(吉田道場)
2R 1'58" KO (左ハイキック)


 K-1ルール初挑戦の中村が大振りのフックを何発か当てるが、堀は落ち着いて左ミドルで応戦し、中村の腕を殺す。最後は下がった中村のこめかみに伸びのある左ハイをクリーンヒット。中村はしばらく立ち上がれなかった。

◆堀「中村選手のフックは効いてないが強かったので、ちゃんとガードしなければいけないと思った。(作戦は?)左ミドルで相手の腕をつぶし、顔に当てること。作戦通りできたがパンチをもらいすぎた。ジャパンGPで日本のトップファイターの武蔵選手を倒してから、ワールドGPで勝ちたい。」

◆中村「緊張したがそれなりのものが出せて、気持ちよく試合できた。作戦よりも気持ちで戦った。堀選手は身長が高いので、パンチでいこうと思ったが、頭に血がのぼって大ぶりになってしまった。相手の左ミドルが効き始めてから動きが悪くなった。最後のハイキックは見えなかった。下を向いたときにハイが当たった。もし次回もオファーがあればいつでも参戦したいが、今回は調整期間が2週間しかなかったので準備期間をもっともらいたい。」

第2試合 K-1 JAPAN GP2003出場決定戦 3分3R
○ノブ・ハヤシ(ドージョー・チャクリキ)
×大石 亨(日進会館)
1R 1'38" KO (右ストレート)


 「去年の終わりからいろいろな人の話を聞いてウエイトトレーニングのやり方を変えたら、体が引き締まってきた」というノブ。開始早々、素早いコンビネーションを披露し、大石もスピードで応戦するが、ノブは難無く受けきる。最後は左右のストレート。右が大石のこめかみに直撃し、見事KO勝ちをおさめた。

◆ノブ「久しぶりの試合とKO勝利でとてもうれしい。初めは感覚がつかめなくてキックが出にくかった。ジャパンGPで戦いたいのは武蔵選手・天田選手・富平選手。負けている選手に借りを返したい」

◆大石「何もしないで終わった。試合の間隔が空いて久しぶりだった。」

第1試合 K-1 JAPAN GP2003出場決定戦 3分3R
○富平辰文(SQUARE)
×青柳雅英(アイアンアックス)
延長R判定3-0 (10-9,10-9,10-9)
※本戦判定1-0 (29-29,29-29,30-28)


 2R、富平が相手をつかんでからの2度の攻撃の反則で警告を受けると、リズムが狂ったのか、青柳のパンチラッシュを浴びてしまう。だが、終盤に持ち直しパンチとローで反撃。3Rは膝、ロー等で優位に試合を運び、ドローに持ち込む。延長Rはスタミナ切れの青柳に対し手数で勝り、富平がJAPAN GP出場権を獲得した。

◆富平「やる気がないように思われても仕方がない。9月のGP予選の抱負は特にない。試合の前に鼓膜が破れたから耳につめものをしているが、試合には影響しなかった。」

◆青柳「2Rに大きなチャンスがあったが、アマチュアの気分から抜けていなかった。3Rではクリンチが多くなり、相手に流れが傾いてしまった。首相撲の対策が不足していたため、不用意にヒザをもらってしまい、相手よりもスタミナをロスしてしまった。」

オープニングファイト 3分3R
△伊藤 学(アイアンアックス)
△HIROSHI(ボスジム)
判定1-0 (30-30,30-30,30-29)


 1R、伊藤が左ミドルとパンチラッシュでやや攻勢だったが、以降は首相撲が多く何度もブレイクがかかる展開となり、両者決め手に欠きドロー。

Last Update : 06/30

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | NEWS | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | SHOP | STAFF

Copyright(c) 1997-2003 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。

編集部メールアドレス: ed@boutreview.com