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[パンクラス] 10.14 ディファ:アスエリオ×アルボーシャスは中止

パンクラス "2007 RISING TOUR" 10月14日(日) ディファ有明  【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]


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(10/13 up) ヘビー級タイトルマッチ・アスエリオ・シウバ(王者) vs. アルボーシャス・タイガー(挑戦者)が中止となった。昨日報じた通り、アルボーシャスの消息がつかめない事が理由で、今も原因はわかっていない。代わりの対戦相手が見つからなかったアスエリオも欠場する。チケットの払い戻しは13(土)20時までパンクラス(Tel 03-5792-0815)、大会当日はディファ有明(Tel 03-5500-3731)の当日券売り場にて受け付ける。
 13日午後2時からの公式計量の後、ワールドパンクラスクリエイトの坂本靖常務と、アルボーシャスの所属する士道館を代表して、マグナム酒井が記者会見。マグナムは「一緒にアメリカで3ヶ月ほど練習していたことがあるが、礼儀正しい男で、そういうこと(敵前逃亡)をする選手とは思えない」と話した。アルボーシャスをラトビアの空港で迎える予定だった、ラトビア士道館のロバート・ハトムリン師範が、大会当日に詳しい事情をマスコミに説明する予定だ。

急遽メインの近藤「大会をしっかり締めたい」

 タイトルマッチ中止で、急遽メインイベンターに格上げとなったライトヘビー級(90kg)王者の近藤有己は「自分の力を出し切りたい。大会をしっかりと締めたい」と抱負を語った。計量体重は86.9kgで、対する桜木裕司は88.6kg。桜木のスッキリした体を見た近藤は「いつもより動きが良さそう」と警戒していた。桜木は「昔のパンクラスの船木さん対鈴木さんの試合のような緊張感のある試合がしたい」と話した。
 ウェルター級(75kg)の坂口征夫は、過去2戦はズボンを履いたまま計量していたが、今回はパンツ1枚で74.5kg。プロレスデビューを目指し、無我の道場でスクワット等で基礎体力を強化した成果で、「体全体の粘りが出てきた」と自信を示した。対するパンクラスP's LAB横浜の本田朝樹は「いきなり仕掛けたい。見せますよ、僕の真下に彼が転がる姿を」と鼻息を荒くした。
 フェザー級(64kg)の井上学は1回目の計量が74.4kgでオーバーだったが、2度目は63.9kgでクリア。当日計量の阿部健太郎を除く全選手がクリアしている。(井原芳徳)

挑戦者アルボーシャスが行方不明

(10/12 up) アスエリオ・シウバ(左写真)の持つヘビー級タイトルに挑戦するアルボーシャス・タイガーが行方不明になり、まだ来日していないことが明らかになった。
 アルボーシャスのマネージャーにワールドパンクラスクリエイトの坂本靖常務が聞いた話によると、現地時間の10日にリトアニアの自宅を車で出発した時点まではマネージャーと連絡がついたが、ラトビアの空港には現れなかったという。アルボーシャスの友人によると、警官とのトラブルに巻き込まれた可能性もあり、日本のリトアニア大使館にも問い合わせているが、正確なことはわかっていない。
 敵前逃亡の恐れもあるが、坂本常務は「アルボーシャスはタイトルへのモチベーションは高く、彼の希望でタイトルマッチが実現した。一生懸命練習しており、礼儀正しい青年だから、本人の意思じゃない何かが原因としか考えられない」と分析する。
 アルボーシャスは本来11日に来日する予定で、12日に公開練習と調印式を行う予定だった。計量は試合前日の13日午後2時からで、当日計量も規定では可能だが、坂本常務は「今日中に状況がわからないと試合をするのは難しい」との見方で、「不安定な状態を招き、ファンの皆さんには申し訳ない」と話した。13日の計量の場で新たな発表がされる模様だ。
 これを聞いた王者・アスエリオは「アルボーシャスの無事を祈っているが、もし仮に私を恐れて逃げたとしたらプロじゃない」と困惑した様子で語った。パンクラス側は代理の相手として急遽3選手に声をかけているが、いずれもノーランカー。タイトルにはランカーしか挑戦できないため、アルボーシャスが欠場の場合はノンタイトル戦も考えられるが、アスエリオは「現時点では何も考えられないが、突然無名の選手を連れてこられて戦えと言うのはチャンピオンに失礼だ。これまで費やした時間やお金を無駄にしたくない」と不満げだった。(井原芳徳)

