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[シュートボクシング] 3.25 後楽園:カノレッティ、SBタトゥ入れる?

シュートボクシング "NEO OPΘPOZ(オルトロス)" 3月25日(土) 後楽園ホール 【→カード&チケット】 [→掲示板]

(3/24 up) 後楽園大会に出場する外国人選手が23日来日。明けた24日、翌日25日に迫った試合に向けての意気込みを語った。
 メインで宍戸大樹と戦うブラジルのマルフィオ・カノレッティは万全な様子。1年前のK-1 MAXでのアンディ・サワー戦ではプライベートな問題があり、76kgほどの体重を70kgまで急激に落とすなど調整不良だったが、今回の試合に向けては72kgぐらいを維持し、減量にも余裕があるようだ。
 2分間のスパーリングでは、オーソドックスの構えから、重みとスピードのある左ミドル、左ローを当て、フック、アッパー、ボディのパンチのコンビネーションも冴え渡る。SBルールに関しても過去に土井広之とサワーと対戦した時に研究していたことから熟知している。総合の試合に意欲は無いが、チームの総合の選手と寝技の練習をしており、対応は問題なさそうだ。
 目標はS-Cup優勝。背中全体にK-1 MAXのマークのタトゥを入れているが、MAXへの未練は無い。
「自分がブラジルから出るチャンスをくれたのはK-1のおかげだが、それはもう昔のこと。他の団体にも上がっていきたいし、その団体のタトゥーを入れてもいいよ」

 この話の途中、トレーナーが突然席を立ち更衣室に戻ると、シーザー武志会長からもらったばかりのSBのTシャツを持参。カノレッティはMAXマークの入ったTシャツの上にそのTシャツを重ね着し「過去のことは忘れて、これからはSBで頑張るよ」と転向をアピールした。右腕にはMuay Thai、左腕には愛娘ジョヴァンナちゃんの名前。残るは胸と右脚ぐらいだが、カノレッティの体に新たなタトゥが入る日は遠くなさそうだ。

 韓国から来たキム・パンスーとキム・ヨンジョンは公開練習を行わずコメントのみ。パンスーは対戦相手の土井広之の映像を見ていないが、「当然自分が勝つから、見る必要もないよ」と豪語。記念撮影では土井の写真を引きちぎり、「勝ってリング上で力を示す」と表明した。ヨンジュンは緒形健一戦について「相手どうこうより、自分のペースで戦うことが大事」「日本人に負ける気がしない。死ぬ気で戦う」と話した。(井原芳徳)

 
土井、“イチ・ロー”で勝利宣言

(3/23 up) 後楽園大会に出場する宍戸大樹、土井広之、緒形健一の直前コメントがSB協会から届いた。

■ 土井広之「“イチ・ロー”で勝つ」

−−最近、調子がいいんじゃないですか。
土井 やっとね、戻ってきたかなって感じですよ。
−−で、今回は2月に続いての連戦となるわけですが。
土井 前の試合が終わってから1日しか休んでないんですよ。調子はいいわ体重は落ちるわで。やっぱり前回の試合で、会長に「若いヤツらにはまだまだ任せてらんない。オレたちが引っ張っていきます」って宣言しちゃいましたからね。まぁ自分らが頑張ってると、ジムも全体が活気づくんで、そこもいいかなと。
−−あのマイクには、会長も感動したっていってましたよ。
土井 最後、噛んじゃったんですけどね(笑)。調子が悪い時って、ああいう気持ちを忘れてたんですよね。「宍戸も出てきたし、もういいか」みたいな。でも「まだまだオレが」って思えるようになった時に、やっぱり練習にも身が入るし、調子もよくなるんですよね。
−−で、絶好調で迎える今回の試合は韓国のキム・パンスー選手。土井選手は韓国の選手とは…?
土井 二回目ですね。でも最近、韓国の選手ってレベルが上がってますよね。
−−そうですね。タイ人のトレーナーがいるジムも多いらしいですし。
土井 あ?じゃあ怖くない。所詮ね、タイ人の真似でしょ。かぶれてる選手って一番やりやすいんですよ。逆にテコンドーだったり、自分たちの色を出してくる選手の方がやりにくいんですよ。日本人でもそうじゃないですか。ムエタイかぶれの選手って、本当のトップまではいけてないでしょ。結局、自己満足なんですよ。
−−相手は『KOREA MAX』でサワー選手と判定までいってるんですけど、ビデオは見ました?
土井 ビデオは届いたんですけど、画像がめっちゃくちゃ悪いんですよ。しかも動きがすんごい速くて驚いたんですけど、それは倍速で再生してました(笑)。
−−結局、なんの参考にもしてないと(笑)。
土井 アンディに善戦したっていっても、3Rなら我慢できますからねぇ、必死にやれば。オレだってアンディとやった時、倒されたのは4Rですから。
−−そんなこと自慢してどうすんですか(笑)。
土井 もうね、ここんとこずっとWBC(※注:野球の世界一を決める国別対抗戦。日本が優勝)を見てたんで、韓国には絶対に負けらんないなと。それこそ、負けたら「人生で最大の屈辱」だと。今回はね、“キラーロー”ならぬ“イチ・ロー”で倒しますよ(笑)。
−−新技開発ですか(笑)。
土井 WBCでは韓国に1勝2敗ですからね。負け越してる分は僕が取り返しますよ。「向こう30年、シュートボクシングには触れないな」ってくらいの勝ち方しますから。(※注:イチローはWBC開幕前「戦った相手が『向こう30年は日本に手は出せない』と思うほどの勝ち方をしたい」と話していた)
−−そして、その先には世界一があると。となるとやはり『S-cup』ですよね。今回の『S-cup』は日本代表争いが激しいですけど、土井選手もその流れに参戦してるとみていいわけですよね。
土井 まあ、そこはね、一戦一戦結果を出していけば、自然とそうなるんじゃないかなと。
−−口で言うよりも結果で見せると。
土井 あんまり先のことを言いすぎても足元すくわれますからね。そういうパターンが多いんですよ、僕は。昔、卓球やったり空手やったりしてる時もそうで、「今回は優勝できる」って言ってた時に限って一回戦で負けたりするんですよ。それでいっつもオヤジに怒られてたんで(笑)。今回は静かにね、結果を出しつつチャンスを待とうかなと。


