4月の大阪大会で須田に敗れた佐々木は、リベンジを目指すためにも須田が昨年10月の大阪大会で一蹴したヨングを越えることが必至。菊田早苗率いるグラバカ所属となりセコンドには菊田も付く。開始早々蹴り足をつかんでテイクダウン。余裕の展開かと思われたが事態は一転。ガードを取ったヨングが巧みに三角絞めに持ち込みそのまま仕留めた。
ヨングは今年2月から母国オランダで非公式ながらアマチュア修斗の大会を開催しており、5月、10月と順調に大会を重ねている。3月には地元の大会であのジョゼ・ペレ・ランジに判定負けながら大善戦していたという。修斗ルールにさらに慣れれば、王者不在のライトヘビー級戦線のダークホースとなっていく可能性が高いだろう。