韓国の2選手が公開練習

 韓国から参戦する2選手がP's LAB東京で公開練習を行った。フェザー級3位の井上学と戦うジョン・ジンソクは、前回の秒殺KO勝ちの試合同様、打撃で攻める考え。「ランキング入りも大切だけど、とりあえず井上に勝つために精一杯戦う」と話した。
 ウェルター級のベテラン・和田拓也と戦うキム・ヒュンクワンはパンクラス初参戦。04年から軍隊勤務で今年除隊となったが、入隊以前には今やDEEPのタイトルに挑戦するほどに成長したキム・ドンヒョンと接戦を繰り広げたことがあるという(結果は判定負け)。「またドンヒョンと戦いたい。勝つ自信がある」とヒュンクワンは話し、「和田選手の試合は2試合見たが何でもできる強い選手。久々の試合だが面白い試合をしたい」と意気込みを語った。
 

近藤、桜木戦は「1R決着もある」

(10/11 up) パンクラスismの近藤有己が10日、桜木裕司戦に向けての直前の抱負を語った。公開練習は軽めのミット打ちを披露した程度で、コンディションは測りきれなかったが、体調は良好とのことだ。
 2日の桜木の公開練習で、練習仲間のSKアブソリュートの長谷川秀彦は桜木を「寝技だけじゃなく、今日見せたように投げ技も強くなっているので、防御に留まらず逆に上から攻めるかも」と評していた。これを聞いた近藤は「そろそろそういう寝技の出稽古の成果が出始めてもおかしくないでしょうね。今迄のイメージどおりに行くと痛い目に遭うかもしれない」と警戒。桜木は本来ヘビー級のため近藤は体格差にも警戒しており「相手に隙を見せず、打撃をもらわず、穴を突いて関節技に持ち込めれば」とプランを語った。
 近藤が桜木の試合で最も印象に残っているというのは、05年3月の横浜文体大会で全日本キック公式試合として行われた、郷野聡寛との一戦。劣勢だった桜木がクロスカウンターで郷野から逆転KO勝ちをおさめており、一発逆転の怖さも近藤にとっての警戒材料だ。しかし桜木は「今度は逆転勝ちじゃなく、速攻をかけたい」とコメントしており、それに対し近藤は「1R決着もあるんじゃないですか?」と発言。短時間で中身の濃い激闘が、日曜のディファで見られるかもしれない。(井原芳徳)

近藤戦の桜木「逆転勝ちじゃなく速攻」

(10/3 up) 近藤有己との対戦を来週に控えた桜木裕司が2日、東京・本郷の掣圏真陰流本部道場・興義館にて、総合形式のマススパーリングを披露した。
 「今までで一番調子がいい」と話す桜木。昨年夏に興義館ができて以来、道場の初動の作業や新弟子の指導で忙しかったが、今は自分の練習に専念できる時間が増え、既に今回のライトヘビー級のリミットの90kgまで体重は落ちたという。
 さらに師匠の佐山サトル興義館総監が、桜木が以前から希望していた出稽古にも寛容になり、これまでのSKアブソリュートだけでなく、長谷川秀彦の紹介でDEEP道場の出稽古にも行くように。桜木は寝技が弱点だったが、長谷川は「寝技だけじゃなく、今日見せたように投げ技も強くなっているので、防御に留まらず逆に上から攻めるかも」と評価する。劣勢からの大逆転が以前の桜木のパターンだったが、最近は劣勢のまま敗れることが多かった。桜木は「今度は逆転勝ちじゃなく、速攻をかけたい」と成長に自信を示す。
 今回の近藤戦以外にも2つの試合のオファーがあったが、「比べものにならない」と考えた桜木は迷わず近藤戦をチョイス。「勝てば今までの分が3倍返しになる」とモチベーションも高い。
 さらに桜木は、興義館に出稽古に来ている長谷川が9日のDEEPで防衛戦、鹿又智成が11月11日のケージフォースでアルトゥール・ウマハノフとの大一番を控えていることにも言及。「3つ勝てば佐山先生への恩返しになる。そのためなら地獄の練習にも耐えられる」と決意を新たにした。
 心技体ともに充実しつつある桜木を、近藤はどう迎え撃つ?(井原芳徳)