■ 宍戸大樹「針の穴を通すような攻めでいきたい」

−−今回も宍戸選手はメイン登場。相手はマルフィオ・カノレッティ選手です。
宍戸 もう、やるだけのことはやってますし、結構落ち着いてますね。
−−イム・チビン戦などもそうですが、カノレッティ選手はK-1 MAXの常連で、何かと比較対象になる試合ですよね。
宍戸 前回がああいう試合だったのにメインに使っていただいたということで、まずはその期待に応えたいですね。それと、カノレッティ選手に関してはK-1云々じゃなく、アンディが勝っている相手、でもKOは逃した相手という意味で凄く意識してるんですよ。
−−本人いわく、今までKOされたこともダウンを喫したこともない、と。
宍戸 そういう選手を倒して勝てるかどうか。それが今回のテーマになると思います。自分はまだ線が細いっていわれるんですけど、カノレッティ選手をKOすれば、70kgでの闘い、ひいては『S-cup』に向けての自信になると思うんで。そういう意味でも今回は大事な試合になると思います。
−−ズバリ、KOするパターンは見えてますか。
宍戸 一点集中の攻撃、針の穴を通すような攻めでいきたいと思ってます。他にも攻め方はあるんでしょうけど、僕のスタイルだったらそれがベストかなと。小さい穴でも細かく突いていって、打ち崩すというか。一発で倒すのはなかなか難しいと思うので。そういう無謀な夢はもう見ないことにしました(笑)。
−−無謀な夢(笑)。
宍戸 自分のスタイルをしっかりと自覚して、それを突き詰めていきたいなと。
−−カノレッティ選手は土井選手大野選手にも勝ってますし、かなりハードルとしては高いですよね。
宍戸 しかもデカイですしね。でも、そういうデカイ選手を倒していかないと、今後につながらないですから。自分より大きい選手とやると判定になってしまうと思われたくないんですよね。「そういう選手でも宍戸は倒せる」とお客さんに思ってほしいですし、それでこそエースだと思うんで。それに、アンディが勝った相手に負けてたら、『S-cup』はどうなるんだって話ですよね。
−−「宍戸はもともとスーパーライト級なのに頑張ってる」とかじゃなく、純粋に70kgの選手、『S-cup』に出る資格のある強豪として認められるかどうかがカノレッティ戦にかかっている、と。
宍戸 はい。いまだにそういう声はありますし、自分でもそれを言い訳にしてしまうんですよね。でも、相手がデカイっていうのは覚悟の上でこの階級に飛び込んでるわけですから。
−−となると、まさにこの一戦はエースとして、そして『S-cup』に向けての正念場ですね。
宍戸 はい。このハードルを乗り越えられたら、自分は選手としてもう一段高いステージに行けると思ってます。

