(レポ&写真) [SMACK GIRL] 10.5 有明:辻、ウィンディ、しなしが順当に準決勝進出
SMACK GIRL "JAPAN CUP 2002 開幕戦" 10月5日(土)ディファ有明 観客数:501人
レポート&写真:井原芳徳 【→大会前のカード紹介記事】 [→掲示板・女子格闘技スレッド]
第7試合 SGSミドル級トーナメント公式ルール 5分2R ○辻 結花(闇愚羅) ×高橋エリ(KAIENTAI-DOJO) 1R 2'01" 腕ひしぎ十字固め
高橋は前回のテニスウェアに引き続き今回はチアガール姿で入場し男性ファンを魅了する。だが一方の辻も「同じレスリング出身で尊敬する先輩の桜庭選手にあやかって」オレンジのサクラバマシーンマスクをかぶって入場し、観客をあっと驚かせる。 試合でも辻はゴング早々の飛び膝蹴りで奇襲。背の高い高橋のアゴには届かなかったが、そのまま組み付いて高橋を抱え上げると、自軍コーナーまで運んで豪快にマットに叩き付け、すぐにバックを取りスリーパーに。市瀬レフェリーが高橋に「ギブアップ?」と聞く声を辻は試合終了の声と勘違いし、スリーパーを途中で離してしまったが、この後も辻が試合のペースを握り続け、最後は腕十字を極め完勝した。 試合後は辻の試合の観戦に訪れていた山本美憂、聖子の姉妹もリングに上がり、辻の勝利を祝福した。辻は11月9日(土)有明大会の準決勝で杉本由美子と対戦する。
第6試合 SGSライト級トーナメント公式ルール 5分2R ○しなしさとこ(GIRL FIGHT AACC) ×片桐美紀(禅道会) 1R 2'35" 腕ひしぎ十字固め
最初のグラウンドの展開で下になった片桐は、しなしの腕を足で挟むような技を見せ観客を驚かせたが、しなしは冷静に脱出。コーナーでの差し合いとパンチ合戦を経て、しなしは片桐を豪快にテイクダウンすると、速攻で腕十字を極め快勝した。
第5試合 SGSミドル級トーナメント公式ルール 5分2R ○ウィンディ智美(全日本キック・作新会館) ×張替美佳(GF2) 1R 3'06" スリーパーホールド
AXでの星野育蒔戦、全日本キックでのジェット・イズミ戦を経てますますたくましくなった印象のあるウィンディ。序盤グラウンドで張替の顔にパンチを放つ反則を犯しイエローカードをもらってしまったが、その後は打撃と勢いのあるテイクダウンで圧倒。最後はなんとバックからのスリーパーで勝利をおさめ、パンクラスismでの特訓の成果を見せつけた。マイクを受け取ると「優勝するためにスマックに戻って来た。これからはもっと強い自分を見せたい」と力強く語った。
第4試合 SGSライト級トーナメント公式ルール 5分2R ○渡邊久江(LIMIT) ×喜多雅恵(フリー) 2R 0'32" TKO(レフェリーストップ)
打撃に不馴れなスマック初出場の喜多に対し、渡邊がカウンターの膝蹴りを当て1Rに2ダウンを奪取。2Rにパンチラッシュでスタンディングダウンを奪ったところで、レフェリーストップがかかった。 渡邊は9月の試合後に急性喉頭蓋炎(こうとうがいえん)を発病し入院したが、休んだことで逆に体調が良くなったという。試合後は病気からの復活と勝利の喜びのあまり、マイクを持ちながら涙を浮かべていた。
第3試合 SGSミドル級トーナメント公式ルール 5分2R ○金子真理(禅道会) ×亜利弥’(フリー) 判定3-0
体格に勝る亜利弥’の腕十字狙いにピンチもあった金子だが、打撃戦で優位に試合を進め判定勝ち。マイクを持つと「ミドル級の強豪選手の中で、自分がどこまでやれるか試したい」と語った。11月の準決勝ではウィンディ智美へのリベンジを目指す。
第2試合 SGSミドル級トーナメント公式ルール 5分2R ○杉本由美子(禅道会) ×川江礼子(フリー) 1R 0'29" 腕ひしぎ袈裟固め
第1試合 SGSライト級公式ルール 5分3R ○大門まい子(闇愚羅) ×ナナチャンチン(チーム南部) 1R 0'38" 腕ひしぎ十字固め
Last Update : 11/06
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