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修斗 プロフェッショナル修斗公式戦
11月12日(日)東京/後楽園ホール
主催/ガッツマン・プロモーション

第9試合 ライト級 5分3R 
× 大河内 衛
(GUTSMAN・修斗道場:9位)
判定0-3

29-30,29-30,26-30
野中公人
(PUREBRED大宮:10位)

 5月の後楽園大会で当時Bクラスの阿部裕幸のレスリングの翻弄されいいところのなかった野中が心機一転、丸坊主となりリングに登場する。対する大河内は9月の後楽園大会で新鋭バレット・ヨシダ相手に敗れはしたもののメインを食うほどの名勝負を繰り広げたばかり。ベテランの両者の意地のぶつかり合いが期待されたが、膠着の多い展開になってしまった。

 1,2Rは大河内がガードあるいは猪木・アリ戦の猪木状態の繰り返し。セコンドのアドバイスも少ないため、場内が度々沈黙する。3Rには野中のハーフパスガードを大河内が返し客席が湧くが野中のガードが固く膠着が続く。終盤野中がトップを取るがまたも大河内が密着しそのまま試合終了。上を制する場面が多く、スタンドでも幾度かカウンターパンチをヒットさせた野中がなんとか判定勝ちを奪い取った。

野中コメント

「大河内は強かったですよ。でも上を組んだら下はこうくるって言うのが分かるから無理に抵抗しないでいきました。スタミナがなかったです。一本勝ちする力がなかった。特に打撃にはこだわらなかった。自分のスタイル?あるのかなあ?。残り少ない選手生命を納得行くようにしていきたい。
 まだまだ真の総合の強豪というのは育っていない。今は打撃が強い人、間接がうまい人、グラウンドが強い人とそれぞれ何かが飛びぬけている感じ。まだまだ過渡期にすぎないと思う。これから本当に総合の強い人が出てくるんじゃないですか?」

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レポート:井原芳徳  写真:菊地奈々子,石渡知子

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