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[K-1 WGP] 6.3 ソウル:藤本が残り1枠に。テコンドーの強豪参戦

FEG "K-1 WORLD GP アジア予選" 2006年6月3日(土) 韓国・ソウル  【→カード一覧】 [→掲示板]

(5/31 up) アジアGPに出場予定だった王飛龍(中国)が5/22の練習中に右手拳を骨折し全治3か月と診断されたため欠場する。リザーブファイトでの参戦が決まっていたムラッド・ボウジディ(オランダ)が一回戦でメハディ・ミルダブディ(イラン)と対戦する。残り1枠は藤本祐介が入り、キム・ドンウック(韓国)と一回戦で激突する。
 さらにオープニングファイトではテコンドーの実力者、パク・ヨンスがK-1デビュー。大誠塾の力丈と戦う。ヨンスはアテネ五輪の国内予選の決勝まで進みながらも、決勝前に足首の骨折が発覚し無念の棄権。決勝を戦うことになっていたムン・デソンがアテネで金を獲得したため、韓国では「幻の金メダリスト」と呼ばれている。

アーツのスーパーファイトの相手は堀啓に

(5/25 up) ピーター・アーツとスーパーファイトで対戦する相手が堀啓に決定した。堀は昨年に続きソウル大会出場。「僕が格闘技をやろうと決めたのも、テレビでアーツ選手の試合を見たから。アーツ選手を相手に蹴りで勝ってみたい」と抱負を語る。23日から1週間、大阪の正道会館で合宿しアーツ対策を練る。アーツは「相手は誰であれKOで倒す。前回(5/13のオランダ大会)は1時間前のオファーで準備不足だったが、次はきっちり調整して韓国のファンを喜ばせる試合をする」等とコメントを発表している。

チェ・ホンマン、母国で王者シュルトと対戦

(5/8 up) FEGは8日、都内ホテルで会見を行い、スーパーファイト2試合、セーム・シュルト vs. チェ・ホンマン、レイ・セフォー vs. ルスラン・カラエフを発表した。アジアGPの組合せも下記一覧のとおり決まっている。
 昨年世界GP覇者シュルトが身長212センチなのに対し、ホンマンはなんと218センチ。「背の高い物同士、通じ合うものを感じる。普通の人にはわからないだろうけど」と不敵な笑みを浮かべる一方、「同じ背丈の相手の方がパンチを出しやすい。パンチなら勝つ自信がある」とも話しており、ホンマンのポテンシャルが開花するかが見物だ。
 4/29のラスベガス大会のプレデター戦での苦戦の理由は、直前に右足首を痛めた事だと明かし、「もう治った。ソウル大会にはベストで臨める」とキッパリ。走り込みも再開し、スタミナも回復しつつある。逆に心配なのはシュルトの体調。ベガスの武蔵戦に続き、5/13のオランダ大会のロイド・ヴァン・ダム戦を挟み、約1ヶ月で3試合をこなす。シュルトの状態次第ではホンマンが母国で金星を上げても不思議ではない。
 セフォー×ルスランは昨年6月のジャパンGPのスーパーファイトの再戦。セフォーはわずか37秒でK-1デビュー戦のルスランからTKO勝ちをもぎ取ったが、その後のルスランの大躍進はご存知のとおり。二人の力の差は広まったか縮まったか?(井原芳徳)

アジアGPでシルム転向組2選手がデビュー

(4/13 up) FEGは12日、韓国のソウルで会見を行い、6/3 K-1 ソウル大会で行うアジアGPの出場選手を発表した。ワンデイトーナメント形式で、ワールドGP開幕戦(9/30 大阪ドーム)への出場権1枠を争う。キム・ミンスはトーナメントでK-1デビューを果たし、7日にシルムからの転向を発表したキム・ドンウック、キム・ギンソックもエントリーしている。

 

FEG "FieLDS K-1 WORLD GP 2006 in SEOUL"
2006年6月3日(土) 韓国・ソウルオリンピック競技場第1体育館 
開場・13:30 開始・15:30

◆ スーパーファイト

第10試合 3分3R(延長1R)
セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
チェ・ホンマン(韓国/フリー)

第8試合 3分3R(延長1R)
レイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォー・ファイトアカデミー)
ルスラン・カラエフ(ロシア/マルプロジム)

第5試合 3分3R(延長1R)
ピーター・アーツ(オランダ/チーム・アーツ)
堀 啓(日本/チーム・ドラゴン)


◆ アジアGP(優勝者は9/30開催のワールドGP開幕戦に進出)

リザーブファイト 3分3R(延長1R)
李凱(中国/北京盛華国際武術クラブ)
イ・ミョンジュ(韓国/フリー)

第1試合 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
藤本祐介(日本/モンスター・ファクトリー)
キム・ドンウック(韓国/チーム・ラジェンカ)

第2試合 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ/伊原道場)
中迫 強(日本/ZEBRA244)

第3試合 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
ムラッド・ボウジディ(オランダ/チーム・アーツ)
メハディ・ミルダブディ(イラン)

第4試合 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
キム・ギンソック(韓国/チーム・ラジェンカ)
キム・ミンス(韓国/リングス・コリア)

第6試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者

第7試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者

第9試合 決勝 3分3R(延長最大2R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者

◆オープニングファイト

3分3R(延長1R)
パク・ヨンス(韓国/TEAM MAX GYM)
力丈(日本/大誠塾)


◆お問い合わせ:
(株)FEG  TEL:03-3796-5060 FAX:03-3796-2978
FEGソウル大会事務局 TEL:82-2-545-6811

Last Update : 05/31 11:26

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