ペドロ・ヒーゾ インタビュウ

『僕はマシーンじゃない。今はとにかく休みたい』

 このままヒーゾは悲劇のヒーローになってしまうのだろうか?。
 99年11月のUFC-Jで高坂に完璧なTKO勝利を収めて、いよいよ満を持してヘビー級の王座に王手を掛けたペドロ・ヒーゾ。これまでもタンク・アボット、マーク・コールマンというビッグネームを倒し、UFCでの戦績は申し分ない。オランダでチャクリキ道場にキック留学を果たし、今でもピーター・アーツとのトレーニングを行うというヒーゾは、ブラジル人には珍しく強力なスタンドスキルを持った選手である。王者ケビン・ランデルマンは、スタンドアタックに弱い。順調に進めば、ヒーゾにとって初の戴冠となる可能性が高かったのだが…。
 だが試合直前にケビン・ランデルマンがバックステージで転倒、試合をキャンセルするという空前絶後のアクシデントが、その洋々たる前途を踏みつぶしてしまった。このタイトルマッチのために約半年にわたってハードトレーニングを行って来たというヒーゾ。傷心さめやらぬ傷心さめやらぬ事件当日のヒーゾに、心境を聞くことに成功した。[→GO]

(INTERVIEW/藤間敦子 TEXT/矢作祐輔 CAMERA/井田英登)


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