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[PRIDE] 2004年スケジュール発表。ヘビー級GPは4月・6月・8月開催

(1/21 up) DSEは20日、都内ホテルで開いた記者懇親会で年間スケジュールを発表した。

 2/1(日) PRIDE.27 [大阪城ホール]
 2/15(日) PRIDE武士道 其の弐 [横浜アリーナ]
 4/25(日) PRIDE GPヘビー級 開幕戦 [さいたまスーパーアリーナ]
 5月 PRIDE武士道 其の参 [横浜アリーナ (予定)]
 6/20(日) PRIDE GPヘビー級 準決勝 [さいたまスーパーアリーナ]
 7月 PRIDE武士道 其の四 [名古屋レインボーホール (予定)]
 8月 PRIDE GPヘビー級 決勝戦 [さいたまスーパーアリーナ (予定)]
 9月末 PRIDE [ラスベガス]
 10月末 PRIDE [さいたまスーパーアリーナ (予定)]
 11月 PRIDE武士道 其の五 [横浜アリーナ (予定)]

 ヘビー級グランプリは実質無差別級トーナメントとして16人で争われる。王者・エメリヤーエンコ・ヒョードル、暫定王者・アントニ・ホドリゴ・ノゲイラ、さらにミルコ・クロコップの3強は当確。ヒョードルとノゲイラはGPに向け慎重で、2/1(日)のPRIDE.27で計画されていた王座統一戦は見送られた。ヒョードルはDSEと年内にタイトルマッチを行う契約を交わしている。
 ミドル級GP覇者・ヴァンダレイ・シウバもナチュラルウェイトで100kg近くあるため、ヘビー級GP参戦が濃厚。吉田秀彦はミドル級に落としてからなかなかウェイトが戻らないが、大みそかのホイス戦の汚名返上のためGP参戦の可能性があるという。
 PRIDE.27ではGP サバイバルマッチと銘打たれた4試合が行われ、この中でヒース・ヒーリング、イゴール・ボブチャンチン、マーク・ケァーら8選手が査定対象となる。マーク・コールマン、ドン・フライもGP出場を希望している。
 榊原信行・DSE社長はUFCの選手や藤田和之にも参戦を呼び掛け、2/15(日)のPRIDE武士道でも日本人対象のGPサバイバルマッチを組む考えがあることを明かした。他にも引退したばかりの幕内力士の参戦を示唆しており、会見翌朝のスポーツ紙の大半は11月に引退した戦闘竜(せんとりゅう)が参戦濃厚だと報じている。
 GP中心の日程となったため、3/26(金)に計画されていたラスベガス大会は9月末に延期された。榊原社長は桜庭和志にベガスのメイン出場を要請。フランク・シャムロックとも契約を交わし、ベガス以前にも5〜6月頃の大会から参戦する模様だ。対戦候補には桜庭、田村潔司、桜井“マッハ”速人の名前が上がっている。
 12月の日程は決まっていないが、去年の大みそかの興行戦争のような事態を危惧し、榊原社長は「今の時点ではテレビ局の意向受けフレキシブルに動けるようにしている」等と語るにとどまった。
 ヒョードルとは10月までの独占契約を結んだことを明かした。榊原社長は1月2日に再び神戸に行き、ミロ・ミヤトビッチ代理人らを交えてヒョードルと直接会談。「マネージメントの思惑で純粋に戦いたい気持ちが空回りしている。マネージメントやプロモーターのモラルにも問題がある」としながらも、「ヒョードルには自分が悪いことしたという意識ない。『二重契約だ』と話してもそういう意識がないんですよ。『20歳を過ぎて大人なんだから自分のことに責任を持て』と厳しく言ったけど、ニコニコ笑ってるだけですね。どうしようもないですね」と苦笑いしていた。(井原芳徳)

Last Update : 01/21

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