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[K-1 JAPAN] 6.29 さいたま:日曜開催!当日券発売。日テレでは22時半より放映

K-1 "K-1 JAPAN シリーズ K-1 BEAST II 2003" 6月29日(日)さいたまスーパーアリーナ  [→掲示板スレッド]

(6/8 up) さいたま大会を前日に控えた全選手が都内での会見に集結。試合に向けての意気込みを語ったが、中でも天田ヒロミは「今年日本人に負けることがあれば引退する」と悲壮な決意表明。TSUYOSHI戦に背水の陣で臨む姿に注目したい。
 当日券は各席種弱冠枚数ずつ13時30分より販売される。夜10時30分からの日本テレビでの中継では、放映時間の長さの都合上、ビースト×ジャパン軍団の対抗戦5試合のみが放送され、ジャパンGPの予選は後日改めて別枠で放送される。(写真:モンターニャ・シウバと並んだ武蔵は「言葉にならないぐらいデカい」とコメント)

武蔵×シウバ、藤本×バタービーンの試合順が入れ替わり

(6/24 up) 日本テレビの中継の都合により、中堅戦の武蔵 vs. モンターニャ・シウバと、先鋒戦の藤本祐介 vs. バタービーンの試合順が入れ替わった。他にオープニングファイト3分3R・伊藤学(アイアンアックス) vs. HIROSHI(ボスジム)が追加決定している。

ブラジルの大巨人&吉田の弟分が参戦。谷川色鮮明に

(6/20 up) ステファン・“ブリッツ”・レコとグレート草津が欠場し、225cm・200kgのブラジル人・モンターニャ・シウバが武蔵と、柔道出身でPRIDE1戦1敗の中村和裕がチームドラゴンの堀啓と対戦することになった。レコは5.30スイス大会のベルナルド戦で痛めた右足を練習で悪化させ、歩行も困難だという。草津は右目眼壁骨折で全治2ヶ月。
 レコの代役となるモンターニャのその名前の意味は、ポルトガル語で「山」。長身を活かしバスケットボールをやっていたが、7.5 K-1 MAXブラジル代表のカノレッティと同じチームに所属し、格闘技は今回がデビュー戦となる。吉田秀彦の弟分・中村も総合転向に向け、3年前から打撃の練習はしてきたもの、打撃オンリーのルールはこれが初経験。石井和義前プロデューサーの時代も畑の違う選手のJAPAN参戦は多数あったが、中西やTOAやバタービーンの参戦といった出来事も含め、谷川貞治イベントプロデューサーのカラーが一層鮮明になったといえる。朝刊のテレビ欄等で一般視聴者にインパクトを与えるには絶好のキャラクターだろうが、試合がつまらなければ逆に期待を裏切り、コアなK-1ファンの反感が増幅する恐れもあるため、谷川氏のプロデュースセンスが試される大会となりそうだ。
 レコ欠場を受け、中迫剛 vs. ピーター・アーツがメインに格上げされる。またサップに反目するTOAは、一度指導を受けたことのある角田信朗・競技統括プロデューサーが指揮するJAPAN軍団入り。対戦相手の中西学は新日本プロレスを背負う立場で、どちらの軍団であるかは気にしていないため、自動的にビースト軍団に鞍替えとなる。
 また、黒澤浩樹の相手は、米国のアイバン・サラベリーに決定した。サラベリーはジョシュ・バーネット、モーリス・スミスらと同じAMCパンクレイション所属で、ボブ・サップも練習仲間の一人だ。01年1月修斗に参戦したときは郷野聡寛の後ろ回し蹴りでKO負けしたが、切れ味鋭い打撃を披露。UFCでは1勝1敗の戦績を残しており、所属ジム主催のキックボクシング大会での試合経験も豊富だ。K-1に本格参戦するには84kgと小柄だが、テクニック面でインパクトを残すだろう。(井原芳徳)

