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[全日本キック] 9.17,19 タイ:山本元気「日本式で倒して勝つ」

全日本キック "MUAY THAI CHALLENGE" 9月17日(日) 19日(火) タイ  【→カード一覧】 [→掲示板]

(9/13 up) 山本元気が12日、所属する東京・住吉のDEIONジムにて、タイ遠征試合に向けての抱負を語った。
 今回の対戦相手はグーピー・ウォー・スティラーというフェザー級のノーランカー。かつて指導していたことのあるというAJジムのヌンサヤーム・トレーナーによると、ガッチリした体つきでパンチが強く、「元気となら面白い試合になる」と保証する。
 元気は「パンチャーは希望どおり」と語る一方、「タイだと相手が変わる可能性がある」と気を緩めない。実際、いろんなタイプの選手と当たることを想定し、藤原あらしや、他団体の王者クラスの選手らとも約20Rスパーリングを行った。特にあらしとのスパーは有意義だったようで、「マススパーだったけど楽しかった。タイ人のような蹴りができるし、問題点をすぐ指摘してくれた」と振り返る。
 さらに力を入れたのはボクシングジムでのスパー。たまたま知人の選手も試合時期が近かったということもあり、ジムに行く頻度をこれまでの週1から週2に増やし、約40Rものスパーをこなしたという。
 「誰が相手にせよ僕のスタイルだとタイで判定勝ちは難しい。日本式で倒して勝つ」と話す元気。いっそう磨きのかかった右の拳が、ムエタイの聖地でも火を噴くか。
 大輝、遠藤智史のカードも下記一覧のとおり決定。いずれも相手は同階級のノーランカー。元気戦含め、メインイベントの後座として行われる。(井原芳徳)

真弘完治せず欠場。ワンロップ参戦

(8/28 up) 9.19 ルンピニー大会に出場予定だった山本真弘は、左眼窩内側壁・下壁骨折の負傷が完治せず、残念ながら欠場となった。よって同大会に出場する日本人は遠藤智史のみに。だが「スッグ・フェアテックス」と銘打たれた同大会には、ワンロップ、コムパヤック(去年10月に山本元気にTKO勝ち)、ティーレック(04年8月にNJKFの飯田誠一にKO勝ち)が参戦することが決まり、日本のファンにとっても楽しみな大会であることに変わりはない。
 なお、元気、大輝の出場する9.17ラジャダムナン大会が、タイTTV(衛星放送局)でタイ全土に生中継されることに。2人の試合はオンエア枠内での実施が予定されている。

新鋭・遠藤智史出場

(8/8 up) 全日本キックは遠藤智史(AJジム/全日本フェザー級7位)の9月のタイ遠征試合参戦を発表した。遠藤は山本真弘とともに9月19日(火)ルンピニースタジアムで試合をする。全日本は大月晴明、小林聡、山内裕太郎にオファーしたが、いずれも現在、試合スタンバイできるコンディションにないため、新鋭の遠藤を抜擢した。遠藤は9戦5勝(1KO)2敗2分の25歳。ムエタイ初挑戦。
 なお、全日本企画の「観戦ツアー」は、9月の連休中で飛行機が大変混み合うため、第一次締切が当初予定より早まり8/10(木)までとなった。

真弘&大輝も出場

(7/31 up) 全日本フェザー級王者・山本真弘、全日本ウェルター級王者・大輝がタイ遠征試合に参加することが決まった。真弘は過去日本国内でムエタイ相手に2敗1分。敵地で初白星奪取なるか? 大輝は昨年7月にラジャダムナンに上がり1R KO勝ち。その後も国内5連勝で無敗を維持している。山本元気と大輝は17日のラジャダムナンに、真弘ともう1名(今週中に発表)は19日のルンピニーに出場する。

観戦ツアー参加者募集

(7/30 up) 全日本キックがタイ遠征試合の観戦ツアーへの参加者を募集中だ。9月16日(土)18:25〜9月20日(水)15:00成田発着の4泊5日でツイン¥98,000- シングル¥118,000-(燃料サーチャージ代¥14,000、成田空港使用料¥2,040 含む。試合観戦時のリングサイド約2,000バーツは自己負担)。
 航空会社はユナイテッドエアー。宿泊はインペリアル・クインズパークホテル。17日(日)夕方にラジャダムナン、19日(火)夕方にルンピニーで試合観戦し、その他は自由行動(18日(日)は状況によりオプショナルツアーあり)。
 希望によっては5泊6日(ツイン¥103,000-・シングル ¥128,000-)、6泊7日(ツイン¥108,000- シングル¥138,000-)に変更可能。
 お問い合わせは全日本キックまで。Tel/03-3365-1171 メール/info◆aj-kick.com(◆を@に換えて下さい)

9月、ラジャ・ルンピニー & ZERO1-MAXに参戦

(7/24 up) かねてより全日本キックが9月に予定していたタイ遠征の日程が、9/17(日) ラジャダムナン・スタジアム、9/19(火) ルンピニー・スタジアムと2大殿堂を又にかけたものになる。両会場に2選手ずつ参戦。フェザー級1位・山本元気の出場が決まり、残り3選手は7月中に発表予定だ。
 さらに両大会の中日である9/18(月/祝)には、島根出身のバンタム級1位・寺戸伸近とウェルター級2位・湟川満正が故郷凱旋。島根県益田市民体育館で行われるプロレスリングZERO1-MAX「日高郁人地元凱旋興行」で、キックボクシングの特別試合に出場する。大会に関するお問い合わせはファーストオンステージまで。Tel/03-5730-3966

 

スッグ・ラジャダムナン・チューチャルン・タイティーヴィー
2006年9月17日(日) タイ・バンコク:ラジャダムナンスタジアム
開始・21:00

■主なカード

第4試合 セミファイナル 122ポンド契約 3分5R
アーリー・イングラムジム(タイ)
チューギァット・ソー・ブッサバー(タイ)

第5試合 メインイベント 147ポンド契約 3分5R
ジョームタップ・クランセーンマハーサラーカム(タイ/ラジャダムナン・ウェルター級4位)
カルハート・エークチュムポン(タイ/ラジャダムナン・ウェルター級王者)

第6試合 128ポンド(約58kg)契約 3分5R
グーピー・ウォー・スティラー(タイ/フェザー級)
山本元気(DEION GYM/全日本フェザー級1位・前王者)

第7試合 150ポンド(約68kg)契約 3分5R
ダーオチャイノーイ・シッニラン(タイ/ウェルター級)
大輝(JMC横浜GYM/全日本ウェルター級王者)


スッグ・フェアテックス
2006年9月19日(火) タイ・バンコク:ルンピニースタジアム
開始・18:30

■主なカード

第5試合 メインイベント 117ポンド契約 3分5R
マナサック・ナルパイ(タイ/ルンピニー・バンタム級4位)
コムパヤック・フェアテックス(タイ/ルンピニー・バンタム級8位)

第6試合 130ポンド(約59kg)契約 3分5R
遠藤智史(AJジム/全日本フェザー級7位)
デッドブゥアン・ソー・ブアンラット(タイ/フェザー級)

第7試合 117ポンド契約 3分5R
ワンロップ・ウィラサクレック(タイ名:ウィラサクレック・フェアテックス)(タイ/M-1バンタム級王者)
ムアンソン・ソー・プンパンムアン(タイ/バンタム級)

Last Update : 08/28 13:39

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