川村亮がサイン

 当日券は全券種を14:30より販売。SS席 ¥12,500- A席 ¥8,500- B席 ¥6,500- C席 ¥5,000-。新グッズとして10.14大会記念Tシャツ(¥3,500-)、パンクラス ロゴパーカー(¥5,800-)が発売される。11.28後楽園大会、12.22ディファ大会(第3回ism主催興行)のチケットも販売。開場時間中の15:00〜16:00に新商品及び次回大会のチケットをお買い上げの方には、川村亮がサインをしてくれる。
 
裕希斗欠場。曹の相手は浅野に

(9/27 up) 裕希斗(U-FILE CAMP.com)が練習中の怪我により欠場し、曹竜也(闘心)の対戦相手が浅野倫久(KILLER BEE)に変更となった。

フェザー級 山澤勇紀×清水隼人追加

(8/19 up) フェザー級2R・山澤勇紀(スタンド) vs. 清水隼人(アンプラグド国分寺)が追加され、清水はパンクラス初参戦の19歳。8/19のDEMOLITIONで村田卓実に判定勝ちしている。これで全カードが揃った。試合順は下記一覧参照

和田、韓国のハプキドー元王者と対戦

(9/11 up) ウェルター級3R・和田拓也(SKアブソリュート) vs. キム・ヒュンクワン(韓国/チーム・タックル)が決定した。ヒュンクワンはパンクラス初参戦。韓国武術のハプキドーの全国選手権で3度優勝したことがあり、レスリング、キックボクシングの経験もある。プロ総合戦績は4戦2勝2敗。2004年から軍隊勤務していたが、今年除隊となった。11/11で27歳になる。

近藤×桜木決定

(9/7 up) パンクラスは6日、P's LAB東京で会見を行い、10月のディファ大会に近藤有己が出場し、ライトヘビー級で桜木裕司と対戦することを発表した。
 近藤のパンクラス出場は昨年12月のイアン・ナイ戦以来1年ぶり。以降、PRIDE男祭りで郷野に敗れた後、負傷欠場が続き、7月のBodogで復帰したもののTKO負けを喫した。連敗中だが、近藤は「とにかく自分のやれることをやりたい。持っているものを全部出したい」とあくまで不動心を貫く。
 とはいえ今回の相手・桜木は、最近は負けが込んでいるものの、パンクラスマットで衝撃的なKO勝ちを度々やってのけてきた選手。近藤も「得体が知れない。底が見えない」と評す。初代タイガーマスクを師匠に持つ桜木が「タイガーマスクはヒーローでもあり、黄色い悪魔と言われていた部分もある。その怖さの部分を出したい」と話すと、さすがの不動心も「ちょっと怖いですね」と苦笑いを浮かべていた。
 最近の桜木はSKアブソリュートへの出稽古で欠点の寝技を強化中。「最近結果は出せてないけど、確実に実力は上がっている。このチャンスを成長につなげたい」と話した。苦境に立たされている2人。最後に立っているのはどっちだ?
 ディファ大会の残りカードも以下の通り決定している。ジョン・ジンソクは7月大会で村山トモキを秒殺KOした注目株だ。パンクラスゲートではフェザー級プロ昇格トーナメントが開幕する。

 [フェザー級] 井上 学(スネークピット/3位) vs. ジョン・ジンソク(韓国)
 [ライト級] アライケンジ(ism) vs. 平山貴一(慧舟會)
 [ミドル級] 佐藤光留(ism) vs. 阿部健太郎(山田道場)
 [ウェルター級] 本田朝樹(P's LAB横浜) vs. 坂口征夫(坂口道場)
 [フェザー級] 曹 竜也(闘心) vs. 裕希斗(U-FILE)

北岡、次戦の希望は…?