■ 緒形健一「2試合分の気持ちを叩き付ける」

−−前回の大会は、かなり残念な結果……というか試合直前に相手が倒れて試合そのものがなくなるというアクシデントがありました。フラストレーションは相当たまってるんじゃないかなと思うんですが。
緒形 そうですね……あの時はもう、放心状態になりました(苦笑)。タイトルマッチが3日前に流れたことはあったんですけど、当日、計量が終わってからっていうのは……。次の日も「あれ、いつ試合だっけ?」って、そんな感じなんですよ。気持ちの整理がうまくつかなかった。
−−本当にビックリしましたね。
緒形 計量の朝、寒かったのもあって300グラム落ちなかったんですよ。それで必死で動いてたら相手が出てきて、こっちを睨んでプレッシャーかけてくるんですよ。それで「この野郎!」って思ってたら……。
−−試合がなくなっちゃったんですからねぇ。あれから1カ月ほどの間、どんな感じで過ごしてきたんですか?
緒形 前回、試合がなかったことで、調整時間が長く取れたと考えるようにしました。試合のためのコンディションはできてるんで、あとは気持ちをうまく切り替えて、試合にぶつけようっていう。それだけです。
−−今回の対戦相手は韓国のキム・ヨンジョン選手に決まりました。またしても未知数の相手ではあるんですが、全体的な印象として最近の韓国のキックボクサーはレベルが上がってますよね。
緒形 キックに限らず、格闘技が盛り上がってるみたいですからね。打たれ強い選手が多いし、ガンガンくる選手も多いんで、気持ちを引き締めていかないとなって思ってます。
−−そういう相手を迎えて、今回の緒形さんのテーマは?
緒形 前回と一緒なんですけど……というかまぁ、前回は試合がなかったんで(笑)。今の自分のテーマは、本来の自分の闘い方をするっていうことですね。若い頃みたいに1Rからガンガン・・・といっても単にガムシャラにいくんじゃなく、冷静に倒しにいきます。それを前回やろうとしてたのに流れちゃったんで(笑)。今回やります。
−−スキあらば倒しにいくというのが、緒形さん本来のスタイルであると。
緒形 最近は冷静になりすぎてた部分があったんですよね。それはダメだなって。自分の闘争心に、早めにスイッチを入れないと。今まではスイッチが入るのを待ってしまってたんですよ。でもこれからは待つんじゃなくて、自分からスイッチを入れて、仕掛けていこうと。
−−前回のことも含めて、会長からは何か言われましたか?
緒形 「腐らずにプラスに考えろ」っていうことを。会長も同じような経験があるらしいんですよ。海外に行って、当日試合がなくなったって。「これも勉強だと思って、プラスに考えるしかないよな」って言われましたね。
−−じゃあ今回は、前回の分も含めて鬱憤を晴らすというか。
緒形 そうですね。2試合分の気持ちを込めて、相手に叩き付けます。

カノレッティからコメント届く

(3/19 up) メインイベントで宍戸大樹と対戦するマルフィオ・カノレッティのコメントがSB協会より届いた。

−−昨年5月にアンディ・サワーと試合をして以来の来日となりますが、その間試合などは行いましたか?
「サワー選手との試合は、本当にいい勉強になりました。その後、少し時間を取って色々と頭を整理して、10月にブラジルの『Demolition Fight II』に出場して3ラウンドにKO勝ちしました」

−−シュートボクシングに初参戦することになりましたが、どのような印象を持っていますか。
「心から光栄に思っています。今年最初の試合でSBにトライ出来るということで、モチベーションも高まって最高の状態にあります。SBファンを納得させる激しい試合をして、今後も参戦できるようにしたいと思います」

−−カノレッティ選手は土井広之を破り、アンディ・サワーに敗北しました。2人ともシュートボクシングの選手ですが、因縁のようなものは感じますか。
「とても感じます。土井選手と闘った時に、SBが持っている力を感じました。とても厳しい試合だったのを覚えています。その時からSBに注目していたので、サワー選手と闘うことになった時はデジャヴのようなものを感じました。将来、SBでリマッチする可能性があるかもしれないですしね。土井選手との試合が、私とSBの歴史の始まりで、これからもそれは続いて行くのではないでしょうか」

−−シュートボクシングでは、投げ技と立ち関節技の使用が認められています。どのような対策を練りますか。
「ブラジルの格闘家は、誰でも投げ技と関節技の経験は少なからずあると思います。私は最初からムエタイやキックを目指していましたが、私のシッチマスターロニーチームにはMMAの選手もいます。今は、従来の打撃練習の他に、ブラジリアン柔術のチャンピオンやレスリングのチャンピオンと投げなどの練習をしてます。もう大分シュートボクシングルールに慣れましたよ。ただ、試合経験はないので、ミスを犯さないように意識しています」

