[UFC 49] 8.21 ベガス:シウバ、宿敵ベウフォートの試合を観戦へ
Zuffa "UFC 49" 2004年8月21日(日) ラスベガス 【→カード一覧】 [→掲示板スレッド]
▼ (8/17 up) PRIDEを主催するDSEは17日、PRIDEミドル級王者のヴァンダレイ・シウバがUFC 49に来場すると発表した。ヴァンダレイのお目当てはもちろんメインのUFCライトヘビー級タイトルマッチ、ビクトー・ベウフォート vs. ランディ・クートゥアだ。ヴァンダレイはデビュー間もない頃の98年のUFCブラジル大会で、ベウフォートにわずか44秒でKOされた苦い経験がある。ADCC NEWSの記事によると、ヴァンダレイはベウフォートを応援する考え。ベウフォートにUFCのトップの座をキープしてもらったまま、リベンジを果たしたいようだ。PRIDEとUFCの-93kg統一王者決定戦実現に向け、具体的なアクションがあるのか注目したい。 大会の模様はPRIDE GPの地上波中継と同じ8/23(月)の午後10時〜12時にWOWOWで放送される。(井原芳徳)
テレル、ジューンが初参戦
▼ (8/12 up) 本誌での紹介は遅れたが、UFC 49の全カードは既に決まっている。 パンクラス・ライトヘビー級5位のデビッド・テレルが初参戦し、いきなりレスリング五輪銀メダリストの強豪・マット・リンドランドと対戦する。テレルは03年アブダビ・コンバット88kg級3位の実績を引っさげ、パンクラス参戦。12月に佐々木有生をハイキックでKOし、3月に渋谷修身を変型チョークで沈め、圧倒的な強さを見せつけた。今回の試合の勝者は、空位のUFCミドル級王座に大きく近付くことだろう。 テレルと同じシーザー・グレイシー柔術所属のニック・ディアスも出場し、カロ・パリジャンとのテクニシャン対決が実現。UFC2連勝と好調のディアスに対し、パリジャンは1月のUFC 46でジョルジュ・サンピエールに敗れ一歩後退したが、5月のWECでショーニー・カーターに判定勝ちし、UFC再上陸を果たす。 同じくウェルター級では、クリス・ライトル vs. ロナルド・ジューンという日本でもお馴染みの選手同士の対決が実現。ジューンはUFC初参戦。ここ最近はキング・オブ・ザ・ケージ、ランブル・オン・ザ・ロック、スーパーブロウルを主戦場としていた。 ライト級ではイーブス・エドワース vs. ジョシュ・トムソンの1試合が組まれた。両者ともエルメス・フランカを僅差の判定で下したことで共通している。 他にもヘビー級のマイク・カイル vs. ジャスティン・エイラーズ[Eilers]、ミドル級のジョー・ドークセン vs. ジョセフ・リッグスが決定。初参戦のエイラーズはチーム・エクストリーム所属で総合8勝2敗1分。リッグスはアリゾナ・コンバット・スポーツ所属で、総合戦績20勝5敗。今年に入って5勝1敗の成績を残しており、唯一敗れたのは1月のスティーブリング戦だけだ。(井原芳徳)
クートゥアとベウフォートが再戦
▼ (6/21 up) ランディ・クートゥアとビクトー・ベウフォートの再戦が、8月21日のUFC 49で行われることが決まった。両者は1月のUFC 46のライトヘビー級タイトルマッチで対戦。開始早々、ベウフォートのパンチでクートゥアが左目の下をカットし、ドクターストップがかかり、不完全決着のまま終っていた。クートゥアの傷が癒えたため、再戦が組まれた。 ベウフォートの姉のプリシラさんは未だ行方不明のままだが、ADCC NEWSによると、夫人が妊娠したといい、とても幸せな気分だという。ベウフォートは現在、オスカー・デ・ラ・ホーヤもトレーニングするというロサンゼルスのボクシングジムで練習しており、近く柔術のトレーニングパートナーのレオナルド・ヴィエイラも呼び寄せ特訓に入る。 他にもチャック・リデル vs. ヴァーノン・タイガー・ホワイトも決定している。(井原芳徳)
Zuffa "Ultimate Fighting Championship 49 : Unfinished Business" 2004年8月21日(土) 米国ネバダ州ラスベガス・MGMグランド
メインイベント UFCライトヘビー級タイトルマッチ 5分5R ビクトー・ベウフォート(ブラジル/ブラジル・ファイトクラブ/王者) ランディ・クートゥア(アメリカ/チーム・クエスト/挑戦者)
ライトヘビー級 5分3R チャック・リデル(アメリカ/ピット・ファイトチーム) ヴァーノン・タイガー・ホワイト(アメリカ/ライオンズ・デン)
ヘビー級 5分3R マイク・カイル(アメリカ/アメリカン・キックボクシング・アカデミー) ジャスティン・エイラーズ(アメリカ/チーム・エクストリーム)
ミドル級 5分3R マット・リンドランド(アメリカ/チーム・クエスト) デビッド・テレル(アメリカ/シーザー・グレイシー柔術)
ウェルター級 5分3R ニック・ディアス(アメリカ/シーザー・グレイシー柔術) カロ・パリジャン(アメリカ/フリー)
ライト級 5分3R イーブス・エドワース(アメリカ/サード・コラム) ジョシュ・トムソン(米国/チーム・シャムロック)
ウェルター級 5分3R クリス・ライトル(アメリカ/インテグレイテッド・ファイティング・アカデミー) ロナルド・ジューン(アメリカ/808ファイト・ファクトリー)
ミドル級 5分3R ジョー・ドークセン(カナダ/チーム・エクストリーム) ジョセフ・リッグス(アメリカ/アリゾナ・コンバット・スポーツ)
Last Update : 08/18
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