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[K-1] チェ・ホンマンに続け。韓国相撲「シルム」の3選手が転向

(4/7 up) FEGは7日、東京・六本木のK-1ジムで記者会見を行い、韓国相撲「シルム」の選手が新たにK-1&HERO'Sに転向することを発表した。
 勇壯級(-90kg)18回優勝のシン・ヒョンピョ(申絃杓:写真中)、白頭壯士(無差別級横綱)のキム・ドンウック(金東郁:写真左)、同級関脇相当のキム・ギンソック(金京汐:写真右)の3人。みな同じチーム・ラジェンカ(仮称)所属だ。
 同チームは元々シルムのチームだったが、そのままキック&総合のチームに移行した。FEGは去年10月から交渉していたが、本人達がキック&総合でもやっていけると自信がついたこのタイミングで発表となった。6/3開催予定のK-1韓国大会から順次デビューする。

 ヒョンピョは76年7月生まれの29歳。183cm/90kg。昨年12月から総合の練習を始め、HERO'Sの85kg級での活躍を目指す。8月5日のHERO'S有明大会でデビューの模様だ。公開スパーリングではワンツーパンチとタックルからのテイクダウンの動きを披露。シルム時代から相手を抱え上げる技が得意だったといい、総合でも活かすつもり。ここまで腿の太い選手は日本人の同クラスの選手でもなかなかいないだろう。
 ドンウックは77年6月生まれの28歳。195cm/165kg。昨年3月にシルムを引退し、総合とキックの練習をスタート。HERO'Sではジェロム・レ・バンナと、K-1ではシルム時代1勝1敗のチェ・ホンマンと戦いたいという。愛称は「赤い熊」。重みのあるワンツーパンチを放つ姿は確かに熊のようだ。
 谷川貞治FEG社長イチオシなのが200cm/180kgの“韓国のボブ・サップ”ことギンソック。81年12月生まれの24歳で、3選手の中で最も若い。昨年12月から空手の練習を始め、K-1専業で行くつもり。コンビネーションは見せなかったものの、豪快なローキックと胴回し回転蹴りを披露していた。ホンマンとは友人だというが、「彼との比較はやめて欲しい。彼がやる前から僕はK-1に興味があった。パンチ・スピード・根性の全てにおいて彼を上回る自信がある」と豪語。シルムで2敗しているが、「リングの上なら彼より強くなれる」と言い切った。(井原芳徳)

Last Update : 04/07 18:06

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