(レポ&写真) [MARS] 7.21 新宿:三原、世界トーナメント出場権獲得
トリニティ "MARS ATTACK 01" 2006年7月21日(金) 東京・新宿FACE
写真:ひっとまん大場。 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
※ サムライTVにて8/6(日)22:00〜23:00オンエア(リピート放送あり)
第7試合 ミドル級(83kg)世界トーナメント日本代表選考トーナメント決勝 5分2R ×瓜田幸造(掣圏会館) ○三原秀美(コブラ会) ポイント0-13
ほぼ無傷で決勝に勝ち進んだ両者、打の瓜田と寝技の三原の正面激突は、ルールを十全に活かした三原の圧倒的な試合内容で決した。 序盤のテイクダウンポイント(-1)を皮切りに、押さえ込んでのアームロックでのキャッチ(-5)、マウントポジション(-1)とみるみる瓜田のポイントを奪いゼロポイントに追い込んでしまう。プロデビュー戦で見せた不用意な打撃は姿を潜め、徹底して自らの得意分野である寝業の攻撃を仕掛けて来る三原に対して、瓜田は防戦一方を強いられる。
打撃攻撃でのポイントがダウンのみというこのルールは、瓜田にとって不利という見方もあるだろうが、実際、瓜田の打撃を封じて、先手先手を取り続けた三原に、大きなダメージはなかった。これが通常のMMA基準の判定であっても、三原の勝利は動かなかっただろう。 終盤、かろうじてテイクダウン(-1)ポイントを連取した瓜田だったが、既にスコアゼロポイントになった瓜谷には判定勝ちの権利が消滅しており、追撃は遠く及ばなかった。 このトーナメントぶっちぎりの優勝候補とみされていた瓜田を撃破したことで、三原は昨年のADCC日本予選突破がフロックではなかった事を証明したと言えるだろう。世界からの刺客が集結する8月26日の両国大会に、日本代表の一人として挑むことになる三原。だが、この日の隙のない戦いぶりは、十分その資格有りということを証明するものだった。
第6試合 女子55kg契約 5分2R ○カリーナ・ダム(ブラジル/アリアンシ柔術) ×MIKU(クラブバーバリアン) 2R 1'17" 腕ひしぎ十字固め
第5試合 77kg契約 5分3R ○花澤大介13(コブラ会) ×TOSHI(空柔拳会館) 2R 3'38" チョークスリーパー
第4試合 ミドル級(83kg)世界トーナメント日本代表選考トーナメント準決勝 5分2R ○瓜田幸造(掣圏会館) ×小川 健(空柔拳会館) 1R 1'43" TKO (タオル投入)
第3試合 ミドル級(83kg)世界トーナメント日本代表選考トーナメント準決勝 5分2R ○三原秀美(コブラ会) ×吉岡直樹(日本ウェルネススポーツ専門学校格闘技部) 1R 1'36" 腕ひしぎ十字固め
第2試合 70.5kg契約 5分3R ○ホドリゴ・ダム(ブラジル/アリアンシ柔術/2007 ADCC世界大会ブラジル代表) ×ファン・ジュウドン(韓国/闘神塾ブルードラゴン) 1R 3'56" チョークスリーパー
第1試合 MARS ATTACKers オーディション(アマチュア) 65kg契約 3分2R ○冨田利彦(RBアカデミー) ×小坂井宏(日本ウェルネススポーツ専門学校格闘技部) ポイント5-4
Last Update : 07/27 18:44
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