(レポ＆写真) [NJKF] 10.9 後楽園：TOMONORI・岩井が判定勝ち
ニュージャパンキックボクシング連盟 OGUNI GYM "INFINITE CHALLENGE Ⅸ ～無限の挑戦～"
2005年10月9日(日) 東京・後楽園ホール
レポート＆写真：井原芳徳 【→掲示板スレッド】
◆ 日本対世界 5対5 TAKE OFF TO THE WORLD
 第15試合 55kg契約 3分5R
○TOMONORI（OGUNI／NJKFフライ級1位・WMCインターコンチネンタルSフライ級王者・UKFバンタム級王者）
×クリス・ホワイト（フィリピン／リドラーズジム／ISKAオーストラリア王者・WKAインターナショナル王者）
判定3-0 (高木48-47/シーナ48-47/センチャイ48-47)
※1R右フックでTOMONORIが1ダウン、2R左フックでホワイトが1ダウン
TOMONORIが今回戦うホワイトは、昨年11月に新日本キックのバンタム級王者（当時）の加村健一を下し、今年８月に同フェザー級王者の菊地剛介に敗れるも3R戦い抜いた選手。フライ級と小柄のTOMONORIは、53kgの契約体重と肘無しルールを望んでいたが、ホワイトは55kg・肘有りの要求を通した。
不利なルール。しかも所属ジム主催興行のメイン。厳しい状況の中、TOMONORIは1Rから右フックでダウンを喫してしまう。
だが「逆にそれで目が覚めた」といい、2Rからはコンビネーションを決め、「あえて視界から消える大きなモーションで打った」という左フックでダウンを奪い返す。
これでポイントは五分。その後も一進一退の攻防が続く。だがTOMONORIは3Rに前蹴り一発で大量の鼻血を誘い、5Rにはパンチの連打で追いつめる。要所でポイントを稼ぎ、見事逆転勝利をおさめた。
実力者ホワイトを55kg契約で下し自信を深めたTOMONORIは「全日本の藤原あらし選手とやってみたい」と発言。活性化しつつある軽量級戦線で華麗な一発を武器に今後さらに脚光を浴びることだろう。
 第14試合 55kg契約 3分5R
×米田貴志（OGUNI／NJKFバンタム級2位・WMCインターコンチネンタルSバンタム級王者）
○サナパー・コビットジム（タイ）
判定1-2 (高木48-49/多賀谷50-49/センチャイ48-49)
サナパーは48戦30勝18敗。米田は2Rに生え際、４Rに額を肘で斬られ大出血。それでもローとミドルで果敢に応戦し、最後はパンチの連打で追いつめた。ジャッジは出血のダメージの評価により割れ、タイ人に軍配が上がった。
 第13試合 58kg契約 3分5R
○岩井伸洋（OGUNI／NJKFフェザー級王者）
×ベニー・リッター（スイス／MKCフィットネス）
判定3-0 (山根50-47/多賀谷50-47/センチャイ50-48)
リッターは11戦7勝4敗の22歳。昨年の池袋大会に出場し、その後はタイで長期修行していたという。岩井は８月に全日本の前田尚紀にKO負けし今回は再起戦だったが、左ミドルと左ボディでリッターを痛めつけ完勝した。
 第12試合 67kg契約 3分5R
×加藤 健（OGUNI／NJKFウェルター級4位）
○ジェイソン・リー（オーストラリア／オーディネス・マーシャルアーツ）
1R 1'45" KO (肘打ち)
 第11試合 58kg契約 3分5R
×竹越義晃（OGUNI／NJKFフェザー級8位）
○スティーブン・ゼンクル（カザフスタン／ラナジム）
1R 1'30" KO (膝蹴り)
 ◆ ヤングファイト
第10試合 ライト級 3分5R
×ミシマ（格闘道場G-1／3位）
○中山宏美（OGUNI／9位）
1R 1'18" KO (左フック)
第9試合 ライト級 3分3R
×渡邉大輔（OGUNI）
○田村俊之（TARGET）
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)
第8試合 56kg契約 3分3R
△松田 徹（PIT）
△大津鉄二（OGUNI）
判定0-1 (29-30/30-30/30-30)
第7試合 フェザー級 3分3R
○千葉良太（OGUNI）
×ジャイアン（健心塾）
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)
第6試合 バンタム級 3分3R
○前田浩喜（インスパイヤード・モーション）
×鈴木貴善（OGUNI）
判定3-0 (30-29/30-28/30-28)
第5試合 ライト級 3分3R
○一輝（OGUNI）
×藤原彰二（立川KBA）
2R 2'56" KO (3ダウン)
第4試合 52.5kg契約 3分3R
×横山雅人（OGUNI）
○園部和芳（岩瀬）
判定0-3 (27-30/28-30/27-30)
第3試合 52kg契約 3分3R
×町田茂幸（PIT）
○大槻直輝（OGUNI）
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)
第2試合 フェザー級 3分3R
○山下泰史（E.S.G）
×依田多聞（町田金子）
判定3-0 (30-27/30-28/30-29)
第1試合 バンタム級 3分3R
○幸二郎（OGUNI）
×水嶋貴大（PIT）
3R 2'37" KO (3ダウン)
Last Update : 10/10 01:04
| 