中西学、謙虚にK-1参戦表明。サップ出席も乱闘無し

(6/9 up) 新日本プロレスリングの中西学が、サモアンビースト軍団のTOAと対戦することが正式に決定した。
 中西の参戦の背景には、K-1側が5月2日の新日プロの「ULTIMATE CRUSH」にノルキヤを貸した事がある。9日都内での会見には両選手と新日プロの上井文彦取締役が出席。上井取締役は5月19日に谷川貞治・K-1イベントプロデューサーからK-1への選手の派遣を要請され、アントニオ猪木氏に相談。中西に白羽の矢が立ち、本人が26日に出場を了承したと経緯を明かした。中西が新日プロのロサンゼルス道場に行っていたため、6月4日の会見では正式発表とはならなかったが、8日に帰国した中西と谷川Pが顔を合わせ最終確認を取ったことを受け、この日の会見発表となった。
 中西は「アマレス、新日本で培ってきたベースを活かして、(LAで)厳しい練習を積んで来た。短い期間で習得できるものではないのは分かっているけど、死にもの狂いで練習して、やれる限りのことをやる」と挨拶した。
 対するTOAは「この試合は自分にとってはサップ戦に向けてのステップに過ぎない」と発言。この後サップが入場し、「どんなルールであれ、どちらかの勝者と戦うことになるだろう」と話した。前回の会見の乱闘に対し角田信朗・競技統括プロデューサーが激怒した影響もあり、今回は乱闘はなし。3選手は接触すらせず、平穏に会見は終了した。
 目立ったのは中西の謙虚さ。サップの発言に対し、中西は「今はTOA戦に集中したい。浮ついた事を言うのは、初めてK-1の舞台に立つ僕が言うのは失礼」だと語り、中西の参戦に批判的な意見のK-1ファンに対しても「気に留めてくれるってことはある意味うれしい。そういう人も、しっかり俺の試合を見てくれ! 生半可な気持ちでK-1のリングに立つほど、俺は考えの浅い奴じゃないからさ」と話した。中西は新日プロの巡業に参加後、再びロスに戻り、TOA戦に向け特訓を積む。「とにかく防御はしない。前に出て攻める練習だけをする」と語っており、激しいぶつかり合いが期待できそうだ。
 会見では試合順も発表され、中西 vs. TOAがセミ、武蔵 vs. ステファン・レコがメインに置かれた。中西戦に対し、K-1 JAPAN勢がどれだけ発奮するかも見所となる。(井原芳徳)

サップとTOAがやり過ぎ乱闘。怒りの角田氏、役職辞任か?

(6/4 up) ビースト軍団 vs. ジャパン軍団5対5マッチのカードが4日都内での会見で発表された。

 武蔵 vs. ステファン・“ブリッツ”・レコ
 藤本祐介 vs. バタービーン
 子安慎吾 vs. アゼム・マクスタイ
 中迫 剛 vs. ピーター・アーツ
 (調整中) vs. TOA[トーア]

 武蔵 vs. レコは日独テクニシャン対決として見ごたえがありそうだ。中迫 vs. アーツはいずれも得意のハイキックの競演を期待してのマッチメイク。子安とスイスのマクスタイの対決は、正道魂とアンディスピリットの激突といえる。
 正統派のカードが並ぶ一方、158kgの巨漢プロボクサー・バタービーンや、サモアン・ビースト軍団のTOAも名を連ねているのがK-1 JAPANらしいともいえる。だが、「俺はサップのアンダードッグ(噛ませ犬)ではない」と語っていたTOAが、会見で消火器を噴き散らし、ビースト軍団の総帥・ボブ・サップとセットを壊しての大乱闘を繰り広げたのには、さすがに角田信朗・競技統括プロデューサーが激怒。会見後、壊れたセットの脇で「K-1でこういうことはやめましょうよ。純然たるスポーツにパフォーマンスは必要ないんです。谷川(貞治・イベント)プロデューサーには厳重に注意します。今後もこういうことをやるんなら僕はこの役職の辞任も考えます。僕はアングルとかいう言葉は大嫌いなんですよ。TOAはこういう所で煽(あお)るだけ煽って、リング上で『何やそれ?』っていう試合だけはすんなよ、と言いたい」と顔を真っ赤にしながら語った。
 一方で角田Pは「この状況は2001年の夏にミルコ対藤田がJAPAN大会のメインになった時と一緒。JAPAN勢には会見前にも『この屈辱的な現実を跳ね返せ』と言った。あとは彼らがリングの上で示してもらうだけで、ここからは僕の仕事じゃない。もしJAPAN勢が奮起しないなら、僕は『巨人の星』の星一徹になって、伴宙太(一徹の息子の飛雄馬のライバル)を育てますよ」とも語っており、武蔵らJAPAN勢のリング上での活躍を期待した。
 なお、TOAの相手に新日本プロレスの中西学の名前が上がっているが、谷川Pは「オファーは出しているが具体的な返事はまだ。新聞の報道が先行している状況。中西選手が8日に帰国したら意志を確認したい」と語った。角田Pはジャパン軍の指揮官の立場だが、「この一戦には全く関与していない」と話している。
 当初さいたま大会にはマーク・ハントも出場予定だったが、谷川Pによると5月のラスベガス大会の直後の練習中に靭帯を切断し、場合によってはGP出場も危うい状態だという。
 他にもワンマッチに黒澤浩樹が出場し、外国人選手との対戦を予定している。(井原芳徳)

