[K-1 WGP] 2004年スケジュール&予選システムを発表▼ (2/19 up) K-1を主催するFEGの谷川貞治社長は19日、東京のフジテレビで記者会見を行い、2004年のK-1ワールドGPのシステムとスケジュールを発表した。 3/27(土) 日本・埼玉:さいたまスーパーアリーナ(ワンマッチ大会) 16人による「開幕戦」、8人による「決勝戦」は例年通りだが、今年から海外の地域・地区予選制度を廃止。代わって、国籍を問わない8人トーナメント「世界予選」3回、世界予選の敗者復活8人トーナメント「世界最終予選」1回が実施され、計4人が「世界予選枠」として開幕戦に進出する。 ただしホースト、バンナら昨年GPに怪我等の理由で出場できなかったトップファイターは世界予選を免除。「開幕戦出場者決定戦」と呼ばれるワンマッチが課され、勝った3人が「決定戦枠」として開幕戦に進出できる。決定戦は各大会の中で随時行われる。 世界予選枠4人、決定戦枠3人に、「JAPAN GP」優勝者1人を加えた計8人が、「開幕戦」で昨年ベスト8ファイターと対抗戦形式で激突し、勝者8人が「決勝戦」に進出する。つまりJAPAN GP優勝者はこれまで決勝戦に直接進出できたが、今年から開幕戦もクリアしないといけなくなるという仕組みだ。 だが各選手の活躍次第で適宜システムが修正されるのは例年通りとなりそう。早くも谷川社長は「3.27さいたまでホーストが(昨年覇者の)レミーに勝ったら、ホーストは開幕戦確定でしょう」「グラハムとボタがいきなり開幕戦というのはいかがなものか?と思いますよね。グラハムは昨年運良く決勝戦に出たような物だし、ボタも大みそかに藤本選手に負けてますし」と発言。谷川プロデューサーの腕の見せ所となりそうだ。(井原芳徳)
Last Update : 02/19 |