 この会見は5日の後楽園大会の一夜明け会見として行われ、後半戦で勝利した北岡悟、前田吉朗、竹内出、川村亮の4選手が出席した。
 北岡は試合で左眼の周りを大きく腫らし、痛々しい表情で現れたが、病院での診断で骨と脳の異常は無いことがわかったという。試合直後に海外進出を表明したものの、苦戦だったため、「国内で景気のいい試合を一発挟んで、海外に行きたい」「個人的にはよそで試合をしたい。…社長の顔色が変わったけど」と笑顔で話した。
 パンクラス・ウェルター級ベルトは、正王者・石毛大蔵と暫定王者・井上克也の対戦が決まっており、まだ実施の目処が立っていないため、当面挑戦できない北岡は「僕もよそでステータスを上げていれば、おのずと挑戦する時期がやってくる予感がある」と話した。
 前田は「久しぶりに気持ちいい試合ができた」、川村は「昨日は吉朗さんと北岡さんにいい試合をヤラれた。次この3人が揃うのはいつかわからないけど、負けず嫌いを発揮しながら、日々けん制し合っていきたい」、竹内は「引き分けのような内容だった。しっかり準備して次に挑みたい」と話した。(井原芳徳)
 
アスエリオとアルボーシャスが王座戦

(7/23 up) ヘビー級キング・オブ・パンクラスのアスエリオ・シウバが、前王者で現1位のアルボーシャス・タイガーを相手に初防衛戦を行うことが決定した。
 アルボーシャスは5月の後楽園大会で初防衛戦を行う予定だったが、怪我により欠場となり、規定により王座返上を余儀なくされた。結局同大会でアスエリオと水野竜也の間で王座決定戦が行われ、アスエリオが完勝。10/14ディファ大会でアルボーシャスを下してこそ、真の王者と言えるだろう。
 両外国人選手ともスタンドの打撃を得意とする上、階級はヘビー級。ド迫力の攻防が観客の間近で繰り広げられることだろう。
 

 

ワールドパンクラスクリエイト "PANCRASE 2007 RISING TOUR"
2007年10月14日(日) 東京・ディファ有明
開場・15:00 本戦開始・16:00


第8試合 メインイベント ライトヘビー級 5分3R
近藤有己(パンクラスism/王者)
桜木裕司(掣圏会館)

第7試合 セミファイナル フェザー級 5分3R
井上 学(U.W.F.スネークピットジャパン/3位)
ジョン・ジンソク(韓国/ウルフ・チーム・マックス)

第6試合 ウェルター級 5分3R
和田拓也(SKアブソリュート)
キム・ヒュンクワン(韓国/チーム・タックル)

第5試合 ミドル級 5分2R
佐藤光留(パンクラスism)
阿部健太郎(ハイブリッドレスリング山田道場)

第4試合 ライト級 5分2R
アライケンジ(パンクラスism)
平山貴一(和術慧舟會RJW)

第3試合 ウェルター級 5分2R
本田朝樹(パンクラスP's LAB横浜)
坂口征夫(TEAM坂口道場)
 
第2試合 フェザー級 5分2R
曹 竜也(闘心)
浅野倫久(KILLER BEE)
 
第1試合 フェザー級 5分2R
山澤勇紀(スタンド)
清水隼人(アンプラグド国分寺)

■パンクラスゲート・フェザー級プロ昇格トーナメント・一回戦

第4試合 5分2R
本田智昭(KILLER BEE)
江上 剛(品川CS)

第3試合 5分2R
廣瀬 勲(ストライプル)
齊藤 曜(パラエストラ仙台)

第2試合 5分2R
佐藤将光(坂口道場)
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會)

第1試合 5分2R
佐々木亮太(B-CLUB)
工藤一郎(和術慧舟會東京本部)


■ 入場料金:
SS ¥12,000- A ¥8,000- B ¥6,000- C ¥4,500-
※ 当日券は一律500円増しとなります。

■ チケット発売所: ※8月11日(土)発売
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード 594-040)
ローソンチケット 0570-00-0403(Lコード 37706)
イープラス http://eee.eplus.co.jp/(パソコンもケータイも同じアドレス)
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
レッスル池袋 03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080
プロレスショップ・アンビション 03-5213-8681
バトルロイヤル 03-3556-3223
パンクラス 03-5792-0815
※ぴあ(ファミリーマート・サンクス)、ローソンチケット、イープラス(セブンイレブン)は全国各地の窓口でお買い求め頂けます。

■ お問い合せ:パンクラス 03-5792-0815

Last Update : 10/13 17:55

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