(レポ&写真) [R.I.S.E.] 9.28 大森:望月竜介、ムエタイ元王者に圧勝
R.I.S.E.プロモーション "R.I.S.E. FOURTH -Dead or Alive-" 2003年9月28日(日) 東京・ゴールドジムサウスANNEX7F
レポート&写真:井原芳徳 [→掲示板・キック&K-1 MAXスレッド]
第9試合 70kg契約 3分3R ×サムケーオ・ギャットガムチャイ(タイ/IMF世界Sライト級王者&元ルンピニースタジアムライト級王者) ○望月竜介(U.W.F.スネークピットジャパン) 判定0-3 (27-30,27-30,27-30)
元ルンピニースタジアムライト級王者のオロノー・ポームアンウポンが、サムケーオ・ギャットガムチャイに改名しR.I.S.E.に初参戦。00年に小野瀬邦英と激闘を繰り広げた古豪がどこまでその恐ろしさを見せるか注目の的だった。しかし肘&首相撲無しのR.I.S.E.ルールに慣れる前に、R.I.S.E.の常連・望月が重い右フックで先制。その後もパンチ、ハイ、飛び膝蹴り等、望月のワンサイドゲームが続く。これにはさすがのサムケーオも表情が一変。時おり返すパンチや膝の切れ味は鋭いが、なかなかペースがつかめず、望月の猛攻を止めるには至らない。望月は2Rに右アッパー、3R終盤にも左右の連打でダウン寸前まで追い詰める。結局一度もダウンは奪えなかったが、望月が文句無しの判定勝ち。この勝利を機に、中量級のキーパーソンの一人となりそうだ。
第8試合 トーナメント出場者決定戦 70kg契約 3分3R ×疾風[はやて](フリー) ○水野章二(湘南格闘クラブ) 1R 1'36" KO (右ストレート)
12.23 ディファ有明大会の「R.I.S.E. Dead or Aliveトーナメント」への出場者を決めるため、4試合が組まれた。水野は左右のパンチの連打で先制すると、さらに右ストレートで疾風を豪快にノックアウト。KOかTKOでの勝利者のみ出場権を獲得できるシステムのため、権利を得たのは水野のみ。だが判定に終った選手たちの戦いぶりも主催者は高く評価し、伊藤隆プロデューサーは「倒しに行く姿勢は全選手にあった」、山口元気プロデューサーも「僕としては全員にトーナメントに上がって欲しい」と語った。内容的には水野が頭一つ抜けていたが、今回は結果を出せなかった選手も、組合せが変われば違う結果を残せるだろう。
第7試合 トーナメント出場者決定戦 70kg契約 3分3R △A.KAMINE(TARGET) △林 徹(クロスポイント) 判定1-1 (29-30,30-30,29-28)
第6試合 トーナメント出場者決定戦 70kg契約 3分3R ○藤倉悠作(格闘結社田中塾/第14回全日本新空手中量級優勝) ×崎村匡如(大道塾) 判定2-1 (櫻井30-29,喜多30-28,山口27-30) ※突進型だが的確さに欠く藤倉と、左ミドルを多用しながら倒される場面の多かった崎村でジャッジの評価が割れた。
第5試合 トーナメント出場者決定戦 70kg契約 3分3R △石島大吾(数見道場) △小武悠希(U-FILE CAMP.com) 判定0-1 (27-28,28-28,28-28) ※石島は1Rに1ダウン、小武は3Rに1ダウンあり
第4試合 ヘビー級 3分3R ○窪田豊彦(フリー) ×池田 亮(アイアンアックス) 判定3-0 (29-28,29-28,29-28) ※池田は3Rに1ダウンあり
第3試合 54kg契約 3分3R ○小林良平(TARGET) ×所 一通(チームBB) 1R 1'16" KO (右ストレート) ※小林は序盤に右ストレートでダウンを奪われた後の逆転勝ち
第2試合 65kg契約 3分3R ○尾崎圭司(チームドラゴン) ×末廣智明(大道塾) 判定3-0 (30-29,30-28,29-28) ※末廣は3Rに1ダウンあり 第1試合 76kg契約 3分3R ×宮本岳司(数見道場) ○御神火[ごしんか](チームBB) 判定0-3 (26-29,26-29,26-29) ※宮本は1Rに2ダウンあり
Last Update : 09/29
|