ビースト軍との対抗戦再び。チケット25(日)発売

(5/22 up) 4.6山形大会で行われたビースト軍団VSジャパン軍団の対抗戦が今回も行われる。同大会で角田信朗・競技統括プロデューサーが「ジャパン勢は賞味期限が切れて腐っているかもしれない」と語った後、5.2ラスベガス大会で角田が武蔵と師弟対決を繰り広げたことを経て、角田プロデューサーがジャパン軍のリーダーに就任。武蔵を大将として中迫剛、藤本祐介、子安慎悟ら5人が出陣する予定だ。
 対するビースト軍は、早くもボブ・サップより3.30さいたま大会でデモンストレーションを行ったTOAを参戦させたいという申し出があったといい、正式にTOAの参戦が決定。他にもピーター・アーツ、マーク・ハントらがビースト軍のメンバーとなる模様だ。
 対抗戦以外にもK-1 JAPAN GP決勝戦(9月21日に横浜アリーナで開催予定)への出場権をかけた試合が4試合行われる。
  天田ヒロミ vs. TSUYOSHI  大石亨 vs. ノブ・ハヤシ
  グレート草津 vs. 堀 啓  富平辰文 vs. 青柳雅英
 この試合の勝者4名と、シードとなる昨年度優勝者・武蔵、準優勝者・中迫、3位・藤本、そして主催者推薦の1名を加えた8名により、今年のジャパンGPは行われる。
 

K-1 "K-1 JAPAN シリーズ K-1 BEAST II 2003"
2003年6月29日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ
(JR京浜東北線・宇都宮線・高崎線「さいたま新都心駅」徒歩すぐ/JR埼京線「北与野駅」下車7分)
開場・14:00 開始・15:00

<対戦カード>

第11試合 ビースト軍団VSジャパン軍団5対5マッチ 大将戦 3分3R(延長1R)
ピーター・アーツ(オランダ/メジロジム)
中迫 剛(日本/ZEEBRA244)

第10試合 ビースト軍団VSジャパン軍団5対5マッチ 副将戦 3分3R(延長1R)
中西 学(日本/新日本プロレスリング)
TOA(ニュージーランド/ザ・トア・シェッド・オポティキ)

第9試合 ビースト軍団VSジャパン軍団5対5マッチ 中堅戦 3分3R(延長1R)
バタービーン(米国)
藤本祐介(日本/MONSTER FACTORY)

第8試合 ビースト軍団VSジャパン軍団5対5マッチ 次鋒戦 3分3R(延長1R)
アゼム・マクスタイ(スイス/ウィング・タイ・ジム)
子安慎吾(日本/正道会館)

第7試合 ビースト軍団VSジャパン軍団5対5マッチ 先鋒戦 3分3R(延長1R)
モンターニャ・シウバ(ブラジル/シッチ・マスター・ロニー)
武蔵(日本/正道会館)

第6試合 スーパーファイト 3分3R
黒澤浩樹(日本/黒澤道場)
アイバン・サラベリー(米国/AMCパンクレイション)

第5試合 K-1 JAPAN GP2003出場決定戦 3分3R(延長1R)
天田ヒロミ(TENKA510)
TSUYOSHI(ボスジム)

第4試合 K-1 JAPAN GP2003出場決定戦 3分3R(延長1R)
堀 啓(チームドラゴン)
中村和裕(吉田道場)

第3試合 K-1 JAPAN GP2003出場決定戦 3分3R(延長1R)
ノブ・ハヤシ(ドージョー・チャクリキ)
大石 亨(日進会館)

第2試合 K-1 JAPAN GP2003出場決定戦 3分3R(延長1R)
富平辰文(SQUARE)
青柳雅英(アイアンアックス)

第1試合 オープニングファイト 3分3R
伊藤学(アイアンアックス)
HIROSHI(ボスジム)


<テレビ中継スケジュール>

◆地上波:日本テレビ系 6/29(日) 22:30-23:56
◆CS波:G+ 7/3(木)18:00-21:00 13(日)19:00-22:00 19(土)24:30-27:30
◆BS波:BS日テレ 7/6(日)15:00-16:26
※ゲスト:関根勤、長嶋一茂、 解説:谷川貞治


<チケット情報>

◆入場料金 :
SRS席(スペシャルリングサイド): \20,000- 
スタンドS席: \12,000-
スタンドA席: \6,000-

◆発売日 :
5月25日(日)AM10:00〜 一斉発売
チケットぴあ【特電】0570-00-0027 ※一部の携帯電話・PHS接続不可
ローソンチケット【特電】0570-00-0063 ※一部の携帯電話・PHS接続不可
CNプレイガイド 【特電】0570-08-9999 ※一部の携帯電話・PHS接続不可
キョードー東京 TEL:03-3498-9999
e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp/

5月26日(月)以降AM10:00〜 一斉発売
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 ※一部の携帯電話・PHS接続不可
ローソンチケット TEL:0570-00-0903[Lコード:32488] ※一部の携帯電話・PHS接続不可
CNプレイガイド TEL:03-5802-9999
キョードー東京 TEL:03-3498-9999
e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp/

◆チケットに関するお問い合わせ先: キョードー東京 TEL:03-3498-9999


<大会に関するお問い合わせ>
K-1実行委員会  TEL:03-3796-2977

Last Update : 06/28

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