第1試合 ライト級予備戦(5分2R)
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ジョン・パルヴァ−
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Jens Pulver (154)
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アルフォンゾ・アルカレズ
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Alfonso Alcarez (148)
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現行のライト級(170ポンド=77.1キロ未満)以下クラス設営を念頭に置いた実験マッチ。パルヴァ−はシャムロック兄弟の父、ボブ・シャムロック氏の運営する"チ−ムシャムロック2000"のメンバ−。軽量級の両者の動きは軽快でテレビ中継こそされなかったがなかなかの好勝負となった。特にパルヴァ−には第一ラウンド、全ジャッジが10点をつけたが、2Rは二者が9点だったため19-19で両者の評価が並んだ。したがって2者ドロ−となり、判定の結果はドロー。ただ、この好結果を受けて、新階級(150ポンド=68キロ未満)クラスの設営が期待される。
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第2試合 ヘビー級予備戦(5分2R)
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ブラッド・コ−ラ−
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Brad Kohler (234)
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スティ−ブ・ジャドソン
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Steve Judson (230)
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コ−ラーはアマチュアレスラーながらボクシングにも長けており、鮮やかな右フック一発でジャドソンをK.O.。
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第3試合 ヘビー級本戦(5分3R)
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ティム・ラジック
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Tim Lajcik (228)
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ロン・ウォーターマン
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Ron Waterman (259)
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3Rフルタイムの末のドローとなった一戦。1R、ウォーターマンはローブローで1ポイント減点を受けたが、2Rは一人のジャッジがウォーターマンに優位な判定を下した。ラジックは前回高阪に敗れており、UFC2連敗。
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第4試合 ライト級本戦(5分3R)
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マット・ヒューズ
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Matt Hughes (169.9)
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ヴァル・イグナトフ
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Val Ignatov (168)
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マット・ヒュ−ズはパット・ミレティックの門下生で、5月の修斗横浜大会で郷野に判定勝ちしてライトヘビ−7位にランキングされた外人シュ−タ−。イグナトフは3月にエヴァン・タナ−に敗れたブルガリアのサンビスト。試合はマットがグラウンドに持ち込んでインサイドガ−ドのまま膠着するスタイルに終始し、ヴァルはそれを返せないままだった。マウントする局面は一切なく、ヒューズが判定で圧勝した。
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第5試合 ライト級本戦(5分3R)
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ローウェル・アンダーソン
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Lowell Anderson (158)
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昨年のVTJでルミナに敗れ、今年2月のアブダビでも宇野にも敗れるなど、このところ良い話題の絶えていたジョン・ルイスだが、久々のVTファイトとなった今回は激しいスタンドファイトを展開。3R開始早々には強烈な膝蹴りとキックをぶち込んで、18秒アンダーソン陣営からタオルが投入された。ルイスはUFCデビュ−戦を勝利で飾った。
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第6試合 ヘビー級本戦(5分3R)
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ジェレミー・ホーン
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Jeremy Horn (229)
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ジェイソン・ゴドシー
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Jason Godsey (251)
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ヘビ−級にウェイトアップしたホ−ンが、1ラウンド2分8秒、腕ひしぎ十字固めで勝利。
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第7試合 ミドル級本戦(5分3R)
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ポール・ジョーンズ
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Paul Jones (198)
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チャック・リデル
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Chuck Liddell (199.9)
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ポ−ル・ジョ−ンズはUSWFライトヘビ−王者であり、修斗本戦で菊田を、昨年のVTJでは現ライトヘビ−王者のエリック・パ−ソンを破っている。UFCデビュ−した前大会でもフラビオ・ルイス・モ−ラを倒しており、ミドル王座にかなり近い位置にいる選手。しかし、今回はリデルの強力な打撃を受けて目の上に深い裂傷を負い、最悪の怪我と見たビッグジョン・マッカ−シ−の判断でレフェリーストップ。
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メインイベント UFCミドル級選手権試合(5分5R)
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フランク・シャムロック
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Frank Shamrock (champion - 198)
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ティト・オーティズ
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Tito Ortiz (challenger - 199.9)
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3Rまで動きの少なかったフランクだが、4Rフランクが強烈なヒジ攻撃でティトからタップを奪い、タイトル防衛。しかし試合後、フランクは「UFCにはもう戦う相手がいない」とタイトル返上を宣言。今後このタイトルには、敗れたティト、あるいはクラスを落としたバス・ルッテンが挑戦することになると思われる。
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