−−対戦相手の宍戸大樹は、『シュートボクシングの新エース』と呼ばれる実力者です。彼に対する印象を聞かせてください。
「もともとライト級ながら、S-Cup 2004で2位になったのを見て、優れた実力の持ち主であることを自覚しました。彼は、とても動きが速くてコンビネーションを打つのがうまい選手ですね」

−−宍戸大樹は、2月に同じブラジル人ファイターのアンドレイ・ジダに勝利しています。
「彼が所属するシュートボクセは、MMAに適した世界一の打撃技術を開発したチームだと思います。しかし私のチームは、ムエタイやキックの試合を目的とした技術を練習しています。SBのルールは、どちらにも属してないですが、私が持っている技術のほうが活かせるのではないかと思っています」

−−宍戸戦のテーマを聞かせてください。
「宍戸選手との試合は、恐らくとても辛く激しい闘いになると思います。彼は『もう一度サワーと闘うまで誰にも負けない』という宣言をしていますが、実は私も自分自身に同じことを誓ったんです。しかし、勝敗は必ず決します。どちらの決意が勝るか勝負です」

−−宍戸戦を足がかりとして、今後はどのような目標を立てていますか。
「今年、S-Cupに出場して優勝することが私の目標です。今回の試合は、S-Cup出場への第一歩になると思いますので、絶対に勝利したい。そしてS-cup、またはその前にでも、もう一度サワー選手と闘いたいですね」

−−カノレッティ選手は、アンディ・サワーのフルショットをまともに受けながら耐えていましたね。打たれ強さには自信があるのでしょうか?
「私は今まで、プロのリングでダウンすらしたことがありません。私に勝った選手はいましたが、私を倒せる選手にはまだ会ったことがないです。倒れる時は倒れるでしょうが、今回宍戸選手に打たれても前に出て絶対に倒れないつもりですし、逆に彼が耐えることが出来ないような打撃を打ち込みます」

−−今回の試合にむけて準備した秘策のようなものがありますか?
「もちろん秘策はありますが、リング上でお見せしますとしか言えませんよ(笑)」

−−愛娘のジョヴァンナちゃんとは、どのような話をしましたか?
「ジョヴァンナには、『パパはまた日本へ闘いに行って来る。必ず日本のファンにいい試合を見せて、またいつか君を一緒に連れて行ってあげる』と伝えました。彼女を一緒に連れて行った時は、私の日本デビュー戦でしたが、今度一緒に行く時は何倍も強くなった父親の姿を見せたいです」■■■
 

緒形も韓国の新鋭と激突

(3/11 up) 緒形健一 vs. キム・ヨンジョン、石川剛司 vs. 梅下湧暉が決まった。キムは03年韓国キックボクシング新人王戦で最優秀新人賞を獲得し、その後も韓国ムエタイのタイトルを次々と奪取。今年のムエタイ世界大会ではナショナルチーム代表として出場し金メダルを獲得した。「緒形に勝ってS-cupへの出場権をもらう。負けたら死ぬ覚悟で闘う」と意気込んでいるという。
 なお、今大会より5戦未満の選手同士が試合を行う場合、これまでのフレッシュマンクラスルールではなく、新たに「スターティングクラスルール」として、2分3R+延長1R制が採用される。
 フレッシュマンクラスルールに出場するシーザージムの今井教行は本名からリングネーム「えなりのりゆき」に改名。対戦相手もファントム進也からクロスポイント吉祥寺のタイガー石井に変更となっている。(※左画像は大会ポスター)

及川、名古屋JKFの竹村と対戦

(3/10 up) SB日本スーパーフェザー級王者の“浪速のハードヒッター”及川知浩の相手が、佐藤嘉洋と共に名古屋JKFで練習する“マッドドッグ”竹村健二に決まった。
 及川は昨年9月のIKUSA GPの準決勝で、優勝者の山本真弘相手に唯一判定にもつれこむ激戦を展開したものの敗北。その後吉鷹道場を訪ねアドバイスを受けるなど、貪欲にトレーニングに取り組み自らの欠点を克服し、久々に後楽園ホールに戻って来る。
 一方の竹村は昨年9月大会で石川剛司と対戦し、再三の投げにも動じず地道に石川のスタミナを奪い、後半は肘と膝で畳み掛けて勝利をもにのした。及川のパンチとのぶつかり合いが見物だ。

