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(レポ&写真) [日本キック] 10.26 後楽園:NKB王者・中川、タイトル戦再戦も完勝

日本キックボクシング連盟 "2002破壊シリーズ" 2002年10月26日(土)東京・後楽園ホール

 レポート&写真:井原芳徳

メインイベント NKB統一ランキング・ミドル級 ノンタイトル戦 3分5R
○中川裕也(渡辺/NKB王者)
×發田隆治(ウィラサクレック/NKB1位・NJKFミドル級4位)
判定3-0 (50-49,50-48,50-47)

 4月の王者決定戦の再戦。序盤から中川がパンチとローで攻勢を続け、4Rには左肘で發田の額をカット。5Rもローを集中し發田の足を止め、ポイントで差をつけ勝利した。
 前回はKO勝ちだっただけに、中川は「今日はしょっぱい試合ですみませんでした」と反省の弁。以前から熱望している小次郎戦を実現させたい意向をこの日も示した。なお發田はこの試合で引退。全戦績11戦5勝(2KO)5敗1分。

第10試合 NKB統一ランキング・ウェルター級 2位決定戦 3分5R
×中村篤史(北流会君津/NJKFウェルター級2位)
○木浪シャーク利幸(小国/NJKFウェルター級5位)
1R 1'33" KO

 木浪が左ミドルをレバーに叩き込み最初のダウンを奪うと、さらに首相撲からの膝蹴りで2度目のダウンを奪い、最後はミドルとパンチのラッシュで中村をマットに沈めた。木浪は「これからは世界のトップを目指します」と語り、K-1ワールドMAX参戦も示唆したが、小野瀬邦英を破ったNKB王者・石毛との対戦も希望。2003年の大活躍を暗示させた。

第9試合 NKB統一ランキング・ウェルター級 3分5R
×宮本 勲(大和/NJKFウェルター級7位)
○瀬尾尚弘(JK国際/K-Uウェルター級暫定王者)
判定1-2 (49-48,48-49,47-50)

 K-1のジェロム・レ・バンナとマーク・ハントの試合を思い起こさせる激しい打撃戦が最後まで続き、会場は大歓声。勝った瀬尾は「こういう選手にはならないように!」と自虐めいたマイクアピールでファンの爆笑を誘った。

第8試合 ライト級 3分5R
○山田大輔(杉並)
×武笠則康(渡辺)
3R 1'02" KO

 2Rに左右のフックの連打で武笠(むかさ)からダウンを奪った山田が、3Rにもダウンを奪い快勝。

第7試合 フェザー級 3分5R
○児玉正暁(ピコイ錦)
×戦え!ひでりん(APKF・パシフィック)
判定3-0 (50-48,49-47,50-47)

第6試合 ライト級 3分3R
×三好基之(勇和会鈴木)
○高橋賢哉(渡辺)
2R終了 TKO(出血によるドクターストップ)

第5試合 ウェルター級 3分3R
△根本和憲(K-U・JK国際)
△加藤 健(NJKF・小国)
判定0-1 (29-29,29-30,30-30)

第4試合 ウェルター級 3分3R
×ビッグスワン木村(ピコイ錦)
○若生浩次(大阪真門)
1R 1'56" KO

第3試合 ライト級 3分3R
○ジロー(村越)
×安宗竜紀(テツ)
判定3-0 (30-28,29-27,30-27)

第2試合 フェザー級 3分3R
○斉藤慎一(勇和会鈴木)
×谷 真臣(大阪真門)
2R 1'37" KO

第1試合 ライト級 3分3R
×SHINGO(村越)
○板倉光明(大阪真門)
判定0-2 (29-30,29-29,29-30)

Last Update : 11/27

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