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Report
shooto 99.10.6 プロフェッショナル修斗公式戦
“shooter's Ambition”北沢タウンホール


第4試合(ライト級2R) 
修斗道場四国
WILD宇佐美
判定3-0
[20-16,20-16,20-16]
格闘サークルコブラ会
亀田雅史
×
   
 島が属する関西の格闘サークルコブラ会、第二のプロ・シューターとしてデビューする亀田。西日本アマチュア選手権優勝の実績をひっさげての登場である。一方の宇佐美はこれが二戦目。アマレスでソウル五輪二位まで進んだ実績を持つが、デビュー戦はKOで相手を下している。

 宇佐美の動きがいい。亀田のパンチをかいくぐって差しては投げ、また、亀田の蹴り足を取ってはテイクダウンを奪う。そしてそこからパス・ガードの動きにスムーズに入っていく。
 だが、ここから亀田が粘る。さほどの身長差はない(亀田171cm、宇佐美167cm)のだが、足が長いのだろうか、サイドや上四方に入っていく宇佐美を、亀田の足が追い、何とかコントロールしていく。そのために、宇佐美のサイドからのアームロックが何回も極まりそうにはなるものの、最後まではいけず。10分間亀田が粘りきった。

 それでも大差の判定勝利。

 四国では修斗をやっている選手が殆どおらず、たった一人で、今日はキック、今日は寝技と万年出稽古状態だという宇佐美だが、それでこの結果は大したもの。注目である。



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レポート:山名尚志 カメラ:井田英登