土井、サワーを驚かせた韓国の若き王者と対戦

(3/8 up) 土井広之の対戦相手が、2/25 K-1 MAX韓国予選大会のスーパーファイトでアンディ・サワーと対戦したキム・パンスーに決まった。(写真右がキム/提供・シュートボクシング協会)
 キムはサワーに判定で敗れたものの、強打を受けながらも逆にパンチの連打で押し返す場面すらあったといい、サワーも「何を食べたらあんなタフになれるんだ」とその突進力に驚いたとのこと。
 若干20歳ながら韓国版K-1 MAX「KOMA」のウェルター級チャンピオンとして注目されるキムは、今年11月に開催されるS-cup2006への出場を熱望しており、「この試合に勝てばS-cupに出る資格は十分得れるだろ?11月にアンディにリベンジして優勝するためにも絶対に勝つよ」と、土井戦への意気込みを語っている。

宍戸×カノレッティ。チケット発売

(2/22 up) 宍戸大樹の対戦相手が、K-1 MAXの常連外国人・マルフィオ・カノレッティに決まった。カノレッティは03年11月のMAX世界王者対抗戦で宍戸の兄弟子である土井広之と対戦し、パンチでダウンを奪い勝利を収めたことがある。昨年5月のMAX世界大会開幕戦ではアンディ・サワーに敗れるもタフネスぶりをアピール。SBとは因縁浅からぬ選手だ。
 前回2月のアンドレイ・ジダ戦で、パワー系のブラジルスタイルに手こずっている宍戸。サワーと闘う資格を手にするために超えなければいけない相手であり、土井の敵討ちを果たすためにも絶対に負けられない一戦だ。S-CUPを前に、宍戸に大きな壁が立ちはだかる。

 

シュートボクシング協会 "NEO OPΘPOZ(ネオ・オルトロス)Series 2nd"
2006年3月25日(土) 東京・後楽園ホール
開場・17:00 開始・17:30


第10試合 メインイベント エキスパートクラス 70kg契約 3分5R
宍戸大樹(シーザージム/SB日本ウェルター級王者・S-cup 2004準優勝)
マルフィオ・カノレッティ(ブラジル/シッチマスター・ロニー/K-1 MAX 2002ブラジル王者)

第9試合 エキスパートクラス 70kg契約 3分5R
土井広之(シーザージム/前SB世界ウェルター級王者)
キム・パンスー(韓国/ソウル・ジョンムジム/KOMAウェルター級王者)

第8試合 エキスパートクラス 70kg契約 3分5R
緒形健一(シーザージム/SB日本Sウェルター級王者)
キム・ヨンジョン(韓国/チョンアン・チョンムジム) 

第7試合 エキスパートクラス 60kg契約 3分5R
及川知浩(龍生塾/SB日本スーパーフェザー級王者)
竹村健二(名古屋JKF/元全日本キック・フェザー級1位) 

第6試合 エキスパートクラス 特別ルール 59kg契約 3分3R
石川剛司(シーザージム/SB日本フェザー級1位)
梅下湧暉(湘南ジム/J-NETWORKフェザー級3位)      

第5試合 エキスパートクラス 特別ルール 68kg契約 3分3R
金井健治(ライトニングジム/SBスーパーウェルター級4位)
ファピカート・クロスフェニックス(タイ/クロスフェニックス)

第4試合 フレッシュマンクラス 55kg契約 2分3R
えなりのりゆき(シーザージム)※今井教行から改名
タイガー石井(クロスポイント吉祥寺)

第3試合 スターティングクラス ヘビー級 2分3R
西脇恵一(チームドラゴン)
炭谷直紀(シーザージム)

第2試合 スターティングクラス 58kg契約 2分3R
センカン大和(湘南ジム)
中西卓也(大阪ジム)

第1試合 スターティングクラス 57kg契約 2分3R
岩崎晃久(大村ジム)
中森保貴(シーザージム)


◆チケット料金
RS ¥10,000 SS ¥7,000 S ¥6,000 A ¥5,000 B ¥4,000
※当日券各¥500増

◆チケット一般発売スタート 2月26日(日)

◆チケット販売所
e+(イープラス)
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-00-0403
CNプレイガイド
フィットネスショップ 03-3265-4646
レッスル渋谷 03-3464-0078
板橋大山アメリカン 03-3962-6443
チャンピオン 03-3221-6237
書泉ブックマート 03-3294-0011
後楽園ホール 03-5800-9999
シュートボクシング協会 03-3843-1212
バウトレビュー(3/17(金)午後3時振込締切)

◆お問い合わせ
シュートボクシング協会 03-3843-1212

Last Update : 03/25 11:49

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